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休日の午後、庭に薪をくべて、パチパチと火が燃える音を聞きながら、自分で作ったピザを家族や友人と囲んで食べる―そんな映画のワンシーンのような時間を、自宅の庭で実現できたら素敵だと思いませんか?
本格的なピザ窯と聞くと「大変そう」「お金がかかりそう」と感じるかもしれませんが、少しの計画と工夫で、週末DIYでも実現可能です。
市販のピザオーブンもありますが、自分でレンガや耐火材を使って一からピザ窯を作ることで、より本格的な焼き上がりが楽しめ、何よりDIYならではの達成感があります。
本記事では、ピザ窯DIYに必要な知識や道具、作り方の手順、安全面のポイントまで、初心者にもわかりやすく解説していきます。
ピザ窯の最大の魅力は、その高温で一気に焼き上げる本格ピザ。家庭用オーブンではなかなか出せない500℃近い温度で、外はカリッと、中はもちっとした絶品ピザが楽しめます。
焚き火やバーベキューのような「火を楽しむ時間」が、ピザ窯には詰まっています。大人も子どもも一緒になって薪をくべたり、生地をのばしたり、トッピングを楽しんだり…家族や友人との新しい楽しみ方が広がります。
材料やデザインを選びながら、自分の手で作るピザ窯はまさに一点もの。DIYの醍醐味を存分に味わえる上、出来上がった窯は庭のインテリアとしても雰囲気抜群です。
ピザ窯とひと口に言っても、いくつか種類があります。それぞれの特徴を押さえて、自分の理想に近いスタイルを見つけましょう。
伝統的な形で、熱が窯全体に循環するため、効率よく焼き上げることができます。見た目の雰囲気も良く「ザ・ピザ窯」という印象。
DIYでは比較的作りやすく、レンガを積んで作るスタイルが主流。構造がシンプルで初心者向け。
設置が簡単で、限られたスペースでもOK。ただし、熱の蓄積力や焼き上がりのクオリティは据え置き式にはやや劣る。
上で説明した通り、ピザ窯にもいくつか種類がありますが、今回は初心者でも作りやすい四角型(ボックス型)のピザ窯をDIYする想定で説明していきます。ドーム型に比べて構造がシンプルで、木枠などの型を作る必要もありません。上の写真のように、レンガを積んで箱の形を作るイメージなので、DIY初心者でも取り組みやすく、少ない工具と材料で作れるのが魅力です。
1枚焼きにちょうど良いサイズで、庭の一角に設置できる中型の四角型ピザ窯(内径 約60cm×60cm)を想定し、必要な道具と材料をご紹介します。
・スコップ ・レンガカッターまたはサンダー ・水平器 ・モルタルを混ぜる道具(バケツ+シャベルでOK) ・ゴムハンマー ・メジャー/定規 ・軍手 ・保護メガネなど安全具
・耐火レンガ(約80〜100個) ・耐火モルタル(10kg前後) ・コンクリートブロック(6〜8個)
・砂利、砂 ・鉄板 or 耐熱プレート(1枚) ・ステンレス煙突パーツ(任意) ・耐火断熱材(必要に応じて)
ピザ窯の規模や材料のグレードによって大きく異なりますが、目安としては以下の通りです。
中古レンガや端材を活用すれば、コストをかなり抑えることも可能です。
ピザ窯作りは、一見ハードルが高そうに見えますが、一つひとつの作業は決して難しくありません。ここでは、初心者でも真似しやすい「四角型ピザ窯」を3ステップに分けてご紹介します。
まずは、ピザ窯を設置する場所を決めましょう。
スコップで草や石を取り除き、30cm四方ほどの平らなスペースを確保。
地面を10cmほど掘り、砂利→砂の順に敷いて転圧(踏み固め)します。
水平器を使って、きれいな水平を出すのがポイント!
ピザ窯は重さがあるので、しっかりした土台が必要です。水平に整地した場所にコンクリートを2段ほど積み上げて土台にします(1段でもOK)。ブロックの上面が水平になるよう調整し、ズレないように耐火モルタルで固定すると安心です。
ピザ窯の本体は、耐火レンガを四角く箱状に積むスタイルです。まず、下段のレンガをコの字型に配置します。前面は開けて、薪をくべる口にします。設置し終わったら2〜3段ほど積み上げて、ピザを焼く空間を形成します。耐火モルタルを使って、レンガ同士を接着しましょう。内側は耐火モルタルでできるだけ隙間を埋めるように丁寧に。
この作業でのコツは、毎段積むごとに水平器で確認することです。必要に応じてレンガカッターでサイズ調整もすると仕上がりがきれいになります。
四角型のピザ窯では、天井はレンガか鉄板で作ります。一番手軽なのは、厚めの鉄板をフタのように置く方法です。しっかり蓄熱でき、取り外しも可能です。よりしっかり作る場合は、レンガをアーチ状に渡してモルタルで固定する方法もありますが、難易度は高めです。
煙の抜け道があると、燃焼効率が上がり、内部も高温になりやすくなります。天井部分に煙突用の穴を空けて、ステンレス管を差し込むだけでOKです。シンプルに煙が自然に抜ける構造でも大丈夫ですが、風向きには注意しましょう。
全体が組み上がったら、数日〜1週間ほど自然乾燥させましょう。完全に乾いたら、いよいよ火入れです!
初回の使用時は「空焼き」でならします。少量の薪で火を入れ、ゆっくり温めます。このとき急加熱しないよう注意しましょう。数回に分けて「慣らし焼き」をしていくことで、内部の水分を飛ばし、割れにくくなります。
ピザ窯は「火を扱う設備」であり、かつ「屋外に常設する構造物」でもあります。
そのため、素材選びや設置方法、安全管理をしっかり行うことで、安心して長く使い続けることができます。
ここでは特に重要な2点、「耐火材の選び方」と「安全面での注意事項」について解説します。
ピザ窯DIYで最も重要な材料のひとつが「耐火レンガ」です。ホームセンターなどではいろいろな種類のレンガが販売されていますが、すべてが高温に耐えられるわけではなく、ピザ窯に向いているものとそうでないものがあるので、選ぶ際には注意が必要です。
種類 | 特徴 |
---|---|
耐火レンガ(高温用) | 1200℃以上に耐える。窯の内側に最適。色はやや白っぽい。 |
並レンガ(普通の赤レンガ) | 雰囲気はいいが、高温で割れたり崩れたりすることも。外装向き。 |
耐火モルタル | レンガの接着や隙間埋めに使用。高温に強く、ひび割れを防ぐ。 |
断熱レンガ・軽量耐火ブロック(オプション) | 断熱性が高く、外気への熱逃げを防ぐ。上級者向け。 |
ピザ窯は、火のある暮らしを楽しむためのツールですが、同時に火災ややけどのリスクも伴います。安全に使用するために、以下の点を必ず守ってください。
周囲に燃えやすいものを置かない
木材、布、落ち葉、新聞紙などはできるだけ遠ざけましょう。
燃えすぎた灰や火の粉に注意
ピザ窯を使ったあとも、しばらくは内部が高温のままです。完全に冷えるまで触れないこと。
消火道具をそばに用意
水入りバケツ、消火スプレー、消火器のいずれかを必ず近くに置いておきましょう。
今回は『庭にピザ窯がある暮らし。ゼロからはじめるピザ窯DIY』というタイトルで、ピザ窯DIYに必要な知識や道具、作り方の手順、安全面のポイントまで、初心者にもわかりやすく解説しました。
ピザ窯DIYは、決して特別なスキルや高額な費用が必要なわけではありません。レンガを一つひとつ積み上げ、自分の手で作り上げるその時間こそが、DIYの醍醐味です。安全に配慮しながら、素材を選び、少しずつ形になっていくピザ窯。
そして完成後には、家族や友人と囲む“火を楽しむ食卓”が待っています。
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