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輸入住宅だったら作れる!?便利な地下室の作り方

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輸入住宅だったら作れる!?便利な地下室の作り方

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。

輸入住宅を建てようとする時に「地下室」もあったらいいな。と思う方もいらっしゃると思います。実際、インターデコハウスではあまりご要望は多くありませんが、今回は輸入住宅であれば作ることができる「地下室」についてをご紹介します。

地下室の使い方いろいろ

「地下室」という空間を作りたいという方はどのような用途で地下室を使いたいと思われるでしょうか。使い方によっても作り方が変わってきます。

隠れ家シアタールームとして使う

地下室ではなくてもシアタールームをご要望されるお客様は多くいらっしゃいます。大きなスクリーンとプロジェクターを設置して、大好きなスピーカーで家にいながら映画館の迫力を味わいたい。

映画好きな方で輸入住宅を建てるのであれば、こんな部屋があるとずっと家にいたくなりますよね。地下室であれば周囲をコンクリートで囲まれているので音が外に漏れにくくなります。

照明なども工夫して自宅映画館としてシアタールームを地下室につくるのもいいですよね。

音楽スタジオとして使う

インターデコハウスのお客様でも楽器を趣味にされている方は多くいらっしゃいます。ギターやベース、ドラムだけではなく、ピアノや金管楽器などみなさん様々です。

しかし、アパートでは近所迷惑になってしまうからという理由で家では演奏することが難しいですよね。輸入住宅を建てたら自分の部屋でたくさん演奏したいと思われることでしょう。

しかし、楽器の音は一戸建て住宅でも外に漏れてしまいます。自然給気口や窓・壁などは防音設備としていないためです。

周りに住宅が建っていない場所であればあまり気にしなくてもよいかもしれませんが、多くの場合は近隣にすでに住宅が建っていると思います。

そのような場合に、周囲がコンクリートで囲まれた地下室があれば外に音が漏れにくくなるので、気兼ねなく演奏をすることが可能になります。

ワインセラーや備蓄庫として使う

地下室というと室温や湿度などを一定に保つことが可能です。一般住宅でワインセラーとして地下室を利用される方は一部の方かもしれません。ワインが好きな方であれば、冷蔵庫タイプのワインセラーで保管している方はいらっしゃるかもしれませんね。

冷蔵庫タイプのワインセラーも例えば2台になってしまう場合はワインセラーを置くスペースが必要ですよね。そんなときに地下室があると便利かもしれません。

また、非常時などの日用品の備蓄庫としたり、食品などの備蓄庫として利用されるケースもあると思います。ただし、日用品と食品を備蓄する場合は、完全に分けて地下室を作らなければいけません。

趣味の部屋として使う

映画やドラマのワンシーンで出てくるような地下室だと、趣味の部屋(アトリエ)として利用しているシーンを見かけることは有りませんか?

絵を書いたり、書道をしたり、DIYをしたり。趣味に没頭できてその材料などが全て手の届くところに配置できる自分だけの趣味の部屋は魅力的ですよね。

バーカウンターやビリヤード台などを設置して、自宅パーティーを楽しむ空間として利用できたら楽しいだろうな。と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

地下室のメリットデメリット

「地下室」を輸入住宅で作る場合にはもちろんメリットと考えられるべき点とデメリットと考えられるべき点があります。

地下室をつくるメリット

・地震に強い

地下室は地盤に囲まれていて且つコンクリートで囲まれているため地震に強いと言われています。地震の影響は地表から高くなればなるほど影響が強いと言われています。

高層マンションの上層階などが揺れを感じやすいのはその影響です。近年では、地震の揺れを軽減できる装置(制振装置)なども販売されています。

・遮音性が高い

特に、全地下タイプの地下室の場合は、完全に地盤に囲まれた空間に部屋を作るので、楽器の演奏や映画を大音量で見ても周囲に迷惑をかけることが少なくなります。

また、お子様が走り回っても近隣への騒音が軽減されますので安心です。

・室温が安定している

日本は四季があるので、それぞれの季節ごとに外気温が違いますよね。地下室であれば外気温に左右されずに1年間を通して一定の室温を保つことができます。

・土地を有効に活用できる

土地探しをしているときに「容積率」という文字を目にする機会があると思います。容積率とは敷地の面積と、建物の延べ床面積(全フロアの合計面積)の割合のことをいいます。

例えば容積率が80%場合、100㎡の敷地面積には最大80㎡の家を建てることが可能となります。ただし、地下室の場合は、一定の条件を満たせば建物全体の3分の1までは容積率で算出する面積に入れなくてよいのです。

なので、土地が狭くて建物を大きくできない場合は上ではなく下に広げるという方法もあるのです。

地下室をつくるデメリット

・建築費用が高くなる

やはり地下室を作る場合はそれなりにコスト(建築費用)がかかってきます。通常の建築工事ではかからない工事費用や調査費用がかかってくるので、1階に1部屋を追加する費用よりも高い費用となるケースがほとんどです。家づくりにかけられる総予算と相談しながら検討することをオススメします。

・結露しやすくなる

メリットの部分では室温が1年を通して一定であるとお伝えしましたが、これがデメリットにもなってしまうことがあります。

外気温と室温に差がでると結露を起こします。あまりにも外気温と室温に差が出てしまわないように空調で調整をしたりと、設備をしっかり整える必要があります。

・浸水に注意が必要

近年日本でも自然災害が増えています。台風や局地的な豪雨によって地下室への浸水被害が発生するケースもあります。

トイレなどは道路面より低い場所に設置されていると下水が逆流してしまうこともあります。また、雨水によってドアが開きにくくなることもあるため浸水には注意が必要になってきます。

事前に浸水対策ができるような準備をしておく必要があります。

リフォームと地下室

輸入住宅であれば、予め地下室を作る設計をするので作ることが可能ですが、後付で自宅をリフォーム・リノベーションをして地下室を設けることはほぼ不可です。

これは、建築基準法で定められています。条件を満たせば地下室をつくることが可能になる場合もありますが、既存建物をリフトアップしなければいけないなど困難なことも出てくるでしょう。

敷地内に空きスペースがあり、新たに地下室を独立させて作るのであれば既存建物とは関係がなくなるので可能になります。

まとめ

今回は、輸入住宅であれば作ることができる地下室についてご紹介してきました。インターデコハウスのお客様では地下室をご要望される方は少ないのですが、輸入住宅であれば建築をすることは可能です。

特に地下室を作る場合は、どんな利用目的で地下室を作るのかを十分に住宅会社の営業マンと話し合って進めていきましょう。

通常の建築コストよりも費用が発生するため、もともとの家づくりにかけることができる総予算をオーバーしてしまっては困りますよね。

しっかりと目的をもって家づくりを進めていくことをオススメします。

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・COZY秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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