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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
北欧の国の一つ、フィンランドに行くと長い歴史の中でつくられてきた様々な様式の建築物や美しい街並みを観ることができます。そんなフィンランドについて日本との関係や自然豊かな風土、歴史などと合わせてご紹介していきたいと思います。
フィンランドと日本は今年2019年に外交関係樹立100周年を迎えます。3月にはフィンランド生まれの人気キャラクター「ムーミン」を題材にした日本初のテーマパーク「Metsa(メッツァ)」が埼玉県飯能市にオープンするなどまだまだ注目を浴びそうです。
目次
「フィンランドってどんな国?」あまりよく知らない方もいると思いますが、実は日本との共通点が意外と多く、知るときっと親近感が持てます。
欧米では家の中でも靴を履いているイメージですが、フィンランドでは玄関で靴を脱ぐのが普通。ただ、玄関ドアから廊下まで段差はなく平らなので、日本の家のように靴を脱ぐ場所ははっきりしていなく玄関入ってすぐのコートをかける場所の下に置いたりするそうです。
日本の各家庭にお風呂があるように、フィンランドでは各家庭でサウナ室を持っています。毎日ではなくても、週に何度か入浴を楽しむそうで、日本と同様にライフスタイルの一部となっているようです。
海外では難しいと思われている日本語ですが、フィンランド語は発音がとても似ていて聞き取りやすく話しやすいです。また、文字通りそのまま読めるので日本人には理解しやすい言語になります。
フィンランド人は目立ちたがらない性格で控えめです。シャイで人見知りな点も日本人と共通しています。礼儀正しく、時間や約束をきちんと守る国民性も似ていますね。どうですか?共通点が見つかると、少し距離が近づいたように感じませんか?
フィンランドと日本、一見遠いようにも感じますが、実は物理的距離も意外と近く、直行便を利用すると、「日本から一番近いヨーロッパの国」なんです。成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港とヘルシンキ国際空港との間に直行便が発着していて、首都のヘルシンキまでは約9時間半ほどで行けてしまいます。
一方、フィンランドでも日本の漫画やアニメが親しまれるなど、親日家の方が多く見受けられます。
フィンランドは緯度60度と70度の間に位置する欧州最北端の国。国土面積は33万平方キロメートルほどで日本の九州8県を除いた面積とほぼ同じです。国土の3分の1が北極圏に属するため冬は長く寒い時期が続きますが、ノルウェー沿岸を流れる暖流のおかげで、同緯度のほかの地域と比べると比較的穏やかな気候です。
「森と湖の国」と呼ばれるフィンランド。国土の約10%は水域で、湖の数はどの国よりも多く約19万もあり、水道水は高質で新鮮なためそのまま飲むことが出来るそうです。また、森の面積も2000万ヘクタールと国土の約3分の2に及び、欧州一の森林国となっています。
国土を占める森林率も日本とほぼ同じです。
四季も比較的はっきりしており、夏には太陽が沈まない「白夜」が1カ月以上続いたり、冬には天空に幻想的なオーロラが現れます。フィンランドは世界有数のオーロラ観賞スポットとして観光客にも人気を集めていますよね。
こんなにも自然豊かなフィンランドでは、「自然享受権」という自然の恵みを誰もが楽しむ権利が法律で認められているほどです。それだけ自然が生活の一部として慣れ親しまれてきました。自然との共存は文化をはじめ、ものづくりの発想や創造にも大きな影響を与えており、現代の北欧デザインにもつながっています。
800年以上の歴史を持つフィンランドの建築は、国境が隣り合うスウェーデンとロシアからの影響を強く受けています。
スウェーデンに支配されたのは1155年、スウェーデン王エリック9世により「十字軍」が侵入したのを機に、それから650年にもわたって支配下におかれました。
1260年頃には要塞としてハメーンリンナにハミ城が、1280年にはバルト帝国を維持するのに重要な役割を果たしたトゥルク城が建設されました。1200年代に造られたフィンランド最古の都市トゥルクは首都がヘルシンキに遷都するまで栄えました。
1300年に建てられたトゥルク大聖堂は今なおスウェーデン統治時代の面影を残して建っています。ヘルシンキ屈指の世界遺産である海上要塞スオメンリンナはスウェーデン時代を代表する建築でもあります。
1709年にスウェーデンとロシア間で戦争が起こり、ロシア軍が勝利。その後フィンランド東部がロシアに割譲され、1808年のフィンランド戦争によりフィンランド全域が割譲されました。
ヘルシンキのシンボルであるヘルシンキ大聖堂はロシア帝国統治時代の1830年から1852年にわたって建設されたものです。1868年に建築されたウスペンスキ寺院はビザンティン・ロシアスタイルの建築様式が見られる西ヨーロッパ東方正教最大の教会です。
1917年、ロシア革命の後、フィンランドはロシアからの独立を宣言。1919年に現在のフィンランド共和国となりました。1920年頃になると、古典主義建築様式に北欧、ドイツ、イタリアなどの要素が加わった北欧古典主義建築が現れます。1931年に完成したフィンランド国会はこの建築スタイルの石造建築を代表するものです。
このようにフィンランドには歴史的背景を色濃く反映した数々の建築物が残っています。
ヨーロッパと聞くと石造りの建造物をイメージする人が多いかもしれませんが、欧州一の森林国であるフィンランドでは、前世紀まで建物のほとんどが木造でした。田舎の方に行くと今でも街の建物すべてが木造建築の地域もあります。
そんな歴史ある木造建築の街並みが見られる場所をいくつかご紹介します。
首都ヘルシンキはデザインや建築、カルチャーやショッピングなどが楽しめる、主な観光地がコンパクトにまとまった活気あふれる海辺の街で、大きな公園や森、湖、島など自然にも囲まれています。
ヘルシンキには、前述のようにフィンランドがかつてスウェーデンとロシアそれぞれの大国に統治されていた時代を代表する様々な様式やスタイルの建築物が存在しています。そんな伝統的建築物が建ち並ぶ街並みが見られるのも魅力の一つです。
ヘルシンキ市内の「カピュラ地区」は、緑豊かな中にかわいい色合いの外観がなじむ木造2階建てが並ぶ住宅街です。この地区は1900年前半、第一次世界大戦後の混乱期に住宅の供給の必要性に迫られて建設されました。
ヘルシンキの中心地に最も近い「ヴァッリラ地区」は築100年以上経つ北欧古典主義スタイルの木造建築が並ぶ街。ここは当時、近くにある陶器ブランド『アラビア』の工場で働く従業員のための住居が建設されたのがはじまりだそうです。
この地区にある「ヴァッリラ図書館」はフィンランドの著名な建築家ユハ・レイヴィスカが設計したものです。
フィンランドの南西に位置するトゥルクは、かつて首都として栄えた歴史ある古都でフィンランド最古の街。
トゥルクにはかつて重要な軍事要塞であったフィンランド最古のお城「トゥルク城」や100mの塔を持つフィンランド最古の教会「トゥルク大聖堂」、フィンランドの伝統的建築物や文化、手工芸などについて展示している野外博物館「ルオスタリンマキ手工芸博物館」といった歴史的観光スポットがあり、隣国スウェーデンの影響を直に受けた美しい街並みが今も顕在しています。
またトゥルクの街の中心を流れるアウラ川の西にあるポルッツァには、狭い石畳の道に歴史ある木造住宅が並んでおり、フィンランドで一番美しい木造建築地区となっています。
ヘルシンキからバスで約1時間ほど東に向かうと、川沿いに建ち並ぶ赤い木造倉庫群と丘の上に立つ白壁の大聖堂が象徴的な街ポルヴォーが見えてきます。
旧市街の一角には現在も美しい街並みが保存されており、フィンランドで2番目に古い街と言われています。14世紀初めに建てられた「ポルヴォー大聖堂」は、白い塗り壁に深くかぶさる切妻屋根が印象的な街のシンボル。
ゆるやかな石畳の坂道はどこを上っても、この大聖堂へとたどり着くようになっていて、その道沿いには自由な色のペンキで壁や窓枠が塗られた民家や商店など低層の木造家屋が建ち並んでいます。
民家の窓にディスプレイされたかわいらしいオブジェやキャンドルなども見ることができ、カラフルで個性豊かな街並みを楽しむことができます。
また、近年は木造家屋を使った雑貨屋やカフェなどが増えており、街並みの魅力も相まって女性からの人気が高まっています。
大聖堂と並んでポルヴォーの象徴的風景に挙げられる赤壁の木造倉庫群。
ポルヴォーは歴史的に貿易の要衡として、川沿いのこの倉庫に遠い国々から輸入されてきた商品や香辛料などが貯蔵されていました。川沿いの建物が赤く塗られているのは、当時のスウェーデン王グスタフ三世に敬意を示すためだったと言われています。
フィンランドの穴場観光地と言われるラウマは西南岸に位置する人口わずか4万人の小さな町です。フィンランドではトゥルク、ポルヴォーに次いで三番目に古い町で、その中でも木造建築が並ぶ中心地をラウマ旧市街と呼び、1991年には世界遺産(文化遺産)として登録されました。
今も建ち並ぶ約600軒ほどの木造家屋のほとんどが18世紀に建てられたルネサンス様式で、すべてデザインは異なります。カラフルでありながら統一感のある、調和のとれた美しい街並みは北欧諸国最大規模の木造建築群です。
ただ、現存する建物の大半は過去数百年の間に幾度も火災に遭いながら、災害後に忠実に再建されたものです。
ラウマ旧市街の中でひと際目を引き、世界遺産を代表する建物が「聖十字架教会」です。15世紀末に建てられた元フランシスコ修道院で、その外観は石と木の調和がとれた美しいものです。特にタールを塗った木の屋根瓦が美しく目を引きます。内部の天井には16世紀初頭のフレスコ画がほぼ完全な状態で残っています。
「マレラ・ハウス」は船主が3世代に渡って住んでいた木造家屋。没落後はオークションで買い取られ、その後最終的にはフィンランド政府が買い取り、現在は博物館として一般公開されています。
建物内には実際に使用されていた豪華な調度品などがそのまま残っており、当時の暮らしぶりを見ることができます。
ラウマ旧市街の中心にあるマーケット広場には、現在ラウマ博物館として利用されている「旧市庁舎」が建っています。18世紀に建てられた世界遺産の木造建築物で1階はレース博物館になっています。
ここで紹介したのは一部で、このほかにもまだ木造建築が見られる場所はあります。豊かな自然と歴史ある建築物、美しい街並み、魅力たっぷりのフィンランドに一度は訪れてみたいですね。
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