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北欧風モビールはどう選ぶ?実際の北欧デザインのモビールも紹介

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北欧風モビールはどう選ぶ?実際の北欧デザインのモビールも紹介

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。

おしゃれな家の写真を見ていると、壁の装飾にもこだわっている方が多いですよね。

例えば、決まって目にするのはアートポスターや植物。おしゃれな掛け時計や、飾り棚を設けてお気に入りの小物や雑貨をディスプレイしている家もあります。

このように空間を上手く使ってお部屋に彩りを加えるというのもおしゃれに見せるためのコツです。

壁の装飾は一般的にもよくされているので取り入れやすいと思いますが、天井を装飾として使っているという方は少ないかもしれませんね。

天井は「吊るす」という使い方ができるのですが、ここまでされているとなかなかのインテリア上級者といえるでしょう。

窓際に植物が吊るされていると、もうそれだけで素敵だなと思えてしまいます。

さて、天井に吊るして飾るなら「モビール」もおすすめです。

モビールはデンマークで古くから受け継がれてきた伝統的な手工芸品です。

そのため、北欧家具やインテリアとの相性も抜群で、北欧テイストのお部屋にぴったりの装飾品なのです。

今回はそんなモビールの魅力についてお伝えしていきます。

さまざまなデザインと、実際にどのような感じで飾られているのかについてご紹介していきたいと思いますので、お部屋づくりの参考にしてみてくださいね。

モビールとは

こちらの写真に写っているのがモビールです。見たことがある方もいらっしゃると思います。

モビールとは、空気の流れに反応して動く彫刻の一種で、その多くは紙や糸、針金で構成されています。

薄い木の板やフェルト、プラスチックなどの軽い素材が採用されていることもあります。

天井から吊るすので、風や人の動きから生まれる対流を動力源とし、バランスをとりながらゆらゆらと不規則に動くオブジェといったところでしょうか。

まずはモビールの歴史について少し触れておきましょう。

さきほど、モビールはデンマークの伝統的な手工芸品と書いた通り、古くから天井から吊るすオブジェとして存在していました。

ただ、「モビール」という名称は本来、アメリカの彫刻家アレクサンダー・カルダーの作品に付けられたものだそうです。モビールというのはフランス語で“動く”という意味です。

当初の作品は上から吊るすものではなく、スタンド型やモーターを使ったものでしたが、1940年代に現在の上から吊るすスタイルへと辿り着いたそうです。

カルダーのモビールが大きな評価を得たことで、現在の上から吊るすオブジェとしてのイメージが定着していったようですね。

北欧ブームと共に多くのインテリアショップでも扱われるようになり、インテリアの一つとして認識されるようになったというわけです。

デンマークでは1954年にモビールメーカー「Flensted Mobiles(フレンステッド・モビール)」が創業。

きっかけは創業者のクリスチャン・フレンステッドが愛娘の洗礼のお祝いに、3羽のコウノトリをモチーフにしたモビールを作ったことだそうです。

その翌年に「夕暮れを眺める時のような心休まる時間、安らかに過ごす時間を持ってもらいたい」というコンセプトでメーカーを設立。

デンマークの伝統的な手工芸として継承されてきたペーパークラフトを、現代のライフスタイルに合わせたものとして生まれ変わらせました。

「Flensted Mobiles(フレンステッド・モビール)」はモビールメーカーのなかでも高い人気を誇り、世界中で60年以上に渡り愛され続けているデンマークを代表するブランドとなりました。

フレンステッド家によって作られてきたモビールは250種類にものぼり、現在もコペンハーゲン国立美術館の常設展示には数多くのモビールが展示されているそうです。

モビールを取り入れるメリット

上でご紹介した「Flensted Mobiles(フレンステッド・モビール)」のコンセプトにもあるように、モビールのゆらゆらと揺れる様子を見ていると、そこにはゆったりとした静かな時間が流れていることを感じられます。

そして、この心が休まるような静かな時間のなかで、癒しを得たり穏やかになったりしていく気持ちの変化を感じることができます。

もちろん、インテリアとして何もない空間、シンプルで味気ないような空間に彩りを加え、素敵な空間を演出してくれるという効果もあります。

天井から吊るすだけで手軽にお部屋をセンスアップできるのでおすすめです。

モビールはデザインや素材の違いによって、動きを楽しんだり、影を楽しんだりできるのも魅力です。

さまざまなモチーフのデザインがあり、なかには季節を感じられるようなものもあります。

お好みのものを選んだり、インテリアに合ったものを探してみたりするのも楽しいですよ。

また、「モビール 手作り」「モビール 作り方」などで検索すると、作り方の説明や動画、型紙などがたくさんアップされています。

自分の好きなデザインのものを好きな素材、好きな色で作ることも可能です。


実はモビールはその絶妙なバランスで不規則に動くことから、赤ちゃんの知的好奇心を刺激し、豊かな感情を育んでくれるベビートイとしても人気です。

例えば動きを目で追ったり掴もうとしたりする行動が、視力や手足の機能の発達を促し、集中力も鍛えられるとされています。

赤ちゃんや子どもが興味を持ちやすい星や鳥、飛行機や車といったモチーフのものもあるので、キッズコーナーや子ども部屋などに飾ってあげるのも良いかもしれませんね。

赤ちゃんは月齢によって見える距離や色などが違うので、成長に合ったものを適切な距離で吊るしてあげましょう。

北欧風のモビールを取り入れるにはどう選ぶ?

【素材で選ぶ】

モビールには紙やフェルト、木、プラスチックなどさまざまな素材が使われています。

紙でも厚さによって揺れる雰囲気が変わったり、薄い素材であれば光の透け具合も楽しめたりします。

フェルトはその素材感からやさしい、ぬくもりの感じられる雰囲気にしてくれます。

色も豊富で鮮やかなのでインテリアのアクセントにもなりますし、赤ちゃんの視覚刺激にも良さそうです。

プラスチックも色は豊富で発色性が高いです。

細かいデザインにも対応できる自由度の高さや、耐久性の高さも特長といえます。

スタイリッシュでかっこいい雰囲気のお部屋には、プラスチック製がよく合います。

ナチュラルな北欧テイストには木製がおすすめです。

ぬくもりを感じられる木の風合いは北欧家具やインテリアとの相性もぴったり。モチーフ同士が触れ合ったときの木製ならではの音も魅力です。

【モチーフで選ぶ】

引用元:https://item.rakuten.co.jp/lucida/flm-0007-000/

引用元:https://item.rakuten.co.jp/lucida/flm-0004-000/

引用元:https://item.rakuten.co.jp/antdesignstore/30102/

写真のような動物や乗り物をモチーフにしたものは大人だけでなく、子どもも一緒に眺めて楽しめます。一緒に見ながら色や形について会話をすれば、子どもも覚えやすいかもしれませんね。

子ども部屋に置くのであれば、お子さんと一緒にモチーフを選んでみてはいかがですか。上でご紹介したのは、どちらも「Flensted Mobiles(フレンステッド・モビール)」の商品です。

引用元:https://item.rakuten.co.jp/lifestyleweb/5001-kito-4s01/

こちらは木製のオーナメント「Kito」。ホワイトバーチ(白樺)のぬくもりと繊細な北欧のデザインが感じられます。ナチュラルな北欧テイストにぴったりです。

この「Kito」は糸を通す穴位置を変えて自由に組み合わせられるので、縦に並べる配置だけではなく、写真のようにモビールとして楽しめます。

さらに切り抜かれたところを光が通り抜けるデザインなので、壁の近くに吊るすと繊細で優美な影の陰影も楽しむことが可能です。

引用元:https://item.rakuten.co.jp/hokuouzakka/9019-164/

こちらも木製ですが、見た感じの印象は先ほどのと違いますよね。

「Flensted Mobiles(フレンステッド・モビール)」のドリフティングクラウドという商品で、雲を抽象化したしなやかに曲げられた6枚の木片で構成されています。

一見モダンな印象を受けますが、実際に風を受けて動く様はまるで空を流れる雲のようにも見えてきます。

大きくゆったりと動くモビールなので、寝室やリビングなどのリラックスして過ごす場所におすすめです。

引用元:https://item.rakuten.co.jp/viewgarden/11208005/

シンプルでスタイリッシュなお部屋にはこちらの「Flensted Mobiles(フレンステッド・モビール)」のニールス・ボーア アトムモデルはいかがでしょう。

1913年にデンマークの物理学者ニールス・ボーアによって確立された原子模型。その100周年を記念してつくられたモビールで、素材はステンレスと木です。

ステンレスの部分は光が当たるとキラキラするので、おしゃれな雰囲気でも楽しめます。かっこいい大人な雰囲気のお部屋にはぴったりですよ。

【季節に合わせて選ぶ】

引用元:https://item.rakuten.co.jp/chloros/11112115/

クリスマスシーズンにはこんなかわいいモビールもあります。

クリスマスツリーは置けないけれど、クリスマス気分は味わいたいというご家庭におすすめです。

こうしたものをちょっと飾るだけでもクリスマスの雰囲気を楽しめます。

引用元:https://item.rakuten.co.jp/risoukyou/ka-80045/

こいのぼりのモビールもあります。こちらの商品は日本発のモビール専門ブランド「マニュモビール」の商品です。

こちらの商品の特徴は、北欧のモビールにあるような棒や糸を通す穴がなく、糸と紙だけを使って製作していること。

マンションで外にこいのぼりが飾れない、収納しやすくコンパクトなこいのぼりがいい、おしゃれに飾りたい、というご家庭におすすめです。

和のテイストを残した、かわいすぎないデザインなのでリビングに飾ってもインテリアの邪魔にはなりません。

【色で選ぶ】

引用元:https://item.rakuten.co.jp/nicoly/t6055/

引用元:https://item.rakuten.co.jp/antdesignstore/5g/

引用元:https://item.rakuten.co.jp/lucida/flm-0099-000/

例えば、お部屋のアクセントに取り入れたいという場合にはこれまで紹介したようなカラフルで色を楽しめるものや、ぱっと目を引くインパクトのあるものを選ぶと良いでしょう。

引用元:https://item.rakuten.co.jp/chloros/11040401/

引用元:https://item.rakuten.co.jp/kamedayautsunomiya/10001457/

引用元:https://item.rakuten.co.jp/auc-designshop/2171000003785/

モノトーンベースのお部屋には、ぱっと目を引くアクセントカラーを一つ加えるのも素敵ですが、同じモノトーンのものを選ぶと空間に統一感が出て落ち着いた印象になります。

ただし、視力が未発達の赤ちゃんにはモノトーンは認識しにくいので、赤ちゃん用にと考えている場合は少し不向きかもしれません。

インテリア実例から学ぶ北欧デザインモビールの飾り方

モビールの選び方ということで北欧デザインのモビールをいくつかご紹介してきました。

ここでは実際にどのように取り入れているのか、ルームクリップのインテリア実例を参考に見ていきたいと思います。

引用元:https://roomclip.jp/photo/Erex

モノトーンカラーでまとめたおしゃれなダイニングですね。窓側の方に飾ってあるのは「Flensted Mobiles(フレンステッド・モビール)」のシンフォニー イン 3ムーブメンツという商品です。

ほかのインテリアにもよくマッチしていて、調和がとれていますね。

引用元:https://roomclip.jp/photo/Mk5x

ヴィンテージ家具が置かれたナチュラルテイストのお部屋に飾られているのはプロダクトメーカー「mother tool」とデザイナーとのコラボレーションで作られたモビールシリーズ「tempo」。

連続する窓枠をイメージした木製のモビールは、その1つ1つが空気の流れをとらえて変化し、角度や動きによって見る人の遠近感に不思議な錯覚を与えます。

部屋の家具・インテリアが木をはじめ自然素材のものでまとめられているので、木製モビールの相性も抜群です。

引用元:https://roomclip.jp/photo/BfLm

吹き抜けのある開放感いっぱいのリビング・ダイニング。梁の部分にはブランコや植物が吊るされています。その並びに気球のモビールも飾っています。

吹き抜けの下に飾ってあるので、きっと気球が本当にふわふわ飛んでいるように感じられるかもしれませんね。とても気持ち良さそうな空間です。

引用元:https://roomclip.jp/photo/Db0f

同じ気球のモビールですが、こちらはリビングのキッズスペースに飾っています。壁紙やラグがナチュラルテイストで自然の中を気球が飛んでいるような優しい雰囲気が感じられます。

引用元:https://roomclip.jp/photo/cwSb

実はこちらもリビングのキッズスペースに気球モビールという組み合わせですが、先ほどの写真とはがらりと雰囲気が変わりますよね。

こちらは手作りとのことで、モノトーンベースに合わせてモビールもモノトーンカラーにしたのですね。

こうして気球モビールの飾り方を3つ比べて見ると、部屋の雰囲気にあったモチーフ、そして色を選ぶということがとても大切なのがわかります。

手作りモビールの写真もたくさん掲載されていました。季節もののかわいいモビールもあったのでご紹介します。

引用元:https://roomclip.jp/photo/DCiF

落ちていた棒と100均の材料で作られたそうですが、とてもおしゃれで子どもも喜びますね。

引用元:https://roomclip.jp/photo/ry2L

コウモリとオバケをモチーフにしたハロウィンのモビールだそうです。こちらのモビールはクリップでモチーフを留められるようになっているので、モチーフを変えればシーズン問わずに使えますね。

引用元:https://roomclip.jp/photo/tkep

ワイヤーで作られたそうですが、レベルが高すぎてもう凄い!としか言いようがないですね。

引用元:https://roomclip.jp/photo/kSTC

こちらも材料はすべて100均で作られたそうです。これから産まれるお子さんのためにとママの想いがたくさん込められた世界に一つだけのモビール。とても素敵ですね。

まとめ

今回は北欧デザインのモビールについてお伝えしてきました。本当にさまざまなデザインのものがあり、選ぶのも迷ってしまいそうです。

選び方のポイントと、実際の商品のご紹介もしていますので、参考にしていただけたら嬉しいです。

インテリアとしての取り入れ方も写真で紹介しましたが、飾ってあるとセンスアップして見えますね。

意外と手作りされている方が多いのと、その完成度の高さにも驚きましたが、調べてみると作り方の説明や動画もたくさんアップされています。

100均の材料で作ったという方もいらっしゃるので、まずは好きな色やモチーフで簡易的なものを作ってみてもいいかもしれませんね。自分で作ればその分愛着もわきますよ。

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・COZY秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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