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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
飽きのこないシンプルなデザインに機能性や耐久性が備わった北欧インテリアは、冬が長く日照時間の短い、暗い日が続く厳しい自然環境下で、長期間を室内で過ごすために居心地の良い室内環境を求める中で生まれ発展してきました。
あたたかい灯りで優しく包み込む照明、食卓を彩る食器類、明るく楽しい気持ちにさせてくれる色柄物のファブリック類、木の素材感、ぬくもりを感じられる家具など、北欧インテリアには北欧の人々が求める、金銭的・物質的ではない精神的な豊かさを叶えてくれる要素が含まれています。
男女問わず、世界中の幅広い年齢層に長年支持されてきた北欧インテリアの歴史や特徴に触れながら、その魅力を探っていきたいと思います。
目次
18世紀半ばにイギリスで起きた産業革命の余波は、当時ヨーロッパの後進国であった北欧にも押し寄せてきました。しかし、ヨーロッパの中心から離れた北欧諸国は工業化や都市化において、ほかのヨーロッパ諸国に比べて遅れをとります。
産業革命によって従来の生産システムは大きく変わり、機能性や美しさよりも廉価な商品を大量生産することが重要視されるようになり、製品は粗悪な模倣に近いものになっていきました。
これを問題視し、解決しようと起こったのが「アーツ&クラフツ運動」です。機械化・大量生産による職人を軽視する風潮を否定し、熟練工の伝統的な技術やセンス、こだわりを再度見直そうとする芸術運動は、その後のバウハウスへとつながっていきます。
バウハウスとはドイツ中部のワイマール共和国に設立された美術学校のことです。14年という短い期間ながら、モダンデザインの基礎を作り、今なお世界中の建築やデザインなど、さまざまな分野において多大な影響を及ぼしています。
北欧諸国は産業革命に乗り遅れたため、このバウハウスが巻き起こした合理主義的・機能主義的なデザイン潮流をダイレクトに受けることはありませんでしたが、これまで大切にしてきた伝統的な職人の手作業技術やセンス、生活習慣に合ったデザインにモダニズムの合理・機能性を融合させ、北欧独自の北欧モダニズムを確立していきます。
そして、その結果、シンプルで機能的でありながら、自然素材を取り入れたあたたかみのある自然美の際立った北欧デザインが生まれました。
関連して、北欧フィンランドのデザイン史については下の記事にまとめてありますので、そちらもご覧になってみてください。
北欧デザインはシンプルで飽きのこないデザインが特徴です。長時間室内で過ごすことが多いため、快適に過ごせることがデザインを考える上でも重要とされています。
北欧で名作と言われる家具などは装飾的要素が省かれ、素材の美しさを最大限に活かした形状で気品のある優美な仕上がりになっているものがほとんどです。
また、北欧インテリアは色も重要で、長時間過ごす室内を明るくあたたかみのある空間にするためにカラフルな色柄物を上手に取り入れています。
基本的なベースカラーには白、ベージュ、ブラウン、グレーが多く使われています。また、自然素材のインテリアにはアースカラーが好相性で、こちらも多く使われています。そして、赤やオレンジ、黄色、ブルーなどのビビットカラーをアクセントに加えて、ぱっと明るい印象にしているのが配色の特徴です。
北欧テイストの配色のポイントやコーディネート事例については下の記事でより具体的にご紹介していますので、インテリアコーディネートの参考にしてみてくださいね。
北欧インテリアの特徴には耐久性の高さもあげられます。北欧では本当に良いものは親から子へと受け継がれて、長く大切に使い続けられます。そのため、材質も良質なものが使われ、熟練の職人によって丁寧に細部までこだわって作られています。
では、インテリア・アイテムごとに特徴を見ていきましょう。
椅子に見られる特徴は、「曲げ木」と呼ばれる技法で作られた曲線です。熱を加えながら少しずつ木材を曲げていくやり方で、背もたれなど、身体にフィットするように加工しています。デザイン的な美しさに加え、機能性も兼ね備えています。
(※https://item.rakuten.co.jp/より転用)
テーブルにも木目の美しさや木の加工技術など、木材の良さが活かされたデザインが多いです。脚はまっすぐシンプルなデザインのストレートレッグや床に向かって細くなっているテーパードレッグが主流です。ラウンド(丸)形状のテーブルは人気が高いです。
(※https://www.sterior.com/より転用)
リビングには欠かせないソファは、くつろぎ感のあるアースカラーのウールやリネン素材の布張りが多く、肘掛けや脚には天然木が使われています。ナチュラルテイストで心地よくリラックスできます。
(※https://sotao.shop-pro.jp/より転用)
関連して北欧デザインのソファベッドについて紹介していますので、下の記事も併せて読んでみてください。
照明はデザイン性が高く、複雑な形状のものが多く存在します。単に空間を明るくするためのものではなく、明かりを灯すことで陰影や奥行き感を演出してくれます。
コースターやランチマットなどの小さなものから、クッションカバーやテーブルクロスなどの大きなものまであるファブリックですが、取り入れることで室内は北欧テイストになります。
日本でも人気のマリメッコやリサ・ラーソン、アルテックなど多くのブランドがありますので、好きなブランドやカラーで合わせると統一感が出てまとまりやすくなりますよ。
(※store.lune-deau.co.jp/より転用)
年代や性別を問わずに人気の北欧モダン(スカンジナビアンモダン)は、北欧の気候的特色などによって生まれたインテリアスタイルです。長時間過ごす家の中を快適に心地良い空間にするための工夫から発展してきました。
豊富な資源である木材を多用し、白木の床や家具に鮮やかでポップな色柄のファブリックを合わせ、あたたかさや素材の風合いを大切にしながら、すっきりとした機能美も備えたインテリアスタイルと言えます。
例えば、明るい木目や白木の家具にポップなカラーで見た目にも楽しいファブリックをテーブルクロスやラグに取り入れてみたり、白を基調とした部屋に黒い家具や照明を置き、そこに観葉植物などグリーンで自然との調和を表現するといった手法も北欧モダンなコーディネートの一例です。
北欧モダンは明かりの使い方にも特徴があり、キャンドルや間接照明を上手く使って部屋全体を明るくあたたかみのあるように見せる工夫をしています。
小物アイテムを上手に使うことが北欧モダンスタイルを作るポイントと言えそうですね。
白を基調としたキッチン・ダイニング。明るい色味の木製のテーブルにマリメッコのファブリックをテーブルクロスに合わせています。また、壁にカラフルなお皿をディスプレイして彩りをプラスしています。
こちらも白を基調としたリビングです。クッションカバーやラグ、観葉植物のグリーンが挿し色で効いたナチュラルテイストのやさしい印象です。
室内ドアをブルーグレーに塗装しています。こうした色づかいも遊び心があって素敵ですね。
そして、北欧モダンな照明の使い方。部屋の中心ではなく、隅の暗くなりがちなところに大小の北欧デザインの「LE KLINT(レクリント)」が設置されています。
木の素材感があたたかくぬくもりを感じられるキッチン。ダイニング・リビングへと仕切りなく一続きのオープンさが気持ちいいですね。天井の飾り梁もいいアクセントになっています。
北欧インテリアの歴史や特徴、北欧モダンなどについて見てきましたが、参考になりましたか。
これまでの記事でも北欧テイストの部屋づくりに関する内容を書いていますのでぜひ参考にして、素敵なお部屋づくりをしてくださいね。ファブリックは小さなものから気軽に取り入れられますので、そこから少しずつ変えていくというのもいいかもしれません。
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