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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
リビング学習を取り入れる際に考えなければならないのがレイアウトです。どこにどのようにスペースを作ったらいいのか頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
以前、『リビング学習におすすめのレイアウトは?効果的な学習環境』という記事の中でレイアウト例をいくつか紹介したのですが、その一つに“キッチンカウンター下”を活用したものがありました。
これまでリビング学習関連の記事に掲載する事例写真を探している時にも、キッチンカウンターを活用している写真を多く見かけましたし、こちらの記事の方でもいくつか紹介させていただいています。
では「キッチンカウンター×勉強スペース」って実際にどうなのでしょうか?本当に勉強しやすい環境なのか気になるところですよね。
今回はキッチンカウンターに勉強スペースを作るメリットや勉強スペースを作る際のポイントなどを事例紹介も併せてお伝えします。
“キッチンカウンターがあってこそ”というのが大前提になってしまうのですが、これから建築を検討されている方にはキッチンカウンター設置の参考にもしていただけたらと思いますので、どうぞお付き合いください。
目次
これまでにも書いてきましたが、リビング学習で大切なのは子どもが集中しやすく勉強しやすい環境を整えてあげることです。
リビング学習の最大のメリットは子どもが一人寂しく勉強するのではなく、家族がそばにいる中で安心しながら、程よい緊張感を持って集中することができるという点です。
雑音の中でも集中する力を身につけることができますし、わからないことはすぐにその場で親や兄弟に聞いて解決することができるのでスムーズに勉強がはかどりやすいようです。
親にとっても子どもの様子が見えることで、家事をしながらでも気に掛けることができますし、必要に応じて声を掛けたり、勉強の進行具合を把握したりすることができます。
とは言っても、リビングはそもそも家族が集まりくつろぐ場ですから、誘惑ももちろんありますよね。
例えば、小さい兄弟が遊んでいるのが気になってしまったり、家族がテレビを見ていると集中できなくなってしまったり…。家族の会話にだって参加したくなっちゃうのが子どもです。
集中できる環境を作るのであれば、こうした気になる要因を取り除いてあげると良いでしょう。『リビング学習におすすめのレイアウトは?効果的な学習環境』の記事では、レイアウトのポイントとして以下の項目をお伝えしました。
①テレビが見えないように机を配置する
②机の前には適度な空間を作る
③机に照明が当たるように配慮する
④親の視線が気にならないようにする
⑤黒板やホワイトボードはデッドスペースを活用する
ここでは詳しい説明は割愛しますので、リンク先の記事よりご確認くださいね。
音への対処については、勉強時間を決めてその間はなるべく大人しく遊んでもらうように小さい兄弟にも少し我慢してもらうなど家族の協力も必要です。
それでも雑音が気になって集中できない!という子であれば、もしかするとリビング学習自体が合っていないということも考えられます。その場合はリビング以外の場所に学習スペースを用意してあげたほうがいいのかもしれませんね。
リビング学習を成功させるポイントの一つに「親の適度な距離感」というものがあります。子どもが勉強している時に余計な口を出さずに、黙って見守ってあげるということです。
口を出されて自分のペースが乱されることで、学習意欲が低下してしまうことがあります。また、子どもの性格によっては、親の視線が気になってストレスに感じてしまうなんてことも。それではリビング学習の効果を得るどころか全くの逆効果になってしまいます。
この視線について考えた時に、キッチンカウンターの下にデスクを配置するというのは、なかなか理にかなっているわけです。
もちろんキッチンカウンターを介して母親と向かい合わせにはなりますが、母親としては目の前に子どもが座って勉強していて視界に入るので安心して家事に集中できます。子どもの様子が気になって、ずっと見ているようなこともないでしょう。
チラ見程度でも子どもの表情が見えますから、子どもの様子に合わせて必要な声かけができるようになります。
一方、子どもにとっては目の前がキッチンカウンター、そしてその奥にキッチンに立つ母親が見えるということで、結果的に気が散る要因のものを視界から排除することができるわけです。
親が目の前にいても、上で書いたように家事に集中してくれていれば視線もそんなに気にならないでしょう。
カウンタ―の高さ次第では目の前の壁によって、見える範囲を狭めることもできます。
それでも視線が気になるようであれば、セミオープン型キッチンの場合、コンロ前にある壁を利用して、目の前が壁になるようにデスクや椅子を配置してあげると良いかもしれませんね。
カウンター下のスペースがデッドスペースになっている家庭も多いのですが、勉強スペースを設けることで有効活用ができるのはうれしいポイントです。
引用元:https://roomclip.jp/photo/4Edw
昨春の自粛期間中にリビング学習が増えて、キッチンカウンターに手持ちのデスクをつけたそうです。料理をしながら子どもたちの様子が見やすい上に、子どもたちも気に入って使ってくれているそうです。
引用元:https://roomclip.jp/photo/MWJL
こちらは使っていなかったダイニングテーブルを解体して学習机をDIYしたそうです。もともとダイニングにあったものですから、ほかのインテリアとの調和がとれて上手くまとまっています。
引用元:https://roomclip.jp/photo/4Xg1
カウンターが高めで、さらにカウンターの上に植物が並んでいるので、子どもたちにとっては座った時に親の視線が気にならずに集中しやすい環境になっていますね。でも、親からはちゃんと子どもたちの姿が見えます。
観葉植物のように緑には目の疲れを癒す効果があります。勉強中に目の前の緑を見ることは視覚疲労緩和やリラックス効果もあるので、こうした飾り方は参考にしてみても良いかもしれません。
引用元:https://roomclip.jp/photo/MofU
こちらの家庭では、机を横に並べると遊ぶかケンカになるため、縦に並べて、仕切りに白いプラダンを立てて個別学習塾っぽくしたそうです。この学習スペースにはおもちゃの持ち込み禁止というルールも作っているそうです。
引用元:https://roomclip.jp/photo/s9jy
引用元:https://roomclip.jp/photo/oJrz
引用元:https://roomclip.jp/photo/oM63
引用元:https://roomclip.jp/photo/Mwre
こちらは以前『リビング学習の収納のコツは?おすすめの場所やモノごと』でも紹介しました。テーブルが折りたためるようになっているというのは、便利ですね。
引用元:https://roomclip.jp/photo/BDLs
こちらは『兄弟でリビング学習!ツインデスクのメリットと選び方』という記事の中でご紹介した事例です。カウンター下が広いスペースであれば、こうしてデスクを2つ並べることもできますね。
引用元:https://roomclip.jp/photo/Zp5u
ちょっとおもしろいなと思ったのですが、ダイニングテーブルの椅子を上手く使っている例です。座る向きを変えればカウンターをデスクにも使えるようになっています。これなら椅子を多く用意する必要もないですね。
このようなレイアウトも一つの方法として参考になるのではないでしょうか。
キッチンカウンターをそのままデスクとして使うという方法もありますが、カウンターが高い場合には、カウンターの下にテーブルやデスクを置くことになります。
予めデスクを置いた場合の幅や奥行を確認しておきましょう。近くにダイニングテーブルがある場合には椅子を出し入れして、人が通れるスペースも設ける必要があります。
希望にあったサイズのデスクが見つからない場合には、上で紹介した実例の中にもありましたが、DIYしてしまうという手もあります。
家の建築を計画段階でキッチンカウンターを作り、その前でリビング学習させたいと考えているのであれば、依頼予定の住宅会社に相談しておくと良いでしょう。
その場合には、作り付けのカウンターデスクを設置してもらうという選択肢もあります。
ただし、作り付けにしてしまうと高さを変えたり、移動したりすることはできません。子どもが使わなくなった後の使い道についても考えておいたほうが良いですね。
それから、勉強スペースからなるべく近い位置に収納スペースを設けるようにしましょう。ランドセルや勉強道具がすぐ近くにあると出し入れや翌日の準備などもしやすく習慣づけることができますよ。
カウンターデスクをDIYしたり、設置したりする場合に注意してほしいのが「差尺」です。これはカウンターの高さと椅子座面の高さの差のことで、勉強に最適な差尺は”座高÷3″と言われています。
子どもの姿勢は集中力にも影響しますから、高さの調節ができる椅子を用意してあげると、成長に合わせて長く使うことができます。その時々で最適な高さにしてあげると、子どもも勉強に集中しやすくなるでしょう。
今回は、「キッチンカウンターに勉強スペースを作るメリット!実例紹介」をお伝えしてきました。親の立場としては、キッチンに立ち作業をしながら、目の前にいる子どもの様子が見えるというのはうれしいですよね。
カウンタ―キッチンのメリットには、リビング・ダイニングが見渡せる、家族とコミュニケーションが取りやすい、家事効率が上がるといったこともあげられます。
そこに勉強スペースを作るというのは空間の有効活用にもつながるのでおすすめですよ。検討してみてはいかがでしょう。
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