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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
注文住宅を建てる場合、あらゆるシーンで選択や決断をする機会は多々あります。そうした中で誤った選択をしないように、後悔や失敗を極力減らすために知っておくべき注意点も多くあります。今回はその中から厳選して3つの項目を取り上げて解説していきたいと思います。
目次
注文住宅を建てるとなった場合、まず最初に考えるのがどこの住宅会社を選ぶかということ。これまでの記事でも書いてきたように、家づくりを進める上でのパートナー選びはとても重要ですから、相性も含めて慎重に選ばなければなりません。
実際には「ハウスメーカーと工務店、どちらがいいの?」と選ぶ基準がわからず迷う方は多いです。基礎知識としてそれぞれの特徴は最低限押さえておきましょう。ハウスメーカーと工務店の違いについて下に簡単にまとめました。
工務店 |
ハウスメーカー |
|
施工エリア |
ハウスメーカーに比べると小規模。地域密着型の建築。 |
全国各地に支店や営業所があるため、建築可能エリアもほぼ全国。 |
プランの自由度 |
お客様に合わせた自由設計が多い |
予めプランや仕様が用意されていることが多い |
施工の精度 |
職人によって左右されるところがあるが、長年同じ工務店の施工をしているため安心感がある |
工場生産によって品質が均一であり、マニュアル化されていることが多い |
工期(35坪程度の場合) |
約3〜5ヶ月 |
約3.5ヶ月 |
アフターメンテナンス |
会社によって異なる |
定期訪問など会社によって取り決めがなされている |
ハウスメーカーは建材の大量生産、在庫ストックなどにより原価コストを抑えられますが、広告費や人件費などが上乗せされるため、建築費用は高くなりがちです。ただし、予めある程度プランや仕様・設備が設定されていることが多く、工務店に比べて自由度は低くなりますが、選択がしやすく時短になるので、打ち合わせでの負担を軽減したいという方はハウスメーカーがおすすめです。
職人による施工精度の差も出にくく、品質が安定していることもハウスメーカーの強みの一つです。デザインや設計に強いこだわりがなく、一定以上に安定した品質を求める方にも人気です。アフターメンテナンスにおいて長期保証が充実している点も魅力です。
一方、工務店ではお客様に合わせた自由設計が多く、プランに合わせて建材を加工するため工期も長くなります。完成を急ぐ事情がある場合には不向きかもしれませんので、しっかり建築スケジュールを把握・管理する必要があります。また、施工精度も職人の腕次第で左右されるということは念頭に入れておきましょう。
工務店の魅力は地域密着型で地元での評判や信頼で長年建築を行ってきた強みがあることです。自分たちのことをよく理解してくれて、親身になって家づくりのサポートをしてくれたというような声も聞かれます。
アフターメンテナンスにおいては工務店によって対応は異なり、独自の定期メンテナンスを設けている会社もありますので確認が必要ですが、困った時にすぐ駆けつけてくれるといった柔軟な対応をしてくれる工務店もあります。
どちらを選ぶにしても、建てた後、住んでからのアフターメンテナンスはとても重要ですから、定期点検の有無やアフターメンテナンスの内容についてはしっかりと確認しておきましょう。ここでの対応が信頼できるかどうかの一つの指標になります。
そしてもう一つ、担当者の人柄や相性も重要な選択ポイントです。これから一緒に家づくりを進めていくパートナーになるわけですから、相性や家づくりの価値観が合う相手を選びましょう。初めての家づくりでわからないことも多い中で、適切なアドバイス、細やかなフォロー、何でも話せるような信頼関係が得られることはスムーズに進める上でもとても大切です。何よりストレスになり得る要因を回避することにもつながります。
数多いハウスメーカーの中から信頼できる1社を選ぶというのはなかなか難しいことだと思います。そのため情報収集はとても大切になります。
リクルートの住宅情報サイト「SUUMO」では、テーマ別や会社の種類別で住宅会社を探すことができますし、価格相場を比較することもできます。建築事例やモデルハウス、イベントの最新情報を知れて、気になった会社には資料請求までできるので効率良く気になる会社の情報を得ることができるというメリットがあります。
同じ様に「HOME’S」というサイトも絞り込んで検索が可能です。こうした大手サイトに掲載されるには運営会社のチェックがありますから、掲載されている会社は一定以上の信頼ができると判断できます。
より信頼度の高い情報を得るのであれば、実際に建てた人の声を聞くことです。インターネットやSNSで検索すれば、簡単に口コミや評判を知ることができますよね。施工実績が豊富であることも安心できる要素の一つです。併せて施工事例もチェックしておきましょう。
そして、情報収集した内容が本当にそうなのかを知るには、自分の目で見て、対応を肌で感じることも大切です。ネット上の情報を鵜呑みにして失敗してしまうこともありますから、最後はしっかり担当者と話してみて、その対応をチェックすることも忘れずに。
予算や性能、保証、オプションの内容など確認したいことはたくさんあると思いますが、それらの質問に嫌な顔をせず丁寧に納得できるまでわかりやすく説明してくれるかどうか、曖昧な態度をとっていないかどうかなどは大切なチェックポイントです。加えて、モデルハウスやオープンハウスに行ったあとの対応も見ておきましょう。
注文住宅の魅力の一つが自由設計で、ライフスタイルに合わせた間取り作りが可能です。しかし、家族構成やライフステージによっても最適な間取りは変わるため、建築当初に考えたものが後々住みづらくなってしまうこともあるのです。ですから、先を見据えて長期的に考える必要があります。
間取りには、生活動線、家事動線、ワークスタイル、家族のコミュニケーション、収納、採光、実用性、快適性、利便性など生活する上で大切なあらゆる要素が詰め込まれており、間取りの善し悪しでその後の暮らしも大きく変わります。
以下は間取りを考える上でのポイントになります。
・家族構成やライフスタイル、ライフステージなどの変化を見据えた長期的視点で考える
・現在の住まいでの課題を全て書き出す
・どんな暮らしがしたいのか具体的にイメージして落とし込む
・生活動線や家事動線を意識して1日の生活をシミュレーションしてみる
・家具や家電の配置は図面上に書き出して確認する
・コンセントや電気スイッチの数や配置もチェックする
・収納スペースは今よりも物が増えることを想定して必要な広さと使いやすい配置を考える
・周辺環境をチェックし、隣家の窓や換気扇の掃き出し口の位置、外からの視線を考慮する
・間取りの作成はプロに相談・依頼する
これらの内容については『注文住宅における間取りの重要性と失敗しないポイントを解説』という記事で詳細をお伝えしていますので、併せてご覧ください。
施工管理って住宅会社が行うもので、自分たちではできないのでは?と思いますよね。でも、建て主の方ができることもちゃんとあるんです。
それは、できるだけ時間を作って施工現場に足を運ぶこと。このことの重要性は過去の記事でも再三お伝えしてきました。まず、何度も足を運ぶことで現場監督や職人と面識ができます。面識ができるとコミュニケーションが取りやすくなりますから、現場で気になったことや気付いたことを話しやすくなります。
また、現場のスタッフ側にとっても施主が何度も見に来ることがわかると緊張感が生まれて、作業もより丁寧に、ミスのないようにという意識が働きます。万一、施工ミスがあったとしてももちろん隠すことはできませんから、施工ミスの回避あるいは早期発見につながるというメリットがあります。
本来あってはならない現場レベルでの図面と異なる仕上がりも同様で、短いスパンで細かくチェックしていれば手遅れになる前に早く気が付くことができるかもしれず、トラブル回避の可能性を高めることができます。
ここでポイントとなるのが、現場に行ったら施工過程の様子を写真や動画に記録しておくことです。特に上記のような気になる点や打ち合わせと違うと感じた点などは後にトラブルとなった場合の証拠として役立つことがあります。
疑問に感じたところはその場で現場スタッフにしっかり確認することも大切です。こうした一つ一つが住宅の品質を保証する上で、施主側ができることであると覚えておいてください。
快適な住環境を作る方法の一つとして、自然素材を用いることが挙げられます。自然素材とは、無垢材や珪藻土、漆喰、天然石、コルク材、セルロースファイバーなどで、シックハウス症候群やアレルギー症状を引き起こすホルムアルデヒドなどの化学物質を使用していない素材のことを指します。
自然素材を利用することは、上で書いたような健康被害の心配や体への負担が軽減され、健康的で快適な暮らしを送ることができます。素材によっては調湿効果や消臭効果なども期待でき、カビや結露が発生しにくかったり、自然素材ならではの触り心地や香り、奥深い風合いを楽しめるというメリットもあります。
家族に喘息やアトピー、アレルギー体質の方がいる場合や、ナチュラルテイストのコーディネートにしたい方、自然素材の風合いやぬくもりを魅力的に感じている方などが採用されることが多いです。
メリットが多く、おすすめの自然素材ではありますが、オプションとして追加費用が発生することが多く、建材や施工費用が高くなる傾向があります。また、自然素材ならではの特性がデメリットになり得るため、品質保持のためのメンテナンスが必要となり、維持費もかかることは考慮しておかなければなりません。
例えば、無垢材は膨張・縮小や反り・割れといった変形、そして変色することがあります。自然素材ゆえの色のバラつきも考えられますが、そうした経年変化を味わいとして受け入れられるかどうかは選択する上で大切なポイントになります。もし、そうした変化に敏感で少しでも気になってしまうという方にはおすすめできません。
一方で、漆喰の壁などは初期費用が高くなるものの、リフォームの必要がないため維持費はほとんどかからないという素材もあります。採用を検討される場合は、その素材の特性をよく理解し、初期費用だけでなく、維持費についても確認しておくようにしましょう。
家庭内で消費するエネルギーの約30%を占めるのが冷暖房によるものと言われています。省エネ・エコ住宅とは、そうした家庭で使うエネルギー消費量を抑えるための設備や建築資材を導入した住宅のことです。従来の住宅と比較し、高い断熱性や気密性、日射遮蔽によって光熱費が抑えられ、快適に暮らせる上に環境への負担も軽減できるのが特長です。
省エネ・エコ住宅にはZEH住宅やスマートハウス、認定低炭素住宅、LCCM住宅、長期優良住宅などさまざまな種類があります。政府は遅くとも2030年までにすべての新築住宅について「ZEH基準」水準の省エネルギー性能の確保を目指していますが、それに先駆けて2025年4月から原則すべての新築住宅に対して省エネ基準適合が義務づけられることが決まっています。
太陽光発電や蓄電池などの省エネ設備の搭載は住んでからのランニングコスト削減が期待できますが、導入時に設備や工事費用、申請の手間がかかるということも踏まえて検討しましょう。また、住宅会社を選ぶ際にも、補助金を受けられる省エネ・エコ住宅を設計・建築できる会社は限られていますので、施工実績があるかどうか確認しておくことも忘れずに。
注文住宅を検討されている方へ、建てる際に知っておいてほしい注意点を大きく3つの項目に分けてお伝えしてきました。ハウスメーカーを選ぶ際の注意点では「信頼できるハウスメーカーの見分け方」と「ハウスメーカーの評判チェック方法」について。高品質な注文住宅を建てるための注意点では「住宅設計の要点」と「施工管理の確認」について。快適な住環境を作る上での注意点では「自然素材の利用について」と「省エネ・エコ住宅について」それぞれ解説しました。
これまでお伝えしてきたことと重複する内容も多かったかもしれませんが、それだけ重要ポイントということですから、納得のいく家づくりをするためにも今一度確認しておいていただけたらと思います。選択や決断をする機会が多い注文住宅だからこそ、しっかり調べて準備をして誤った選択のないようにしたいものですね。
家づくりに関する不安や疑問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。無料相談会も実施中ですので、お申し込みは下のリンク先からどうぞ。
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