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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
実際に目にする機会は少ないですが、世界には多種多様な民族衣装が存在します。民族衣装とは各地の民族特有の衣装で、文化圏ごとの生活様式や文化・伝統などが色濃く反映されています。日本では和服、つまり着物がそれにあたります。
北欧にももちろん国によって異なる民族衣装があります。とは言え、なかなか見る機会はありませんよね。北欧の民族衣装は、個性的な色使いや繊細なデザインが魅力的なおしゃれなものばかりです。
今回はそんな北欧の民族衣装についてお伝えしていきたいと思います。
目次
ノルウェーはディズニーの大ヒット映画『アナと雪の女王』の舞台のモデルとなった国です。実はアナをはじめ、映画に出てくるキャラクターたちの衣装もノルウェーの民族衣装”ブーナッド(Bunad)”がモデルになったと言われています。
引用:https://www.pinterest.jp/pin/679058450034875758/
ブーナッドは18世紀~19世紀初頭にかけて一般的な農民が着ていた民族衣装を90年ほど前に現代風にアレンジしたものです。手縫いが基本で、地域ごとに装飾が異なり、登録されている数は約450種類にもなるそうです。北部では青や緑、南部では黒、西部では赤と白を基調にしており、祖父母や両親などから譲り受けることも多いようです。
写真のように女性のブーナッドは白ブラウスにロングのジャンパースカートが基本です。スカートの色や形、刺しゅうの模様はその地域によって異なります。
引用:https://www.instagram.com/p/B3jDw2YHaqp/?utm_source=ig_web_copy_link
こちらはノルウェー中部ノーランドのブーナッドですが、なんとなくアナが着ていた服を思い出しませんか。さまざま民族衣装がデザインの参考にされていたのでしょうね。
引用:https://www.pinterest.jp/pin/729442470885605889/
男性用のブーナッドは、ダブルブレストのジャケットにハーフパンツを合わせています。写真のようにハーフパンツの下にはタイツを履き、ジャケットの中には刺しゅうをあしらったベストを着用しています。
ノルウェーでは5月17日が憲法記念日と呼ばれる「国民の日(ナショナルデー)」なのですが、その日は大人も子どもも多くの人が出身地のブーナッドを着てお祝いします。その他、冠婚祭や洗礼式といった特別な日にも着用するのだそうです。
5月17日であれば街中で見ることができますが、それ以外では「フースフリーデン(HUSFLIDEN)」という手芸工芸品を扱うお土産屋さんでも見ることができるそうです。このお店は首都オスロ以外にもベルゲンやトロンハイム、トロムソなどの主要観光都市にもあり、お店ごとにその地域のブーナッドが飾られているそうです。
また、オスロにあるノルウェー民族博物館の屋内展示室にもブーナッドが展示されています。夏には屋外でブーナッドを着てノルウェー伝統の踊りを披露する民族ショーなども行われているそうなので、タイミングが合えば訪れてみるのもいいかもしれませんね。
フィンランドにはフィン人とサーミ人という2つの民族がいるので、民族衣装も2種類あります。
フィン人の民族衣装は”カンサリスプク”というもので18世紀後半に生まれ、現代まで受け継がれています。
引用:http://www.aikapaikka.com/2016/02/kansallispuku/
こちらも地域によってその土地ゆかりの衣類から作られているため、地域特有のデザインがあり、種類もさまざまです。また、時代によってスカートの丈の長さが変わるなどの変化もありました。
典型的なスタイルは白シャツにベスト、スカート、エプロン、白い長い靴下という組み合わせです。レースや飾りのない白い靴下と白い下着を着用するのは地域に関わらず共通のルールとなっているそうです。
男性のほうはシャツ、ベスト、ジャケット、ズボン、帽子を着用します。ズボンにはふくらはぎ丈のものもありますが、これはかつてヨーロッパで「ふくらはぎの美しい男性は健康で美しい」という考えがあり、そうした伝統が反映されているのではないでしょうか。ノルウェーの男性の衣装もふくらはぎ丈でしたね。
フィンランドの独立記念日である12月6日には、国民の多くが民族衣装を着てお祝いしている光景を見ることができます。
サーミ人の民族衣装はフェルト地で作られた”コルト”と呼ばれるものです。鮮やかな青と赤が雪の降り積もる真っ白な景色の中でとても映えます。
サーミ人はフィンランドをはじめ、ノルウェー、スウェーデン、ロシアの北極圏に住み、トナカイと共に遊牧していた少数の先住民族のことです。フィンランドには現在も約6000人のサーミ人が暮らしていますが、トナカイを飼育しているのはほんの一部だそうです。
サーミ人は生活様式によって山岳サーミ、海岸サーミ、森林サーミ、河川サーミ、湖サーミに分類され、その種族によって民族衣装にもフェルトの色や帽子のデザイン、飾りの付け方に細かい違いがあります。ですから、どのような民族衣装を着用しているかで、どこの出身なのかがわかってしまうそうです。
引用:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20111020/288027/?P=2&img=ph11.jpg
女性はワンピースにベルトにブーツ。ワンピースの裾や袖、襟、胸元には赤を基調とした刺しゅうのテープがあしらわれ、裾にはフリルが付いています。スカートにはプリーツが施されているものもあります。盛装する時には長いフリンジのついたケープを羽織ります。
ブーツはトナカイの皮で作られたヌツッカートという伝統的な靴で、つま先が上に反り返った形をしています。靴底には起毛素材が使われており、雪をはじいてくれるので、雪の中でも埋もれずに歩くことができるのだそうです。
男性はチュニック、ズボン、ベルト、ブーツ。ディズニー映画『アナと雪の女王』に登場するクリストフはサーミ人(山岳)がモデルになっているそうです。そういえば、クリストフの相棒で描かれていたスヴェンはトナカイでしたね。
神戸の北野異人館の中の一つに「デンマーク館」があるのをご存知でしょうか。デンマーク館はデンマークのバイキングミュージアムやアンデルセンミュージアムの協力のもと、デンマークの歴史や文化を紹介しているテーマ館です。デンマーク王国大使館やデンマーク通商事務所の後援を受け、平成4年7月19日にオープンしました。
1階には8~11世紀に世界の海を渡っていたバイキング船の1/2サイズのレプリカが展示されており、照明と音響によって当時の航海の様子を演出しています。
また、デンマークの童話作家アンデルセンの代表作である「人魚姫」がモチーフになったブロンズ像の1/2サイズの像も展示されています。原寸大の像はデンマーク・コペンハーゲンのランゲルニエ海岸に置かれてあり、有名な観光名所となっています。
日本でも有名なデンマークの陶磁器ブランド「ロイヤルコペンハーゲン」のアンティークプレートも多数展示されています。
2階にはバイキングの民族衣装や装飾品、アイテムなどが展示され、展示パネルとともにバイキングの歴史を垣間見ることができます。
アンデルセンの書斎も再現されており、机やペンなどの愛用品から、童話の本や手紙といった貴重な品まで展示されています。館内にはムーミンのオブジェも飾られているそうです。
北欧の民族衣装ではありませんが、それに近い伝統的なヨーロッパ衣装は香りの館オランダ館で着ることができます。屋外の撮影スペースで写真撮影を楽しむこともできるようです。
愛知県犬山市にある野外民族博物館「リトルワールド」では、さまざまな国の民族衣装体験が出来ます。こちらも北欧の民族衣装はありませんが、近い感じですとドイツやポーランドの民族衣装があります。
どうしても本場のものが着てみたいという方には、民族衣装のレンタルがあります。北欧はノルウェーの民族衣装(女性用)のみではありますが、1週間のレンタルが可能です。世界の民族衣装レンタル店「ファテマ(FATEMA)」のホームページをご覧になってみてください。
今回は、北欧の民族衣装についてお伝えしてきました。こちらでご紹介したものはほんの一部で、北欧だけでもとても多くの民族衣装があります。普段なかなか目にする機会がありませんので、こういう機会に知るというのもいいのではないでしょうか。
文化を知るということはその国を知ることに繋がります。北欧の民族衣装は色彩が鮮やかで童話に出てくるようなかわいらしい印象を受けます。着てみたいと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そう考えると、海外の人にとって日本の着物が魅力的に見えるというのもわかるような気がしますね。
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