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庭づくり、どこから始める?初心者向け外構DIYのすすめ

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庭づくり、どこから始める?初心者向け外構DIYのすすめ

「庭をきれいにしたいけれど、何から手をつけたらいいのか分からない…」「外構ってDIYできるものなの?」そんな風に感じている方は、実はとても多いんです。

外構や庭づくりと聞くと、難しそうに思えるかもしれませんが、少しずつ進めていけば、初心者でも十分に楽しめます。しかも、自分でつくった庭には、暮らしの中でいっそうの愛着が湧いてくるものです。

本記事では、庭づくりの全体像から、手順、材料の選び方、実際の作業のポイントまで、外構DIYを始めるときに知っておきたいことを、わかりやすく・やさしくご紹介します。

「ちょっとやってみようかな」と思えるヒントが、きっと見つかるはず。家にぴったりの、自分らしい庭を、少しずつ育ててみませんか?

外構DIYって難しい?まずは全体像をつかもう

「外構」というと、専門的でむずかしそうな響きがありますが、実は“家の外まわり”全体を指す、意外と身近な言葉です。玄関まわり、庭、アプローチ、フェンス、駐車スペースなどもすべて“外構”に含まれます。つまり、暮らしの中で目にする身近な空間なんですね。

でも、「どこから手をつければいいのか分からない」「どこまで自分でできるの?」と感じて、なかなか一歩が踏み出せない方も多いはず。ここでは、DIYでできること・できないこと、そして全体の流れについてざっくりとつかんでおきましょう。

庭や外構のDIY、どこまで自分でできる?  

基本的に“地面をいじらない範囲”の作業はDIYでも十分可能です。たとえば…

  • 花壇やプランターを置く
  • ウッドデッキやタイルを設置する
  • 砂利を敷く、人工芝を張る
  • フェンスやパーゴラを立てる(軽量なもの)
  • ガーデンライトや小道具を使った演出

などは、初心者でもチャレンジしやすいポイントです。

逆に、水道や電気の工事、地面の大規模な掘削、コンクリート打設などは、専門知識や重機が必要なため、業者にお願いしたほうが安全です。

家の雰囲気に合った庭ってどう作る?  

DIYで気をつけたいのが、「自分の家のテイストに合ったデザインかどうか」。たとえばナチュラルな木の家には、自然素材のウッドや石がよく合いますし、モダンな住宅にはシンプルで直線的なデザインが映えます。

全体のテイストを統一することで、統一感のある素敵な庭になります。インスタやピンタレストなどで「こんな感じが好き」というイメージを集めておくのもおすすめです。

スモールスタートがおすすめな理由  

最初から「全部やろう!」とすると、時間もお金もかかって挫折しやすくなります。まずは小さなエリアからはじめて、少しずつ広げていくのが成功のコツ。

たとえば最初は「砂利を敷く」「プランターを並べてみる」といった“置くだけ・敷くだけ”の簡単な作業から始めると、達成感もあり、DIYの楽しさが感じられます。自分で手をかけた庭は、見るたびにうれしくなる場所になりますよ。

失敗しない庭づくりの手順とは? 

 DIYは自由で楽しい反面、「思ったより大変だった…」「仕上がりがイメージと違う…」という失敗も起こりがち。そうならないためには、はじめに“計画”をしっかり立てることがとても大切です。

ここでは、外構DIYを始める前に知っておきたい「3つのステップ」をご紹介します。

【STEP1】現状を確認しよう(陽当たり/地面/水はけ)  

まずは「今の庭がどうなっているか」をしっかり見てみましょう。以下のポイントをチェックすると、後のプランニングがぐっとラクになります。

  • 陽当たり:午前と午後で、どこに日が当たる? 日陰になる場所は?
  • 地面の状態:土か?コンクリートか?傾きは?
  • 水はけ:雨が降ったあと、水がたまる場所はない?

この情報は、「どこに何を置くか」「どんな素材を選ぶか」など、すべての基準になります。

【STEP2】やりたいことを洗い出して優先順位をつける  

つぎに、「どんな庭にしたいか?」を考えましょう。たとえば…

  • 子どもが遊べるスペースがほしい
  • 雑草対策をしたい
  • おしゃれな玄関アプローチにしたい
  • 週末にくつろげるデッキがほしい

思いつくことを紙に書き出してみて、「すぐやりたいこと」と「ゆくゆくできたらいいな」ということを分けるのがおすすめです。すべてを一度にやるのではなく、段階を踏んで進めるのがポイントです。

【STEP3】図面化・サイズ感・ゾーニングのコツ  

「ここには何を置く」「ここは歩くスペースに」など、おおまかな配置を紙に描いてみると、イメージがぐっと具体的になります。とくに注意したいのが「サイズ感」。ホームセンターなどで実物を見ると「思ったより大きい/小さい」と感じることも多いので、実際の庭にメジャーで測って、仮置きのテープやロープなどでシミュレーションしてみるのが効果的です。

また、「動線」を考えるのも大事なポイント。人の通り道や使いやすさを意識してゾーニング(空間の役割分け)をしておくと、使い勝手のよい庭になります。

材料・道具を選ぶときのポイント  

外構DIYにとって、素材と道具選びは「失敗しない庭づくり」へのカギ。見た目や価格だけで選ぶと、あとで「思ったのと違った…」「扱いづらい…」なんてことにもなりかねません。ここでは初心者でも扱いやすい材料や、揃えておくと便利な道具についてご紹介します。

ウッドデッキ・タイル・レンガ・砂利などの特徴比較  

素材ごとに「向いている場所」や「手間のかかり方」が違います。下の表にわかりやすくまとめたので、参考にしてみてください。最初は「敷くだけ」「置くだけ」で完成する素材から取り入れると、気軽にDIYが楽しめます。

材料 特徴 DIYのしやすさ 向いている場所
ウッド あたたかみのある雰囲気。定期的な塗装が必要。 ★★☆ デッキ、ベンチなど
タイル 汚れにくく掃除がラク。接着剤や水平取りが必要。 ★☆☆ アプローチ、テラス
レンガ 並べるだけでも雰囲気◎。重さがある。 ★★☆ 花壇の縁取り、小道など
砂利 安価で敷くだけ。雑草防止にも効果的。 ★★★ 駐車場、通路、庭全面
人工芝 見た目が自然で扱いやすい。下地づくりが重要。 ★★☆ 芝生スペース

ホームセンターでも揃う!初心者向け工具セット  

はじめのうちは、特別な道具を揃える必要はありません。次のような基本のセットがあれば十分です。

  • スコップ・シャベル:地面をならす、掘る作業に
  • ゴムハンマー:レンガや枕木を叩いて安定させる
  • メジャー・水平器:サイズ確認や水平チェックに
  • 手袋・膝あて:ケガ防止、長時間の作業に必須
  • 一輪車(あれば便利):重い資材の移動に

どれもホームセンターで気軽に手に入るものばかりです。使いやすく、軽めのタイプを選ぶと作業がラクになりますよ。  

自然素材を選ぶときの注意点(腐り・反り・加工)  

木材や石などの自然素材は、風合いが良くて人気ですが、取り扱いには少し注意が必要です。たとえば、木材は腐り・反りに注意が必要です。雨ざらしになる場所では、防腐処理済みの木を選んだり、こまめな塗装でメンテナンスが必要です。

石やレンガは重さがあるので手を挟んだり、無理をして腰を痛めることがないように取り扱いに注意しましょう。持ち上げるときはゆっくり、無理せずに。

自然素材は同じ種類でも色や形にバラつきがありますが、それも味わいのひとつです。多少の個体差も楽しんで、ナチュラルな雰囲気を生かしましょう。

実際の施工ステップ(例:ウッドデッキ) 

ここでは人気の高い「ウッドデッキ」を例に、DIYでの施工の流れを見ていきましょう。大がかりに見えても、手順をひとつずつ丁寧に進めれば初心者でも完成可能です。まずは小さめサイズから挑戦しましょう。

下地づくり→水平取り→部材設置→固定→仕上げ  

下地づくり(整地・防草)

まずは地面を平らにならしておきます。雑草が気になる場合は、防草シートを敷いておくと◎。土の上に施工する場合、コンクリート平板などを置いて基礎をつくることが多いです。

水平取り

ウッドデッキがガタガタにならないよう、水平器を使って地面を均一に調整します。ここを丁寧にやっておくと、仕上がりが格段に良くなります。

部材設置(フレーム)

木材で土台(フレーム)を組んでいきます。ネジや金具を使ってしっかり固定。インパクトドライバーがあると作業がスムーズです。

床材(デッキ材)の取り付け

デッキ表面の木材を順番に並べて、ビスで留めていきます。板と板の間は少し隙間を空けて、雨水がたまりにくくするのがポイントです。

仕上げ(塗装・保護)

最後に、屋外用の防腐塗料やオイルステインで塗装しておくと、長く使えます。好みの色に仕上げる楽しさも◎。

必要な日数と天気のチェックポイント  

ウッドデッキは広さにもよりますが、1〜2日ほどあれば小規模なものは施工可能です。以下をチェックしておくと安心です。

  • 天気予報:雨の日は避けて。作業途中で濡れると木材が反ったり、塗装ができなくなったりします。
  • 気温:真夏の炎天下や真冬の早朝は避け、作業しやすい時間帯を選びましょう。
  • 夕方は作業しないのが◎:日が落ちると視界が悪くなり、ミスやケガの原因にもなります。

よくある失敗とその対策  

失敗例①:地面がデコボコでガタガタに 事前の整地と水平チェックを丁寧に!

失敗例②:木材が腐った/反った  ➡防腐塗料&定期的なメンテナンスを忘れずに

失敗例③:サイズが合わなかった ➡事前の採寸+図面化でしっかり準備を

失敗例④:板の間隔が狭くて雨水がたまる ➡数ミリの隙間を空けて施工すると通気性もアップ

DIYでやる vs プロに頼む|判断の分かれ目  

外構DIYは、やればやるほど「できること」「難しいこと」が見えてきます。無理なく楽しく続けるためには、「ここはDIYで、ここはプロに頼む」という判断をすることも大切です。

こんなときは業者に相談するのがおすすめ  

次のようなケースでは、安全面・仕上がり・コストのバランスを考えて、業者にお願いしたほうが安心です。

  • 地面の大きな掘削が必要なとき
  • コンクリート打ちや排水処理が必要な場合
  • 電気・水道まわりの工事が関わるとき
  • 敷地の傾斜が急で、水平がとれないとき
  • 長く使いたい構造物(カーポートや本格的な門柱など)を作るとき

こうした工事は、専門知識や機材が必要で、失敗したときのリスクが高い部分まずは一度、見積もりだけ取ってみるのも一つの手です。

セミDIY(下地だけ業者に)という選択肢も  

最近増えているのが、「下地だけ業者に頼んで、仕上げは自分で」という“セミDIY”スタイル。

たとえば…

  • ウッドデッキの基礎(コンクリートやブロック)だけ業者に依頼
  • 砂利を敷く前の整地だけお願いする
  • フェンスの支柱設置だけプロに頼む

こうすると、難しい部分はプロの手でしっかり仕上げ、見た目や装飾部分は自分のペースでDIYできるので、安心感も達成感も得られます。「全部自分でやらなきゃ!」と思わなくて大丈夫。自分のライフスタイルや体力、予算に合わせて、DIYとプロのバランスをうまくとることが、長く続けられるコツです。

メンテナンスも含めて“育てる庭”に

DIYでつくった庭は、手をかけるほどに味わいが増していく「育てる空間」です。季節の変化に合わせて手入れをしたり、気分で模様替えをしたり…そんな時間も、暮らしの楽しみのひとつになります。

雑草対策・塗装の手入れ・再DIYのススメ  

庭の手入れで大切なのは「こまめに、気軽に、できることから」のスタンス。

  • 雑草対策:防草シートや砂利で“生えにくくする”工夫を。春〜夏はこまめにチェックを。
  • 木材の塗装:ウッドデッキやフェンスなど、木製部分は年に1〜2回塗り直すと長持ちします。
  • 再DIYのすすめ:「ここ、もう少しこうしたいな」と思ったときがチャンス!一度やったことで、次はもっとスムーズに作業できます。

「やって終わり」ではなく、「暮らしに合わせて変化させていける」のがDIYならではの楽しみです。

家族で手入れする楽しさも、暮らしの一部に  

庭仕事は、家族やパートナーと一緒に楽しめる時間でもあります。子どもと一緒に花を植えたり、休日にデッキを塗り直したり、家族みんなで庭の模様替えをしたり。ちょっとした作業でも、共同作業が生み出す“会話”や“達成感”は、何よりのご褒美です。


「やらなきゃ」ではなく、「やってみたいからやる」──そんな庭づくりが、日々の暮らしに自然と溶け込んでいきます。

まとめ

 庭づくりや外構DIYは、ただの作業ではありません。それは、「どんな暮らしをしたいか?」を考え、自分の手でカタチにしていく、とても前向きな時間です。

今回は『庭づくり、どこから始める?初心者向け外構DIYのすすめ』というタイトルで、庭づくりの全体像から、手順、材料の選び方、実際の作業のポイントまで、外構DIYを始めるときに知っておきたいことをお伝えしてきました。

「難しそう」と思っていた外構DIYも、全体の流れを理解して、小さくスタートすれば決してハードルは高くありません。
大切なのは、焦らず、楽しみながら、ひとつずつ積み重ねていくことです。

やってみた分だけ、少しずつ理想に近づく──その積み重ねが、きっとあなたらしい暮らしに繋がっていきます。

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・ナチュリエ秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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