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「せっかく家を建てるなら、うちの子(=ペット)にも心地よい空間にしてあげたい」そう思うのが、親心ですよね。
滑ってケガをしないか心配なフローリング。気になるニオイや抜け毛。掃除のしやすさも気になるし、でもせっかくならおしゃれな家にしたい─。ペットと暮らす毎日は、幸せだけど、住まいへの悩みも増えるものです。
そんなときに注目したいのが「自然素材」。見た目がナチュラルでおしゃれなだけでなく、実はペットとの暮らしにもおすすめなんです。
このブログでは、自然素材がなぜペットにやさしいのかをはじめ、滑らない床、ニオイを抑える壁材、通気設計の工夫まで、実例も交えながらわかりやすくご紹介します。人もペットも心地いい住まいづくりのヒントを、ぜひ見つけてください。
「人に優しい素材は、ペットにも優しい」そう言われるように、住まいの“素材選び”は、家族みんなの健康と快適性に直結します。
特にペットは、人よりも床に近い場所で過ごし、ニオイや湿度、温度の影響も受けやすい存在。だからこそ、インテリアの見た目だけでなく、素材そのものの性質や、機能性までしっかりと考えて選ぶことが大切です。自然素材は、そんな“繊細な家族”であるペットにとっても、頼れる味方になってくれます。
ペットとの暮らしに自然素材が向いているのには、ちゃんと理由があります。ここでは代表的な3つをご紹介します。
無垢材の床や珪藻土の壁は、合成素材に比べて肌あたりがやわらかく、夏は涼しく冬はほんのり温かいのが特徴。床に寝そべることが多いペットにとって、この“温もり”はとても快適です。
ビニールクロスや合板フローリングには、接着剤や樹脂など揮発性化学物質(VOC)が含まれることも。ペットは人よりもその影響を受けやすく、目や鼻の刺激・皮膚トラブルにつながることもあります。自然素材を使うことで、空気環境のストレスをぐっと減らせます。
珪藻土や漆喰などの塗り壁材には、消臭・調湿作用があります。「ペットのにおいが気にならない」と実感する方が多く、室内環境を整える力に優れています。
無垢材は「お手入れが大変そう」と思われがちですが、実は日々の掃除機や拭き掃除だけでも十分。多少のキズも、使うほどに味わいになり、住まいの経年変化を楽しめる素材です。
また、漆喰は調湿・消臭効果に優れ、ペットのにおいや湿気を自然にコントロールしてくれます。一見ハードルが高く感じる自然素材も、実際に暮らしてみると「心地よさ」を実感できるはずです。
素材の特性を理解することで、人にもペットにもやさしい空間をつくることができます。ここでは、床材と壁材を選ぶ際のポイントや、おすすめ素材について紹介します。
犬や猫にとって、滑る床は足腰に負担がかかるだけでなく、ケガの原因になることも。特にフローリングは、素材や仕上げによって滑りやすさが大きく変わります。ペットに優しい床材として、自然素材の「無垢フローリング」と、手入れのしやすさが魅力の「クッションフロア」がよく比較されます。
無垢フローリングは、木の持つ適度な凹凸と温もりが特長で、滑りにくく、足腰への負担が少ない素材です。また、調湿性があり、夏はサラッと涼しく、冬はほんのり温かく感じられるため、床に直接寝そべることの多いペットにとって快適な環境になります。
さらに、表面についた傷も、時間とともに味わいとなり、使い込むほどに風合いが増していくのも魅力です。ただし、木の種類や塗装方法によっては滑りやすいこともあるため、「オイル仕上げ」や「浮造り(うづくり)」加工など、滑りにくさに配慮された仕様を選ぶことが大切です。
一方、クッションフロアはやわらかく、ペットの足音が響きにくい、防音性にも優れた床材です。表面が滑りにくく、水や汚れに強いため、トイレの粗相や食べこぼしなどにも安心して対応できます。
ただし、長期間使用すると表面が摩耗したり、においを吸着しやすいといったデメリットもあるため、耐久性や空気環境を重視する場合は慎重な選択が求められます。
それぞれにメリット・デメリットはありますが、ペットの性格や年齢、住まい方に合わせて、滑りにくさと心地よさのバランスを考えた素材選びを心がけたいですね。
合板フローリングなどと比べると、無垢材は柔らかく、傷や凹みがつくことがあります。でも実は、そのキズさえも“味わい”として楽しめるのが、無垢材の魅力のひとつ。自然素材だからこそ、使い込むほどに色や質感が深まり、家族の思い出とともに住まいに“経年美”が刻まれていくのです。
とはいえ、生活の中でできる傷がまったく気にならないわけではありませんよね。そこで、あらかじめキズが目立ちにくい素材や仕上げを選ぶ工夫をしておくのがおすすめです。
たとえば、「浮造り(うづくり)仕上げ」という表面に凹凸をつけた加工は、細かいキズが目立ちにくく、滑りにくさの面でもペットに適しています。また、「オイル仕上げ」は、ツヤを抑えたマットな風合いで自然な手触りが魅力。表面が硬くなりすぎないため、キズがついても部分的な補修がしやすいというメリットもあります。
万が一、ペットの爪あとや物を落としたときにできた凹みが気になった場合でも、水とアイロンを使えばある程度の凹みを元に戻すことができるのも無垢材ならでは。素材そのものに厚みがあるからこそ、「張り替えずに直す」ことが可能なのです。
さらに、あえて節や色むらのある樹種を選ぶことで、傷もなじみやすくなります。見た目の個性が出るうえ、日々の変化を前向きに受け入れやすくなります。
「キズがつく=劣化」ではなく、「キズも含めてわが家らしさ」。そんなふうに素材と向き合えると、毎日の暮らしにもっと余裕が生まれ、ペットとの生活そのものが愛おしく感じられる空間になるはずです。
ペットとの暮らしで意外と気になるのが「におい」と「湿気」。そのどちらにも効果を発揮してくれるのが、漆喰や珪藻土といった自然素材の塗り壁です。
漆喰はアルカリ性の性質を持ち、抗菌・消臭効果が高く、カビが発生しにくいのが特長。室内の空気をクリーンに保ちたい方におすすめです。
一方、珪藻土は細かい穴が無数にあいた構造で、優れた調湿性能を持っています。夏は湿気を吸収し、冬は乾燥をやわらげるため、室内の空気が快適に保たれます。さらに、ペットのにおいや湿気対策にも効果的です。
さらに、どちらも静電気が起きにくいため、ほこりや毛が付きにくいというメリットもあります。「空気がなんとなく軽い」「空気清浄機がいらなくなった」という声も聞かれるほど、室内環境の質を高めてくれる素材です。
素材をきちんと選ぶことで、ペットにやさしく、人にもうれしい空間が実現できます。次のパートでは、そんな空間をもっと快適に保つための“暮らしの工夫”をご紹介します。
「ペットのにおいが気になる…」「掃除しても毛が舞う…」「子どものアレルギーが心配…」そんな悩みも、家づくりの工夫でぐっと軽減することができます。自然素材の力を活かしながら、空気がこもらず、清潔に保てる住まいのポイントをご紹介します。
室内にこもった空気は、においや湿気、アレルゲンの温床になりがち。そのため、自然素材を使うだけでなく、「風の通り道を意識した住まいづくり」が重要です。
たとえば、窓の配置を対角線上にすることで、家全体に風が抜ける設計に。また、天井付近に高窓(ハイサイドライト)を設けると、上にたまった熱気や湿気が自然に抜けやすくなります。そこに、調湿・消臭効果のある珪藻土や漆喰などの自然素材の壁や天井を組み合わせることで、においや空気のこもりをさらに抑えることができます。
空気の質がよくなると、においが気になりにくいだけでなく、家族全員の健康管理にもつながります。
床や壁のメンテナンスには、「天然由来のワックスやコーティング剤」を選ぶと、安心して使うことができます。特に、ペットが床を舐めてしまうことを考えると、化学物質を極力避けたいところです。
たとえば、蜜蝋ワックス(ミツバチの巣から作られる天然ワックス)、植物性オイル(亜麻仁油など)、自然塗料系のフロアコーティングなどは、人にもペットにもやさしく、安全性が高いとされています。
これらは無垢材の質感を損なわず、汚れをはじいてくれるため、掃除もしやすくなり、清潔な状態をキープしやすくなります。
また、床をコーティングしておくことで、においや湿気の吸着を防ぐ効果もあるため、住まい全体の空気感を整えるサポート役にもなってくれます。
家づくりを考えるとき、「ペットの居場所をどうつくるか」だけでなく、「一緒に楽しめる空間」をどう設けるかも、大切な視点です。お気に入りの場所でくつろぐペットの姿を見ると、自然と気持ちがなごみますよね。
この章では、人とペットが心地よく過ごせる“共有スペース”のアイデアをご紹介します。
土間やウッドデッキは、屋外と屋内をゆるやかにつなぐ中間スペース。ここを“ドッグラン風”に活用することで、ペットも人も一緒に楽しめる空間になります。
たとえば、玄関脇に広めの土間を設ければ、ちょっとした運動スペースや遊び場に。外遊びのあとに体を拭いたり、足を洗ったりする場所としても便利です。
また、ウッドデッキをリビングとつなげることで、日向ぼっこやリラックスタイムをペットとシェアできる場所に。手すりや簡単なフェンスを設ければ、安全に外の風を感じながら自由に過ごすことができます。
土間やデッキは掃除がしやすく、雨の日でも気軽に使えるのが魅力です。家の中にいながら、ちょっとしたアウトドア気分を味わえる“居場所”になります。
猫にとって、上下に動ける立体的な空間は、ストレス発散や安心感につながります。そこでおすすめなのが、壁面を使ったキャットウォークや、高窓のそばに設けたひなたスペースです。リビングの一角にキャットウォークを設ければ、家族のそばにいながらも自由に行き来ができ、猫にとっての“安心できる居場所”になります。
また、日が当たる窓辺に腰かけられるベンチや棚を設けておけば、猫のお気に入りスポットに。人も読書を楽しんだり、のんびりくつろげる空間になります。こうした工夫は、インテリアとしてもアクセントになるので、おしゃれに暮らしたい飼い主さんにもおすすめです。
散歩から帰ってきたとき、汚れた足でそのまま室内に入るのは気になりますよね。そんなときにあると便利なのが、玄関近くに設ける“ペット用の足洗い場”です。ホースやお湯が使える水栓、タイル貼りの床、簡単な腰かけなどを備えておくと、外遊びのあともすぐにきれいにしてあげられます。
このスペースを土間とつなげれば、水跳ねを気にせず使える実用空間に。掃除道具や散歩グッズを収納できる棚を組み合わせれば、家全体の使い勝手もぐっとアップします。小さな設備ですが、“外と中をつなぐ快適さ”を実感できるポイントになるはずです。
自然素材を取り入れた家づくりは、見た目のおしゃれさだけでなく、ペットとの暮らしをもっと心地よく、健やかにしてくれる選択肢のひとつです。ペットを含む家族みんなが気持ちよく暮らせる住まいとして、前向きに検討してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。
ここで、今回ご紹介したポイントをふり返ってみましょう。
・無垢材や塗り壁などの自然素材は、滑りにくさ・消臭・調湿の面でもペットにやさしい
・キズや汚れも「味わい」として楽しめる、経年変化の美しさが魅力
・においやアレルゲン対策には、通気設計+掃除しやすさ+天然ワックスの合わせ技
・土間やデッキ、キャットウォークなど、ペットと人が一緒に過ごせる居場所づくりもポイント
自然素材の心地よさや機能性は、実際にふれてみて初めてわかることもたくさんあります。間もなく自然素材のぬくもりを感じられるナチュリエのモデルハウスが秋田で初めてお披露目となります。7月5日(土)に秋田市御野場にグランドオープン!!
今回の記事が気になった方やかねてよりナチュリエに興味があった方は、ぜひ自然素材の家を体感しに来てくださいね。現在、モデルハウスの来場予約を受け付け中です。詳細は下のリンク先よりチェックしてください。
ナチュリエモデルハウス来場予約はこちら:https://sumikouhome.co.jp/event/8073/
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ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。
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