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愛車やバイク、アウトドア・DIYの道具を思いきり楽しめる「ガレージのある家」。
ただし秋田では、雪・除雪・凍結を前提に考えるのが正解です。
目次
カーポートや簡易ガレージは手軽ですが、秋田の場合は積雪荷重や凍結、雪寄せの動線で苦労しがち。
秋田の冬を考えると、最初から建物に組み込む「ビルトインガレージ」が安心です。
雪下ろし・雪寄せの負担を減らし、クルマも趣味の道具も雪・凍結から守れます。
冬でも作業できる土間スペースとして使えば、一年中“趣味の基地”に。
DIYで叶えにくい構造部分は新築の造作で、内装や棚はDIYで——という楽しみ方もできます。
秋田市は市内全域が建築基準法上の「多雪区域」に指定されており、垂直積雪量は市街地中心部で1.0m、山間部では最大2.5mと、秋田市建築基準法施行細則の別表で定められています(秋田市の公開資料より)。
多雪区域では、積雪1cmごとに1平方メートルあたり20ニュートン以上の荷重を見込んで構造計算をするのが、基本ルールです(建築基準法施行令に基づく基準)。
実際、秋田市の累積降雪量の平年値は273cm、最深積雪の平年値は108.9cmにのぼります(気象庁「秋田 平年値」1991〜2020年平均)。
こうした数字を踏まえると、後付けのカーポートや簡易ガレージが積雪の重みで歪んだり壊れたりしやすいのも納得です。
ビルトインガレージであれば、屋根や壁を住宅本体と一体の構造として設計段階から積雪荷重を織り込めるため、無理な補強に頼らずに済みます。
さらに、ビルトインガレージの前面だけロードヒーティング(融雪システム)を導入する家庭も、秋田では珍しくありません。設置費用は普通車2台分で60万〜90万円が相場で、方式にはボイラー(温水)式・電気式・ヒートポンプ式があります。
ガレージ内には雪が入らなくても、シャッターの外側に雪が積もれば結局は車を出せなくなるため、「ガレージ+前面の融雪」をセットで考えると除雪の負担をより減らせます。
なお、潟上市など秋田市以外のエリアは秋田県が定める基準が適用されるため、垂直積雪量の具体的な数値は施工会社に確認するのが確実です。
メリットの多いビルトインガレージですが、事前に知っておきたい注意点も3つあります。
1つ目はコストです。
車1台分のガレージには4〜5坪ほどのスペースが必要とされ、坪単価50万〜80万円で計算すると本体価格だけで200万〜400万円、2台分なら400万〜800万円ほどが目安になります。
さらに電動シャッターは1台分で20万〜40万円ほど追加でかかり、断熱・遮音材入りのシャッターを選ぶとさらに費用がかさみます。
ただしシャッターは窓や扉のように完全に密閉できる建材ではないため、断熱への過度な期待は禁物です。
ガレージの上に部屋を配置する間取りでは、コンクリート床からの底冷えが伝わりやすい点も設計段階で考慮しておきたいところです。
2つ目は換気です。
冬場、シャッターを閉め切ったまま暖機運転をすると排気ガスがこもり、一酸化炭素中毒のリスクが生じます。
換気扇は必須で、空気の流れが滞りやすいガレージ奥の上下2箇所に設置し、稼働中はシャッターや窓も開けて空気を通すのが基本とされています。
3つ目は固定資産税と延床面積の関係です。
ビルトインガレージは「基礎で土地に定着している」「屋根と3方向以上の周壁がある」「居住や作業に使える用途性がある」の3条件を満たすと、固定資産税の対象になります。
また、容積率の計算では延床面積の5分の1を上限にガレージ部分を除外できる緩和特例がありますが、これはあくまで建築基準法上の話で、固定資産税の計算(地方税法)には影響しません。
「容積率で有利だから税金も安くなる」と思い込まず、見積もり段階で確認しておくと安心です。
コストと換気、税金の3点をあらかじめ押さえておけば、「思っていたより出費がかさんだ」「排気ガスがこもって不安になった」といった後悔は避けやすくなります。
「秋田の冬を快適に過ごせるガレージハウスを建てたい」というご相談は、ぜひ住広ホームにお任せください。秋田市・潟上市エリアでの実績をもとに、お客様の理想と現実的なコストのバランスが取れたご提案をいたします。
秋田市・潟上市で家づくりをお考えの方は、お気軽にどうぞ。
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