メニュー

秋田市・潟上市で輸入住宅の新築やリフォームは住広ホーム|インターデコハウス秋田・ナチュリエ秋田

COLUMN コラム

庭にピザ窯がある暮らし。ゼロからはじめるピザ窯DIY

DIY
庭にピザ窯がある暮らし。ゼロからはじめるピザ窯DIY

休日の午後、庭に薪をくべて、パチパチと火が燃える音を聞きながら、自分で作ったピザを家族や友人と囲んで食べる―そんな映画のワンシーンのような時間を、自宅の庭で実現できたら素敵だと思いませんか?

本格的なピザ窯と聞くと「大変そう」「お金がかかりそう」と感じるかもしれませんが、少しの計画と工夫で、週末DIYでも実現可能です。

市販のピザオーブンもありますが、自分でレンガや耐火材を使って一からピザ窯を作ることで、より本格的な焼き上がりが楽しめ、何よりDIYならではの達成感があります。

本記事では、ピザ窯DIYに必要な知識や道具、作り方の手順、安全面のポイントまで、初心者にもわかりやすく解説していきます。

ピザ窯DIYの基本知識

ピザ窯DIYの魅力とは?

本格ナポリピザが自宅で焼ける!

ピザ窯の最大の魅力は、その高温で一気に焼き上げる本格ピザ。家庭用オーブンではなかなか出せない500℃近い温度で、外はカリッと、中はもちっとした絶品ピザが楽しめます。

火を囲むアウトドア体験

焚き火やバーベキューのような「火を楽しむ時間」が、ピザ窯には詰まっています。大人も子どもも一緒になって薪をくべたり、生地をのばしたり、トッピングを楽しんだり…家族や友人との新しい楽しみ方が広がります。

世界に一つ、自分だけのピザ窯

材料やデザインを選びながら、自分の手で作るピザ窯はまさに一点もの。DIYの醍醐味を存分に味わえる上、出来上がった窯は庭のインテリアとしても雰囲気抜群です。

ピザ窯の種類と特徴を知ろう

ピザ窯とひと口に言っても、いくつか種類があります。それぞれの特徴を押さえて、自分の理想に近いスタイルを見つけましょう。

● ドーム型(ナポリ式)

伝統的な形で、熱が窯全体に循環するため、効率よく焼き上げることができます。見た目の雰囲気も良く「ザ・ピザ窯」という印象。

● 四角型(ボックス型)

DIYでは比較的作りやすく、レンガを積んで作るスタイルが主流。構造がシンプルで初心者向け。

● ポータブル式(市販キット)

設置が簡単で、限られたスペースでもOK。ただし、熱の蓄積力や焼き上がりのクオリティは据え置き式にはやや劣る。

ピザ窯DIYに必要な道具と材料

上で説明した通り、ピザ窯にもいくつか種類がありますが、今回は初心者でも作りやすい四角型(ボックス型)のピザ窯をDIYする想定で説明していきます。ドーム型に比べて構造がシンプルで、木枠などの型を作る必要もありません。上の写真のように、レンガを積んで箱の形を作るイメージなので、DIY初心者でも取り組みやすく、少ない工具と材料で作れるのが魅力です。

1枚焼きにちょうど良いサイズで、庭の一角に設置できる中型の四角型ピザ窯(内径 約60cm×60cm)を想定し、必要な道具と材料をご紹介します。

【道具】

・スコップ ・レンガカッターまたはサンダー ・水平器 ・モルタルを混ぜる道具(バケツ+シャベルでOK) ・ゴムハンマー ・メジャー/定規 ・軍手 ・保護メガネなど安全具

【材料】

・耐火レンガ(約80〜100個) ・耐火モルタル(10kg前後) ・コンクリートブロック(6〜8個)

・砂利、砂 ・鉄板 or 耐熱プレート(1枚) ・ステンレス煙突パーツ(任意) ・耐火断熱材(必要に応じて)

ピザ窯DIYの費用

ピザ窯の規模や材料のグレードによって大きく異なりますが、目安としては以下の通りです。

  • 小型:1〜2万円程度(簡易タイプ)
  • 中型:3〜5万円(ドーム型や本格型)
  • 大型:5万円以上(煙突付き+断熱施工)

中古レンガや端材を活用すれば、コストをかなり抑えることも可能です。

ピザ窯DIYの手順

ピザ窯作りは、一見ハードルが高そうに見えますが、一つひとつの作業は決して難しくありません。ここでは、初心者でも真似しやすい「四角型ピザ窯」を3ステップに分けてご紹介します。

Step1. 設置場所の選定と準備

まずは、ピザ窯を設置する場所を決めましょう。

【ポイント】

  • 地面が平らで安定した場所(コンクリート土間、砂利敷き、整地した庭など)
  • 周囲に燃えやすいもの(木材、落ち葉、布など)がないこと
  • 風の通りが良く、煙が近隣の迷惑にならない場所

【整地のやり方】

  1. スコップで草や石を取り除き、30cm四方ほどの平らなスペースを確保。

  2. 地面を10cmほど掘り、砂利→砂の順に敷いて転圧(踏み固め)します。

  3. 水平器を使って、きれいな水平を出すのがポイント!

Step2. 土台と窯本体の組み立て

2-1. 土台を作る

ピザ窯は重さがあるので、しっかりした土台が必要です。水平に整地した場所にコンクリートを2段ほど積み上げて土台にします(1段でもOK)。ブロックの上面が水平になるよう調整し、ズレないように耐火モルタルで固定すると安心です。

2-2.  窯本体のレンガ積み

ピザ窯の本体は、耐火レンガを四角く箱状に積むスタイルです。まず、下段のレンガをコの字型に配置します。前面は開けて、薪をくべる口にします。設置し終わったら2〜3段ほど積み上げて、ピザを焼く空間を形成します。耐火モルタルを使って、レンガ同士を接着しましょう。内側は耐火モルタルでできるだけ隙間を埋めるように丁寧に。

この作業でのコツは、毎段積むごとに水平器で確認することです。必要に応じてレンガカッターでサイズ調整もすると仕上がりがきれいになります。

Step3. 屋根(天井)と煙突をつける

3-1. 天井(蓋)を作る

四角型のピザ窯では、天井はレンガか鉄板で作ります。一番手軽なのは、厚めの鉄板をフタのように置く方法です。しっかり蓄熱でき、取り外しも可能です。よりしっかり作る場合は、レンガをアーチ状に渡してモルタルで固定する方法もありますが、難易度は高めです。

3-2. 煙突を設置(あれば便利)

煙の抜け道があると、燃焼効率が上がり、内部も高温になりやすくなります。天井部分に煙突用の穴を空けて、ステンレス管を差し込むだけでOKです。シンプルに煙が自然に抜ける構造でも大丈夫ですが、風向きには注意しましょう。

Step.4 仕上げ

全体が組み上がったら、数日〜1週間ほど自然乾燥させましょう。完全に乾いたら、いよいよ火入れです!

初回の使用時は「空焼き」でならします。少量の薪で火を入れ、ゆっくり温めます。このとき急加熱しないよう注意しましょう。数回に分けて「慣らし焼き」をしていくことで、内部の水分を飛ばし、割れにくくなります。

ピザ窯DIYのポイントと注意点

ピザ窯は「火を扱う設備」であり、かつ「屋外に常設する構造物」でもあります。
そのため、素材選びや設置方法、安全管理をしっかり行うことで、安心して長く使い続けることができます。

ここでは特に重要な2点、「耐火材の選び方」と「安全面での注意事項」について解説します。

耐火材の選び方

ピザ窯DIYで最も重要な材料のひとつが「耐火レンガ」です。ホームセンターなどではいろいろな種類のレンガが販売されていますが、すべてが高温に耐えられるわけではなく、ピザ窯に向いているものとそうでないものがあるので、選ぶ際には注意が必要です。

【おすすめの耐火レンガの種類】

種類 特徴
耐火レンガ(高温用) 1200℃以上に耐える。窯の内側に最適。色はやや白っぽい。
並レンガ(普通の赤レンガ) 雰囲気はいいが、高温で割れたり崩れたりすることも。外装向き。
耐火モルタル レンガの接着や隙間埋めに使用。高温に強く、ひび割れを防ぐ。
断熱レンガ・軽量耐火ブロック(オプション) 断熱性が高く、外気への熱逃げを防ぐ。上級者向け。

【選び方のポイント】

  • 窯の内側(火が直接当たる場所)は、必ず「耐火レンガ」を使用。
  • 外壁や装飾部分は、並レンガやブロックでも可(見た目重視でもOK)。
  • モルタルは必ず「耐火モルタル」を使いましょう。普通のモルタルは高温で割れやすくなります。

安全面の注意

ピザ窯は、火のある暮らしを楽しむためのツールですが、同時に火災ややけどのリスクも伴います。安全に使用するために、以下の点を必ず守ってください。

【火の取り扱いに関する注意点】

  1. 周囲に燃えやすいものを置かない
     木材、布、落ち葉、新聞紙などはできるだけ遠ざけましょう。

  2. 燃えすぎた灰や火の粉に注意
     ピザ窯を使ったあとも、しばらくは内部が高温のままです。完全に冷えるまで触れないこと。

  3. 消火道具をそばに用意
     水入りバケツ、消火スプレー、消火器のいずれかを必ず近くに置いておきましょう。

【周辺環境への配慮】

  • 煙の方向をチェック
     風向きをよく確認し、近隣住宅や洗濯物に煙が行かないよう配慮します。煙突があると排気をコントロールしやすくなります。
  • 夜間や風の強い日の使用を避ける
     特に風が強い日は火の粉が飛びやすく、危険度が高まります。
  • 火を使う前に天気予報・近隣状況をチェック
     乾燥注意報や強風注意報が出ている日は使用を控えるのが安全です。

【ご近所との関係にもひと工夫】

  • 最初に作るときや初めて使用するときには、ご近所さんにひと言伝えておくとトラブルを防げます。

まとめ

今回は『庭にピザ窯がある暮らし。ゼロからはじめるピザ窯DIY』というタイトルで、ピザ窯DIYに必要な知識や道具、作り方の手順、安全面のポイントまで、初心者にもわかりやすく解説しました。

ピザ窯DIYは、決して特別なスキルや高額な費用が必要なわけではありません。レンガを一つひとつ積み上げ、自分の手で作り上げるその時間こそが、DIYの醍醐味です。安全に配慮しながら、素材を選び、少しずつ形になっていくピザ窯。
そして完成後には、家族や友人と囲む“火を楽しむ食卓”が待っています。

「こんな暮らしがしてみたかった」――そんな憧れを、自宅の庭で叶えてみませんか?

新ブランド「ナチュリエ」では、今の暮らしにぴったり合うものを、自分の好きなように手作りする、世界にひとつだけの手作りの家具や小物に囲まれた暮らしを叶えます。DIYでより好きな暮らしを手に入れたり、快適さをプラスして楽しんでいるオーナー様も多数いらっしゃいます。

ナチュリエの魅力をもっと知りたい方は、ぜひ資料請求をお申し込みください。また、モデルハウスオーナーとしてナチュリエの家に住んでみたい方も募集中です。家族の未来を共に創り上げる第一歩を踏み出してみませんか?

無料カタログ請求はこちら:https://sumikouhome.co.jp/contact/

モデルハウスオーナー募集はこちら:https://sumikouhome.co.jp/2024/10/7404/

この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・ナチュリエ秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

同じカテゴリの記事

サウナ好き必見!自宅サウナをDIYで設置する方法

収納力アップ!DIYで賢く作るウォークインクローゼットのコツ

シンプル&おしゃれ!初心者でも挑戦できるベッドフレームDIY

カフェのような空間作り!おしゃれな内装デザイン&DIY

一覧に戻る

ご相談・お問い合わせ CONTACT

ご相談だけでも大歓迎です!
まずはお気軽にお問い合わせください!

TEL.
018-883-1135

お電話受付時間 9:00 〜 18:00

資料請求

資料請求

まずは資料を見てじっくり検討をするところから始めたいという方はこちら

資料請求をする
セミナー・イベント情報

セミナー・イベント情報

まずは住広ホームの家づくりを知るところから始めたいという方はこちら

イベント情報を見る
無料相談

無料相談

気になること、不安や相談ごとをすぐに解消したいという方はこちら

相談会に参加する