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サウナ好き必見!自宅サウナをDIYで設置する方法

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サウナ好き必見!自宅サウナをDIYで設置する方法

サウナ好きなら、一度は憧れる「自宅サウナ」—
毎日好きな時間に、誰にも邪魔されずに「ととのう」ことができたら最高ですよね。しかし、市販のホームサウナは数十万円〜数百万円するものが多く、手が届きにくいのが現実。

そんな中、最近、既製品のキットを使った簡単なものから、本格的なフィンランド式サウナまで、自宅にサウナを作る人が増えています。「DIYで作る自宅サウナ」なら、コストを抑えながら、好きなデザインやサイズで理想のサウナを実現できますよ。

「でも、サウナってどうやって作るの?」
「材料費や工事の手間はどれくらい?」
「屋内と屋外、どっちがいい?」
「ストーブや換気の設置って難しくない?」

そんな疑問を持つ方のために、本記事では自宅サウナをDIYで設置する方法を、設計・施工・費用・注意点まで詳しく解説します!

DIYが好きな人はもちろん、「自宅で本格的なサウナを楽しみたい!」という方も、ぜひ参考にしてください。

どんなサウナを作る? 自宅サウナの設計と計画

自宅サウナを作る前に、まず 「どんなサウナを作りたいか?」 を決めましょう。サウナにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。

屋内か屋外か?設置場所を決める

自宅サウナを作る際に、まず決めるべきなのが「屋内にするか、屋外にするか」という点です。どちらにもメリット・デメリットがあるため、それぞれの特徴を踏まえて自分に合った設置場所を選びましょう。

【屋内サウナの特徴】

屋内にサウナを設置する最大のメリットは天候の影響を受けず、いつでも快適に使えることです。家の一部として組み込むことで、すぐに入浴やシャワーを浴びることができるのも魅力的です。また、冬場でも温度管理がしやすく、暖房効果が高いため光熱費を抑えられるメリットもあります。

しかし、屋内にサウナを作る場合は換気や防水対策が必須です。サウナ内の湿気が家全体に広がるとカビの原因になるため、適切な排気システムを整える必要があります。また、スペースが限られるため、大型のサウナを設置するのは難しいという点も考慮しなければなりません。

【屋外サウナの特徴】

一方で、屋外にサウナを作る場合の最大の魅力は設計の自由度が高いことです。庭やベランダに小屋を設置するスタイルが一般的で、広さやデザインを自由に決められるため、本格的なフィンランド式サウナやロウリュができるタイプもDIYしやすくなります。また、サウナ後にそのまま外気浴を楽しめるのも屋外サウナならではの醍醐味です。

ただし、屋外サウナは天候の影響を受けやすいため、雨や雪への対策が欠かせません。特に断熱材や耐水加工をしっかり行わないと、冬場の冷え込みで温まりにくくなったり、湿気で木材が傷んだりする可能性があります。また、基礎工事が必要になることが多く、設置場所によっては準備に手間がかかる点もデメリットと言えます。

結論として、「どこにサウナを設置するか」はライフスタイルや住宅環境によって選ぶのがベストです。

  • 室内に十分なスペースがあり、手軽に楽しみたいなら屋内サウナ
  • 広い庭やベランダがあり、より本格的なサウナを作りたいなら屋外サウナ

初心者には、庭やベランダに小さなサウナ小屋を作る「屋外サウナ」がおすすめです。気密性や換気の確保がしやすく、家への影響を最小限に抑えられるため、DIYの自由度も高くなります。

自宅サウナの作り方:DIY or キット?

サウナをDIYする方法は、大きく分けて完全DIYサウナキットを使うの2種類があります。完全DIY」は木材や断熱材を使い、ゼロから作る方法です。コストを安く抑えられますが、作業の手間はかかります。「サウナキット」は既成のパーツを組み立てるだけなので、施工が楽ですが、価格は高めです。

メリットやデメリットを理解した上で、DIYが得意でコストを抑えたいなら完全DIY”、“手軽に作りたいならキット”という考え方で選ぶといいでしょう。

自宅サウナDIYの費用:コストを抑えて理想の空間を作るには?

自宅サウナをDIYする際に最も気になるのが、「実際、どのくらいの費用がかかるのか?」という点ではないでしょうか。サウナは温度管理や断熱・換気など特殊な構造が必要なため、費用感を把握しておかないと途中で予算オーバーになってしまうこともあります。

ここでは、「完全DIY」と、サウナキットを使う場合の大まかな費用を比較してみます。

【完全DIYの費用目安】

まず、小屋タイプの屋外サウナを完全DIYで作る場合、木材・ストーブ・断熱材・照明・換気など、すべて自分で準備する必要があります。

必要となるものは「木材(外壁・内装・ベンチ用)」「断熱材・防水シート・気密テープ」「ストーブ(電気 or 薪)」「ベンチ・床材」「屋根材・金具・ビス等の資材」「照明・電気配線」「工具レンタル or 購入費(必要に応じて)」などで、これらを一通り用意する場合の費用の目安は約17~47万円程度と想定されます。

この価格帯では、2人〜4人用の屋外サウナが作れることが多いのですが、もし「まずは1人〜2人で使えれば十分」「できるだけ低予算で挑戦したい」という場合は、サウナの規模を小さく設計することで、費用を大きく抑えることができます。

例えば、1〜2人用のサウナ(約1畳程度のサイズ)であれば、使用する木材の量や断熱材の面積が少なくて済みますし、ストーブも小型のもので十分なので、費用目安は約8~16万円程度となります。このように、予算に合わせてサウナの規模を調整できるのが完全DIYの大きな魅力です。

なお、薪ストーブを選ぶ場合は煙突の設置や耐熱板が必要になり、その分コストは上がりますが、ロウリュが楽しめる本格派サウナが完成します。

【サウナキットを使った場合の費用目安】

サウナキットはパーツがあらかじめ揃っており、初心者でも比較的簡単に組み立てることができます。キットの魅力は、設計の手間や施工ミスのリスクが少ないこと。ただし、完全DIYに比べるとコストは高くなりがちです。

  • 小型屋内用サウナキット(1〜2人用):約30万円〜
  • バレルサウナキット(屋外向け):約50〜100万円
  • 大型屋外用サウナキット(4人以上):約100〜150万円

配置と設計のポイント

サウナを快適に、安全に楽しむためには、設置場所やサイズだけでなく、内部のレイアウトや構造の工夫がとても重要です。見た目が良くても、熱の伝わり方や換気がうまくいかなければ「ただの暑い小屋」になってしまうことも…。

ここでは、快適なサウナ空間を作るための設計と配置のポイントを詳しく見ていきましょう。

1.ストーブの配置は「部屋の対角線」が理想的

サウナ内の温度をできるだけ均一にするためには、ストーブは出入口から離れた対角線上の場所に設置するのが一般的です。これにより、熱が全体にじんわり広がりやすくなり、「座る場所によって暑さが違う」というムラを防げます。

また、ストーブのすぐ上や真横にベンチを配置するのは避けた方が無難です。熱が集中しすぎて長時間座っていられないことがあります。

2.ベンチは2段階構成にして温度差を調整

スペースに余裕があるのであれば、サウナのベンチは2段〜3段の構成にするのがベスト。熱は上にたまるため、上段は90℃前後、下段は70℃前後など、自然な温度差が生まれます。これにより、「今日はちょっと控えめに温まりたいな」という日も下段でリラックスでき、家族や友人と一緒に使う時にも柔軟に対応できます。

段の高さは目安として、下段:約40〜50cm、上段:約80〜100cm。足を置くステップもつけておくと昇り降りがスムーズです。ただし、一人用などでそこまで作り込む必要がない場合は、ベンチ1段でも十分でしょう。

3.断熱・気密性は設計の最重要ポイント

サウナは、高温環境を維持するために高い断熱性と気密性が求められます。以下の素材・構造がおすすめです。

  • 断熱材:グラスウール、ロックウール、スタイロフォームなどを壁・天井にしっかり入れる
  • 内装材:耐熱性があり、香りも良いヒノキ・杉・パイン材が人気
  • 気密テープ・シーリング材で隙間をしっかりふさぐ

これにより、短時間で室温が上がり、エネルギー効率も向上します。また、断熱性能が高いと外気の影響も受けにくくなり、冬場でも安定した温度でサウナを楽しめます。

4.換気の設計は「吸気」と「排気」のバランスが重要

サウナは高温高湿の空間なので、新鮮な空気の取り込みと、こもった空気の排出が必要です。これを怠ると、息苦しくなったり、カビや結露の原因になったりします。基本的な考え方としては、吸気口はストーブの下あたり(低い位置)に設置します。排気口は対角線上の高い位置に設置します。

空気の流れを作ることで、熱と湿気が偏らず、呼吸もしやすい快適空間になります。電動ファンを付けると、より安定した換気が可能です。

5.照明とスイッチ類の配置で雰囲気を演出

快適なサウナ時間を演出するには、照明の工夫も欠かせません。例えば、暖色系の間接照明を壁の隙間に仕込むと、落ち着いた雰囲気になります。天井や壁の上部に防湿仕様のLEDライトを設置すれば、安全性も確保できます。電源スイッチはサウナ室外に設置するのが基本です。室内に置く場合は耐熱・防湿仕様を選びましょう。

照明が強すぎるとリラックスできないので、明るすぎない、目に優しい光が理想です。

6.動線も考えよう!

サウナに入った後の「ととのう時間」を快適にするには、動線も大事です。屋内なら、シャワーや浴室が近くにあると便利ですし、屋外なら、サウナ小屋のそばに外気浴用のデッキチェアや水風呂スペースを設けるのがおすすめです。

特にサウナ愛好家の間では、「熱→冷→休憩」の3ステップがととのいの黄金ルートとされており、この導線をスムーズにすることで、より深いリラックスを体感できます。

自宅サウナ(1〜2人用)DIYの流れ

ここからは、約1畳サイズの1〜2人用サウナを低予算でDIYする場合の具体的な施工手順を紹介していきます。作業時間は、おおよそ数日〜1週間程度です。コンパクトな設計とはいえ、断熱性・気密性・安全性をきちんと確保することが快適なサウナ作りのカギになります。

工程は大きく分けて以下の3ステップです。

Step1. 足場(基礎)と柱・壁の設置

1-1. 設置場所を整える(屋外の場合)

屋外に設置する場合は、地面に直接置くのではなく、水平で安定した基礎を作ることが大切です。以下のような方法が一般的です。

  • コンクリートブロックを並べてその上に土台を置く
  • ウッドデッキの上に設置する
  • 防湿シート+砂利で簡易基礎を作る

室内に設置する場合でも、床下に断熱マットや防水シートを敷いておくと安心です。

1-2. 柱と骨組みの設置

約1畳(幅90cm〜100cm × 奥行180cm前後)のサウナなら、2×4材(ツーバイフォー材)を使った簡単なフレーム構造で十分です。柱と梁で四角い枠を作り、側面にはベニヤや構造用合板を取り付けます。天井高は約180cm〜200cm程度が目安(熱が溜まりすぎず効率的)。

1-3. 壁の断熱・気密処理

壁と天井にはしっかり断熱材を入れましょう。安価で加工しやすい「グラスウール」や断熱性が高い「スタイロフォーム」といった素材がおすすめです。

断熱材の上からアルミ断熱シートや気密フィルムを貼ると、熱の逃げを防げます。その上に、内装材として耐熱性のある木材(ヒノキ・パイン・杉など)を施工しましょう。

Step2. 屋根や扉の設置

2-1. 屋根(天井)の仕上げ

屋外設置の場合は、屋根に波板(ポリカーボネート)やトタン板などを使用して、雨風を防ぎます。傾斜をつけて排水しやすくしましょう。

室内設置であれば、木材でフラットな天井を作り、断熱処理だけしっかりしておけばOKです。

2-2. 扉の選び方と設置

サウナの扉は、できるだけ断熱性のある木製のものを選びましょう。ホームセンターなどで販売されている室内ドアを流用することも可能です。自作する場合はベニヤや合板+断熱材で厚みのある扉にします。ロック機構はシンプルなラッチ錠や引き戸タイプでもOK。隙間を埋めるためにスポンジテープやパッキンを使うと気密性がアップします。視界がほしい場合は、小さな耐熱ガラス窓を取り付けてもおしゃれです。

Step3. ストーブやベンチの設置

3-1. ストーブの設置

低予算&コンパクトなサウナでは、家庭用の小型電気サウナストーブ(1.6〜2kW)が最も扱いやすく安全です。主流は壁面に専用金具で固定するタイプです。電源は100Vでも稼働する製品がありますが、本格的に使いたいなら200Vが推奨です。ストーブ周辺には、耐熱材(防火ボード)や金属プレートなどを取り付けて安全対策を行いましょう。薪ストーブはロウリュが楽しめますが、煙突や防火対策が必要なため初心者向きではありません。

3-2. ベンチの製作

1人〜2人用のサウナでは、L字型または1列配置のベンチがコンパクトでおすすめです。ベンチの高さは約45cmが標準です。座面は通気性のあるスノコ状にします。可能であれば足置きステップを追加しても良いでしょう。ベンチの素材には、熱くなりにくく肌触りの良い木材(ヒノキ・アスペン・杉など)を使うと快適です。

自宅サウナDIYのポイントと注意点

法規制の確認

特に屋外サウナを作る場合、 建築基準法や火気使用のルールを確認しましょう。自治体によって異なるため、事前に問い合わせるのがベストです。

ストーブの選び方

手軽でメンテナンスが簡単な電気ストーブと、本格的なロウリュを楽しめる薪ストーブがありますが、初心者には電気ストーブがおすすめです。

快適なサウナにするための工夫

・気密性を高める:熱が逃げないように、隙間をしっかり塞ぐ

・換気口を設ける:サウナ内の空気がこもらないようにする

・照明を工夫する:間接照明でリラックスできる空間に

まとめ

サウナ好きなら誰もが一度は憧れる「自宅サウナ」。市販のサウナキットは高額ですが、DIYなら予算やスペースに合わせて、自分だけのサウナを手作りすることが可能です。

本記事では、『サウナ好き必見!自宅サウナをDIYで設置する方法』というタイトルで、屋内と屋外の違いやそれぞれの特徴、完全DIYとキットの比較、1〜2人用のサウナを想定した設計・施工の流れ、そして快適に使うためのポイントまで詳しくご紹介しました。

完全DIYなら、8〜16万円程度の予算でもしっかりと「ととのえる」サウナを実現できます。材料選びや断熱・換気など少しの工夫を加えることで、使い心地が大きく変わるのもDIYの醍醐味です。最初は小さなサウナから始めて、徐々にアップグレードしていくのも楽しいですよ。

 

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・ナチュリエ秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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