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COLUMN コラム

中古輸入住宅のメリットとデメリット

輸入住宅
中古輸入住宅のメリットとデメリット

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。

私たちインターデコハウス秋田(住広ホーム)がご提案しているインターデコハウスという建物はいわゆる「輸入住宅」というカテゴリに属します。

商品ラインナップをみていただけるとわかるように「北欧スタイル」「南欧スタイル」「北米スタイル」の3つのカテゴリに分けられた外観デザインの商品です。

「輸入住宅」というと「建築費用が高い」というイメージが先行してしまう方も多いのではないでしょうか。輸入住宅が高額商品であるというイメージがあるからデザインは好きだけど手を出しにくいと思っているお客様もいらっしゃいます。

インターデコハウスは2000年に誕生した住宅商品ですが、元々高額である輸入住宅をもっとコストを抑えて手の届く価格でお客様にご提供したいという思いでスタートしました。

輸入住宅のデザインやコンセプトは崩さずに、できる限り建築コストを抑えて誕生したのがインターデコハウスです。

では、輸入住宅が中古住宅として市場に流通した場合どうでしょうか。元々高額であった商品でも価格的には手の届きやすい価格になっている場合もあります。

ただし、輸入住宅を中古で購入する際にはメリットとデメリットも存在します。今回は輸入住宅を中古住宅で購入する場合のメリットとデメリットをお伝えさせていただきます。

中古の輸入住宅とは

市場に流通している中古の輸入住宅は、何らかの理由で自分たちで建築した住宅を手放さなければいけなくなった方が売主となって不動産会社が仲介をして販売している住宅です。

「中古の輸入住宅」といってもベース(元々)の仕様などによって建物のグレードは様々です。また、輸入住宅の多くは注文住宅で建築されている建物が多いので、元々住んでいたオーナー家族の要望が詰まった住宅です。

ある程度高額な輸入住宅の場合は、使っている素材がしっかりしているので築年数が経過していても修繕が必要な箇所が少ないのも特徴です。

もちろん使用頻度の高い水回りなどは修繕の必要がありますが、他の部材の修繕が必要ないという物件も多くあります。

中古で流通している住宅は、売主が修繕をして販売をしているケースと価格は安くしてあるから自分たちで修繕が必要だと判断したら修繕をしなければいけない。というケースがあります。

以下で挙げる中古輸入住宅のメリットとデメリットをしっかりと理解した上で購入するようにしましょう。

中古輸入住宅のメリット

中古輸入住宅を購入するメリットをお伝えします。

・新築で購入するよりも価格が安い

中古輸入住宅は新築で購入するよりも価格は安くなっています。例えば、築浅物件で土地価格が高騰している地域の場合は新築で購入する場合と同じかちょっと安いという状況になることもあります。

ただ、多くの場合は築10年〜20年以上が経過していることも多く土地価格が急激に高騰するような場所も限られているため、新築で購入するよりも価格は安くなっていることが多いです。

・丈夫な資材をつかっているので修繕が少なくて済む

中古輸入住宅の場合は、輸入材を多く使ってこだわって建築している建物が多いので購入時の修繕は少なく住むケースがほとんどです。修繕が必要な箇所としては水回りの設備や暖房機器などの設備機器です。

このような設備機器は国産でメーカー保証も切れていることが多いので中古輸入住宅を購入する際は担当者に相談して修繕するようにしましょう。

その他、床や建具などの修繕は多くの場合は不要であることが多いです。デザインも輸入材なのでそれらを好んで中古輸入住宅の購入を決めていると思いますので必要最低限な箇所の修繕で済むでしょう。

・流行に左右されないデザインなので何年経っても古さを感じない

私たち日本人が好む輸入住宅は流行に左右されることが少ないです。なので、20年前に建築した輸入住宅を中古で購入する場合にもトータルデザインを気に入って購入していると思います。

建具や床材、タイルなどは既にメーカー廃番になっている可能性もありますが、逆にいうと今では手に入らないデザインの商材が使用されているということになります。

国産デザインの商材のように流行デザインのものだと、20年も経過すると古い感じになってしまいますが、輸入デザインの場合は古さを感じないデザインであることがほとんどです。

上記のようなメリットを挙げることができます。特に、流行に左右されないデザインでるということで何年経っても外観デザインは受け入れられやすくなります。

塗り壁やサイディング、ブリックなどを使った外観デザインは日本人が憧れるデザインです。日本の住宅は流行があるので10年程度経過するとデザインの流行が変わってきます。

そうすると、築20年30年経っている輸入住宅のデザインのほうが日本人には受け入れられやすいです。なので例えば同じ築20年の中古住宅を購入するのであれば輸入住宅のほうが、デザインも古さを感じず良い素材を使っている場合が多いのでメリットがあると言えます。

中古輸入住宅のデメリット

中古輸入住宅を購入するデメリットをお伝えします。

・ツーバイフォー住宅なので増改築がしずらい

ツーバイフォー工法は増改築がしずらいと言われています。面と面で支えているため、壁そのものが耐力壁となっていて壊しては行けない壁というのが存在するからです。

どうしてもそのような壁を壊しての増改築を望む場合は、費用が高くなってしまいますが方法はいくつかあるので相談してみてください。

リフォームと違って増改築の場合は部屋を増やしたりすることが多いので壁を壊して部屋を増やすというようなことが多く要望されます。

上記のようなデメリットはありますが、決して増改築ができないというわけではありません。ツーバイフォーと在来工法は業者によって得意・不得意があります。

なので、ツーバイフォーのリフォームが得意な業者に依頼するのが良いでしょう。もっというと元々の建物を建築した会社がリフォーム工事も請け負っているのであればその会社を探して依頼してみるのも良いでしょう。

・輸入資材が既に廃盤になっている可能性が大きい

輸入資材は廃盤になっている可能性が非常に大きいです。特に10年以上前の資材であれば廃盤若しくはリニューアルされていることがほとんどです。

稀にメーカーがなくなっているというケースもあります。インターデコハウスでもタイルなど輸入資材を多く利用していますが、廃盤になることが多くあります。

新築住宅の場合は若干多めに資材を輸入してストックしておくこともあります。なので、中古輸入住宅を購入して一部分の床材を張り替えたい・扉を1枚交換したい。というような場合には要望に添えないことがあります。

そのような場合は若干のデザイン違いの資材を使うか全部交換ということになります。特に床材などは廃盤などのことも懸念されますが、無垢材を使っていることが多いので、同じ商品を取り寄せることができたとしても色褪せしているため色味がそもそも変わってしまうということもあるので注意してください。

・建物がそもそも大きい

現在多くの新築注文住宅は30坪前後の建物の大きさであることが多くあります。多くの中古輸入住宅の場合は10〜20年以上が経過していることもあり、建物の大きさがそもそも30坪後半から40坪を超える大きさであることがあります。

リビングが20帖以上であったり、部屋数が多いなどということがあります。そのため、価格が中古輸入住宅でも高かったり、家族の人数が4人なのに部屋数が多かったりと、元々暮らしていた人がこだわって建築した建物なので住みづらく感じてしまう可能性はあります。

建物が大きいということは土地面積も大きいので、雪が多い地域などでは除雪も大変であることが考えられます。建物が大きいと毎日の掃除も大変ですよね。

暖房光熱費もその分高くなりがちです。建物が大きい分考えられるデメリットも考慮して検討してみて下さい。

このように中古輸入住宅を購入するにはデメリットと考えられることもあります。輸入住宅のほとんどはツーバイフォー工法で建築されています。

ツーバイフォー工法のメリット・デメリットについては「北欧住宅にも多く採用されているツーバイフォー工法」という記事も併せてお読みください。

また、「輸入住宅にはどんなデメリットがあるのか」という記事でも輸入住宅のメリット・デメリットについてご説明しているので併せてお読みください。

中古輸入住宅を買うときの注意点

中古住宅輸入住宅を購入するための注意点としては上記でお伝えした「メリット・デメリット」をよく理解して購入するようにしましょう。

中古輸入住宅にはメリット・デメリットが存在しています。もちろん新築輸入住宅の場合もメリット・デメリットは存在します。中古輸入住宅を購入しようとしている方は、なぜ自分たちが中古輸入住宅を購入するのかもきちんと理由を明確にしておいてください。

「中古住宅」を購入される方の多くが、建物が立っている立地(場所)優先であるか、新築で注文住宅を建築するには予算が足りない。という理由であることが多いです。

中古住宅として流通している輸入住宅は、当時建築した住宅会社が中古住宅を販売しているケースもありますが、ほとんどの場合は不動産会社が仲介で販売しています。

なので、不動産会社もどのような施工方法で建築されたか、増改築が可能なのか。ということをすぐに回答することは難しいでしょう。

どの住宅会社が建築したのか。なども気になる方もいらっしゃると思います。前述で増改築が難しいということをお伝えしました。

ハウスメーカーが建築したのか地元の工務店が建築したのかによっても第三者の工務店が修繕やリフォームをすぐに施工できるかどうかも変わってきます。

建物が大きく、修繕箇所が多い場合は中古輸入住宅の価格が安くても修繕費が多くかかってしまうということも考えられます。その場合新築で輸入住宅を建てた場合のコストと変わらないということになってしまう可能性もあるのです。

中古輸入住宅を購入する場合は建物費用だけではなく、そこから発生する修繕費などを含めたトータルコストを考えるようにしなければいけません。

中古輸入住宅を購入するためには、まずは自分たちが中古住宅を購入する理由を明確にしておき、新築住宅を購入するときと同じですが、優先順位を予め決めておくことで判断のスピードを上げることが可能になります。

新築でも手が届く輸入住宅

冒頭でもご紹介しましたが、「輸入住宅」というキーワードで「高い」「自分たちには無理」と決めつけている方も多くいらっしゃるようです。

実際、インターデコハウス秋田にお越しいただき家づくりのご説明やお金のお話をさせていただくと、自分たちでも輸入住宅を建築することができるんだ。

と思っていただきご契約いただいているお客様が多くいらっしゃいます。自分たちには高すぎて無理。と決めつけている方がもしいらっしゃれば考えてみてください。

住宅ローンを組むシミュレーションや資金計画はしたでしょうか?建物の価格は何を基準に考えて無理という判断をしてしまっているのでしょうか。

多くの方は、実際に資金計画などをしているわけではなく、「なんとなく高そう」だから無理だと思っていた。という方がいらっしゃいます。

これは、輸入住宅であってもそうじゃなくてもまず住宅を購入する際には、自分たちが家づくりにかけて良い予算を把握するところから始まります。

輸入住宅の予算はいくらあれば大丈夫?費用を抑える4つのコツ」という記事で家づくりを考えはじめた時にまず知っておいてほしいことを掲載しているので併せてお読みください。

まとめ

今回は、「中古輸入住宅のメリットとデメリット」をお伝えしてきました。中古輸入住宅を検討する際には、まず「新築住宅と中古住宅」のメリット・デメリットを知り、「輸入住宅」の特徴を知っておく必要があります。

中古輸入住宅は、外観デザインが流行に左右されないという特徴があるので築年数が経過していても古さを感じないというメリットがありますね。

ただし、築年数が経過している物件はデザインは古さを感じませんが、水回りなど使用頻度の高いスペースや設備は修繕が必要になったりもします。

物件の販売価格は手頃だけど、修繕費が高額になってしまうなどということもあるので実際に自分たちが住むために総費用がどのくらいかかるのかを算出してもらうようにしましょう。

私たちインターデコハウス秋田(住広ホーム)では、お客様一人ひとりによって家づくりの考え方や住宅ローンの借り方など全てが違うので詳細はお客様一人ひとりに合わせてご提案させていただいています。

今回この記事を最後まで読んでいただいた方は、家づくりを進めていてる方もしくはすぐに家づくりを始めたいと思っている方ではないでしょうか。

既に家づくりを進めている方でまだ住宅会社を決めきれていない方は一度インターデコハウス秋田(住広ホーム)の八橋展示場へお越しいただき、インターデコハウスのことや住広ホームの家づくりの考え方などを聞いていただければと思います。

これから家づくりを始めようと思っている方は、ぜひ一度私たちが開催している「家づくりはじめの一歩セミナー」へご参加いただければと思います。

今回この記事でご紹介した内容をお客様一人ひとりのケースをお聞きしてご提案させていただいています。まずはじっくりとお客様の家づくりに対する想いをお聞かせいただければと思います。

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インターデコハウスのコンセプトや世界観がわかる一冊です。インターデコハウスのコンセプトや「北欧」「南欧」「北米」に分けられた商品ラインナップの各商品の説明が実際の実例写真と共に紹介されています。

この1冊でインターデコハウスのファンになっていただけると思います。また、商品ごとにプロのコーディネーターへインタビューしたインテリアデザインポイントを掲載しています。

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北海道生まれのインターデコハウスは住宅デザインだけではなく、性能や仕様にもこだわりをもっています。枠組壁工法(ツーバイフォー工法)を取り入れた工法は地震や台風にも強いと言われています。

デザインだけが良くても性能や仕様もちゃんと知っておきたい。そんなお客様にわかりやすくインターデコハウスの性能や仕様がわかる1冊になっています。

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インターデコハウスには「北欧」「南欧」「北米」に分けられた全部で10種類の外観デザインがあります。(2020年3月時点)自分たちの好みがどのような外観デザインなのかを考えるのに適している1冊です。

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インターデコハウス秋田(住広ホーム)では、毎月「デコスタイルブック」という季刊誌を発行しています。毎月のイベント情報や、暮らしに関するおすすめ情報などインターデコハウス秋田にお問い合わせいただいた方限定の情報誌です。

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・COZY秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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