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ゆらめく炎を眺めながら過ごす、薪ストーブのある暮らし。憧れる一方で、「薪を運ぶのが大変そう」「部屋が木くずや灰で汚れない?」「毎日のお手入れはどうするの?」と気になる方もいるでしょう。
薪ストーブを無理なく使い続けるためには、ストーブ本体の使い方だけでなく、薪を運ぶ場所や保管する場所、掃除のしやすさまで考えておくことが大切です。そこで注目したいのが、薪ストーブと土間を組み合わせた間取りです。
この記事では、薪ストーブの基本的な使い方や日々のお手入れから、薪運びや掃除をラクにする土間の活用方法、間取りを考えるときのポイントまでご紹介します。
薪ストーブは、スイッチを入れればすぐに暖まる暖房とは違います。火をつけて、薪を足して、使ったあとは灰を片付ける。そんなひと手間も含めて楽しむ暖房です。
まずは、薪ストーブを使うときにどんなことをするのか、基本から押さえておきましょう。
薪ストーブは、着火剤などに火をつけ、細い薪から少しずつ火を育てていくのが基本です。火が安定してきたら太い薪を加え、燃え方を見ながら薪を足していきます。
燃え終わったあとは、ストーブの中に残った灰を片付けます。ただし、見た目には火が消えていても灰の中に火種が残っていることがあるため、十分に冷えてから処分することが大切です。
また、日々の灰の片付けとは別に、ストーブ本体や煙突の定期的な点検・掃除も必要です。
こう聞くと少し大変そうに感じるかもしれませんが、一つひとつは決して複雑な作業ではありません。薪ストーブには、火を楽しむぶんだけ、ちょっとしたお世話もあると考えておくとよいでしょう。

実際の暮らしで負担になりやすいのが、薪ストーブそのものの操作よりも、薪を運んだり、そのまわりを掃除したりする作業です。
屋外の薪置き場から使う分を持ってきて、家の中を通ってストーブまで運ぶ。薪はある程度の重さがあるため、これを冬の間何度も繰り返すとなると、意外と大変です。
さらに、運ぶ距離が長かったり、途中に段差や扉が多かったりすると、毎日の薪運びにも手間がかかります。
また、薪を室内へ運び込むことで床が汚れやすくなり、ストーブまわりの掃除も増えがちです。
「薪をどこから家に入れるのか」「ストーブの近くにどのくらい置いておくのか」
こうした動きまで家づくりの段階で考えておくと、薪ストーブを使う負担を減らしやすくなります。
薪ストーブを暮らしに取り入れるなら、置く場所にもひと工夫。土間と組み合わせることで、薪を運ぶ・置く・片付けるといった一連の作業をまとめやすくなります。
外から薪を運び込むと、どうしても細かな木くずや樹皮が落ちます。薪に雪や水分が付いたまま持ち込んでしまうこともあるかもしれません。
薪ストーブを土間に置いておけば、こうした汚れをフローリングまで持ち込まずに済みます。掃き掃除や拭き掃除がしやすい土間床であれば、薪を運んだあとの片付けもしやすくなります。
薪を運び込む場所と薪ストーブを使う場所を土間にまとめておくことで、リビングをきれいに保ちやすくなるのもメリットです。
土間の一角に薪の保管スペースをつくっておけば、屋外から運び込んだ薪をそのまま置いておけます。
その日に使う分や数日分をあらかじめ室内に用意しておけば、薪をくべるたびに外へ取りに行く必要もありません。
薪ストーブの近くに保管場所をまとめられるのも、土間の魅力のひとつです。

薪ストーブのまわりでは、薪を並べたり、火かき棒を使ったり、灰を片付けたりと、細かな作業があります。
土間にゆとりがあれば、こうした作業をする場所としても使えます。外から薪を運び込んだ流れで、そのまま作業しやすいのも土間ならではの使いやすさです。
薪ストーブ用の道具や灰を入れる容器も近くにまとめておけば、「使うたびに道具を取りに行く」といった小さな手間も減らせます。
薪ストーブと土間を組み合わせるメリットは、見た目の相性だけではありません。薪を運ぶところから、使う・片付けるところまでをひとつの場所にまとめやすいことが、毎日の使いやすさにつながるのです。
薪ストーブと土間は相性のよい組み合わせですが、ただ一緒に配置すれば使いやすくなるわけではありません。
炎を眺める場所、薪を運ぶ動線、暖かさの広がり方。こうした日々の暮らしまでイメージしながら薪ストーブと土間の配置を決めていきましょう。

薪ストーブの魅力は、部屋を暖めることだけではありません。ゆらめく炎を眺めながら、家族でゆっくり過ごせるのも楽しみのひとつです。
たとえば、リビングと土間をつなげ、ソファやダイニングから炎を眺められる配置にすると、薪ストーブをより身近に感じられます。
「土間=玄関まわり」と決めつけず、家族が過ごすリビングの一部として土間をつくることで、薪ストーブも暮らしの中になじみやすくなります。暖かさだけでなく、炎を囲んで過ごす時間まで想像しながら配置を考えてみましょう。
薪ストーブの暖かさを家の中に広げるには、ストーブと吹き抜けの位置も大切です。
リビングとつながる土間に薪ストーブを置き、その近くに吹き抜けを設けると、暖かい空気が上へ移動し、2階にも届きやすくなります。
ただし、実際の暖まり方は、家の断熱性能や間取り、薪ストーブの大きさによっても変わります。どこまで暖めたいのかをイメージしながら、ストーブと吹き抜けの配置を考えていきましょう。

薪ストーブを使う冬の間、何度も繰り返すことになるのが薪運びです。だからこそ、屋外の薪置き場と土間の位置関係も、最初から考えておきたいところです。
たとえば、薪置き場から玄関や勝手口を通り、そのまま土間へ運び込めるようにすれば、重い薪を抱えて家の中を長く歩かずに済みます。
また、薪をまとめて購入したり運んだりすることを考えるなら、駐車場から屋外の薪置き場までの距離も考えておくと便利です。
「薪をどこに保管するか」「どこから家の中へ運ぶか」「薪ストーブをどこに置くか」をひと続きで考える。そんな動線づくりが、薪ストーブを日常的に使いやすくするポイントです。
薪ストーブのある土間は、暖をとるだけの場所ではなく、趣味の時間を過ごしたり、ゆっくりくつろいだりできる空間にもなります。
住広ホームが手がけた住まいから、土間や薪を活かしたアイデアをご紹介します。

こちらの住まいでは、リビングとつながる約6畳の土間に薪ストーブを設けています。
吹き抜けと大きな窓から光が入る開放的な空間に、黒い薪ストーブがすっきりと収まり、グレーの床や壁ともよくなじんでいます。

土間には見せる収納棚も設け、キャンプ用品などお気に入りの道具を並べられるスペースに。薪ストーブのそばで、趣味の時間もゆったり過ごせる土間に仕上がっています。
もう一つの施工事例では、薪ストーブのそばに薪をまとめて置き、見せる収納にしています。

薪そのものが室内のアクセントになり、自然な木の色や質感が、空間にあたたかみを添えてくれます。

使う分の薪をすぐ手に取れる場所に置けるため、見た目のよさと日々の使いやすさを両立しています。薪を隠さず、インテリアの一部として見せる工夫が、この住まいの雰囲気にもよく合っています。
薪ストーブを楽しむなら、毎日の使いやすさまで考えて間取りを計画しておくことが大切です。
薪をどこから運び、どこに置くのか。灰の片付けやストーブまわりの作業をどこでするのか。こうした動きに合わせて土間や動線を計画しておけば、薪運びや掃除の手間を減らしやすくなります。
「薪ストーブには憧れるけれど、使い続けられるか心配」という方も、まずは実際の施工事例を見ながら、自分たちの暮らしに合う間取りをイメージしてみてはいかがでしょうか。
住広ホームでは、薪ストーブや土間を設けた住まいも手がけています。「わが家ならどこに薪ストーブを置く?」「薪置き場はどのくらい必要?」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
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ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。
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