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変動金利と固定金利どっちがお得??金利タイプ別住宅ローンの選び方

注文住宅
変動金利と固定金利どっちがお得??金利タイプ別住宅ローンの選び方

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。

住宅ローンを組んでマイホームを検討される際に、変動金利と固定金利どちらが良いのか悩まれる方は多いと思います。

結論から言うと、これもお客様によってどちらが良いかというのは違いがあるのです。どちらの金利プランがお得というのも考え方や条件によって違いが出てきます。

変動金利と固定金利の特徴をよく知って、自分たちの返済にはどちらの金利プランがお得というよりはメリット大きいかであったり、毎月返済していけるかということを知ることが住宅ローンを組む上で重要なポイントになってきます。

今回ご紹介するのは、よくお客様から「変動金利と固定金利どちらがお得ですか?」と聞かれることが多くあるので、金利タイプ別の住宅ローンの選び方をご紹介します。

ただ、前述したとおり、私はお客様によってご紹介する金利タイプも一番条件の良いものをおすすめさせていただくようにしています。

返済方法なども含めてトータルで把握した上で決めたほうが良いと思いますので、難しくてわからないな。という方はぜひ一度直接ご相談いただければともいます。

住宅ローンの金利の相場

2019年現在住宅ローンの金利相場は1%台を推移しています。全期間固定金利の代表であるフラット35の金利相場です。過去3年くらいは1%台を推移してきています。

金利は今が最低相場です。という言葉を聞く機会が増えたかもしれません。実際に、金利だけで考えると今住宅ローンを組むこと自体はおすすめさせていただけると思います。

なぜかというと、今住宅を検討されているお客様の親御さん世代の住宅ローン金利を考えると、一番高い金利のときで8%を超えていた時代もあるのです。

その頃を経験している方からすると、住宅を購入するにはまず頭金を貯めて、住宅ローンはできるだけ少なく組まないと毎月の返済が大変なことになる。

と考えるのが普通なのです。ただし、現在はそのような頃と違い金利が1%台ですので、親御さん世代が住宅ローンを組んでいたときとは大きく違いがあるのです。

お客様によって住宅を購入すべきタイミングは違いますが、住宅ローン金利のことだけを言うと今住宅ローンを借りるのは良いタイミングなのです。

同じ金額を借りるとしても金利が1%変わるだけで総返済額は大きく変わります。ただし、金利の変動幅については予言できないので、自分たちの家づくりのタイミングと住宅ローン金利のタイミングが合う時に住宅ローンを組むことをお勧めします。

住宅ローンの金利って

住宅ローンには「変動金利」と「固定期間選択金利」と「全期間固定」と呼ばれるものがあります。まずはこの金利タイプについて簡単にご紹介します。

変動金利

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その名の通り金利が変動するタイプです。代表的な金利タイプで多くの金融機関での取り扱いがあります。金利の見直しのタイミングが一番早いのも変動金利タイプです。

金利の見直しは半年で行われます。ただし、金利が半年で見直されるからと言って半年後に月々の返済額が変更になるわけではありませんので安心してください。

返済額が半年ごとに変わってしまうと家計が不安定になってしまいますよね。返済額が見直されるのは5年に一度です。5年後に金利が上昇していると月々の返済額も変更になります。

ただし、金利が大きく上昇してしまった場合(例えば2%上昇した場合)は大きく変動してしまうと家計が不安定になってしまうので、上限は1.25倍までという決まりがあります。

変動金利の場合、金利の上昇が大きくなってしまうと、元金がなかなか減らないというリスクがあります。しかし、金利が一番低く設定されているのが変動金利なので住宅ローン利用者の半数が変動金利を利用しているというデータもあります。

固定期間選択金利

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3年固定、5年固定、10年固定という表現を見たことがある方もいらっしゃると思います。固定期間を選ぶとその間は金利も返済額も固定されます。

固定期間が終わるとその時点の金利で再び固定期間を選べるのが固定期間選択金利です。選べる固定期間は金融機関によって異なりますが、最短で1年からという金融機関もあります。

固定期間終了時には変動金利に変更することも可能です。固定期間選択金利は固定期間が短くなるほど金利が低くなるようになっています。

しかし最近では、優遇金利などがあり店頭表示金利よりも実際の金利が大幅に引き下げられるケースもあります。そのため、金融機関によってはキャンペーン金利を適応することで短期間固定よりも10年固定の方が金利が低くなるケースも出てきているようです。

固定期間選択金利の場合は、固定期間が終了した時点で金利が大きく上昇している場合は、変動金利のように上限が1.25倍までという上限設定がないので2%上昇していれば2%上昇してしまうというリスクがあります。

全期間固定

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その名の通り、住宅ローンを借りている期間はずっと金利と毎月の返済額が固定されているタイプです。最長の全期間固定が35年という金融機関が多いので35年固定という表現で言われることが多いです。

金融機関によっては40年など35年以上の全期間固定を住宅ローン商品として提供しているところもあります。逆に、民間の金融機関では20年30年といった35年以下の全期間固定金利の商品をもっているところもあります。

この固定期間の代表的な例としてフラット35と呼ばれる住宅ローンがあります。住宅を検討されている方であれば聞いたことが一度はあるのではないでしょうか。

フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関とが提携して提供している住宅ローンなので多くの金融機関で同一の名称で使用されています。

フラット35の場合は、対象となる住宅が一定の耐震・省エネ基準などをクリアしていた場合には当初5年または10年間金利を下げるフラット35Sという商品もあります。

この場合は5年後10年後の金利も予め決まっているので全期間固定ということができます。フラット35の場合は名称は同じでも取り扱っている金融機関によって金利に違いがあるのでご注意ください。

住宅ローンを借りている期間はすべて返済額が決まっているので家計が不安定になることがないので安心ですよね。

ここで紹介した金利タイプにはそれぞれ借りるための条件があります。それぞれの金融機関によって諸条件が異なってきますが、私たちがご紹介する金融機関の諸条件はお客様に直接お伝えさせていただきますし、お客様の状況に併せて一番条件の良い金利タイプをご提案させていただいていますのでご安心ください。


あなたに向いている金融機関は?住宅ローンを組む金融機関の選び方

金利の推移と今後の相場動向

これだけたくさんのお客様とお打ち合わせをさせていただいていると、「今後金利って上がるんですか?」ということを聞かれることが多々あります。

正直に言うと「わかりません」。細かく言うと金利が上昇する予兆はわかりますが、直接住宅ローンの金利に影響があるのはいつでどのくらい金利に影響があるかとまでは断言することはできません。

ただ、一つ言えることは、数年前から最低金利と言われ続けて金利が1%台を推移してきていますし、1%を切る金利の場合もあります。

ということはこれ以上金利が下がることはあまりないのかなと思います。なので金利のことだけを見てみると今がマイホームの買い時であったりもします。

今後の金利の推移や相場の動向ももちろん気になると思いますが、私がお客様にお話させて頂く内容としては、金利だけを見ると今が買い時ではあるけど、家計の収入と支出をトータルで見た時に本当に今がマイホームの買い時かを考えるようにお伝えさせていただいています。

金利が低いと言っても住宅ローンを組むためには、ある程度の年収も必要ですし、毎月返済可能かどうかということも重要になってきます。

今無理をして住宅ローンを組んで途中で返済ができなくなってマイホームを手放したなんてことになってほしくないのでお客様のタイミングが合えば今が買い時ではないでしょうかとお伝えせていただいています。

前述したとおり、親御さんの世代で住宅ローンを組もうとした場合は金利だけで7〜8%という時代がありました。それに比べると現在の金利はとても低く設定されています。

今後の金利や相場動向を断言することはできませんが、今より大きく下がることはまずないのかなと思います。

まとめ

今回は、「変動金利と固定金利どっちがお得??金利タイプ別住宅ローンの選び方」という内容をお伝えしてきました。

私がお客様に住宅ローンをご紹介するときは、お客様の現状をしっかりとヒアリングさせていただいてお客様が一番良い条件になる住宅ローンをご提案させていただいています。

金利タイプには大きく3つのタイプがありますし、それぞれの金利タイプも金融期間によって借りられる条件や金利が違います。

住宅ローンを借りることができればどんな金利でどの金融機関でも良いと思わないようにしてください。また、住宅ローンを借りるときにはたくさん説明をしてもらうのでその瞬間は理解していただけるお客様が多いですが、やはり3年5年という時間の経過とともに説明された内容は忘れてしまうと思います。

私たちインターデコハウス秋田(住広ホーム)では、お引渡しをさせていただいたお客様の住宅ローンの相談にものらせていただいています。

これは住宅(建物)のアフターメンテナンスをするのは当然ということと同じく、お金の面のアフターメンテナンスも紹介した私たちがしっかりとサポートさせていただきたいという思いからです。

今回ご紹介したような住宅ローンの金利のことなども含めて家づくりの相談が無料でできる家づくりはじめの一歩セミナーを開催しています。家づくりに関して不明な土地探しや住宅ローンについていつでも無料でご相談いただけます。

会社の横に住宅展示場もありますので、実際に使用する部材などを見ながらご相談することがかのうですのでぜひ一度無料相談会に来てみてください。

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・COZY秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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