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新築の庭をおしゃれに仕上げる!建物とトータルでデザインする外構アイデア

家づくり
新築の庭をおしゃれに仕上げる!建物とトータルでデザインする外構アイデア

「どんな間取りにしようか?」「キッチンはどんな仕様にする?」と、家づくりが進むにつれて住まいの中身への期待は膨らむものです。しかし、理想の家づくりを完成させるためには、建物の外側、つまり「庭や外構(エクステリア)」への視点も欠かせません。

せっかくこだわって建てたマイホームも、周囲の庭が土のまま放置されていたり、建物のデザインと合わないフェンスが設置されていたりしては、その魅力は半減してしまいます。

家づくりにおいて、建物と庭はどちらも主役となる一つの空間です。今回は、建物の魅力を引き立てる、庭と建物をトータルでデザインする外構のアイデアと、失敗しないためのポイントを解説します。

建物がもっと映える!新築の庭にこだわるメリット

新築時に庭や外構のデザインにこだわることは、単に見栄えを良くするだけではありません。

建物の個性を強調し、住まい全体のまとまりや暮らしの満足度を高めるという、大きなメリットがあります。

外壁を引き立てるグリーンの効果

アメリカンハウスなど、海外風の美しい外観を象徴するアイテムと言えば「ラップサイディング」です。一枚一枚の板を丁寧に重ね張りしたサイディングは、独特の陰影と立体感を生み出し、それだけでも高いデザイン性を放ちます。

このラップサイディングの美しさを、さらに引き立ててくれるのが「庭のグリーン(植栽)」です。

淡いブルーやホワイト、シックなグレーといった外壁に、シンボルツリーの緑やアプローチの下草が重なることで、建物単体では表現が難しい奥行きと暮らしの温かみが生まれます。建築物に自然の緑が加わることで、まるで海外の街並みにある邸宅のような、絵になる佇まいが完成します。

「トータルデザイン」の重要性

庭づくりにおける失敗で多いのは、建物が完成した後に「余った予算とスペースで、とりあえずカーポートとフェンスを設置する」という後付けの進め方をしてしまうことです。これでは、建物のテイストと外構のデザインが衝突し、全体としてまとまりのない印象になってしまう可能性があります。

おしゃれな家にするには、最初から敷地全体を一つの空間として捉える「トータルデザイン」の意識が不可欠です。

例えば、アメリカンスタイルのお家であれば、カーポートにはあえて金属の質感を活かしたシンプルなデザインを選び、敷地の境界にはアメリカの公園にあるようなすっきりとした金網フェンスを配置する。北欧風の住まいであれば、温かみのある木目調のフェンスや、アプローチに自然石のタイルを敷き詰める。

このように、建物と外構の素材感や色味を最初から統一して計画することで、敷地全体が調和し、一際目を引く完成された美しい住まいが実現します。

理想と現実のバランス!庭づくりで失敗しがちな2つのポイント

おしゃれな庭づくりに憧れている方も多いと思いますが、庭は、暮らし始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースが多いエリアでもあります。

デザインという理想と、日々の管理という現実のバランスを取るために、あらかじめ押さえておくべき2つのポイントを見ていきましょう。

庭の「雑草対策」とメンテナンスのリアル

庭づくりで最も多い失敗が、「広々とした土の庭や一面の天然芝にしたけれど、手入れをする時間がなくて雑草だらけになってしまった」というケースです。

特に春から夏にかけての雑草の成長スピードは早く、週末の貴重な休みがすべて草むしりで潰れてしまう、といった負担も少なくありません。また、天然芝は美しい反面、定期的な芝刈りや水やり、肥料やりが必要となり、忙しい現代の共働き世帯にとっては想像以上の手間になります。

庭を計画する際は、「自分たちが庭のメンテナンスにどれだけの時間と労力を割けるか」を冷静に見極める必要があります。

全面を土のままにするのではなく、人が歩く動線や寛ぐスペースにはあらかじめ適切な処置を施し、緑を楽しむスペースはコントロール可能な広さに絞っておくことが、美しい庭を長くキープするための鉄則です。

プライベートな空間を確保する工夫

「庭で子どもを遊ばせたい」「休日にはBBQを楽しみたい」と思って広い庭を作ったものの、いざ住み始めてみると、通りかかる歩行者や隣の家の窓からの視線が気になって、結局庭に出なくなってしまった……という失敗も定番です。

庭をおしゃれにするだけでなく、安心してくつろげるプライベート空間にするためには、視線を遮る目隠しの工夫が欠かせません。

ただし、周囲を高いコンクリート壁で完全に囲ってしまうと、今度は敷地内に圧迫感が生まれ、日当たりや風通しも悪くなってしまいます。そこで重要になるのが、デザイン性と機能性を兼ね備えたウッドフェンスやスクリーン、もしくは背の高い植栽を効果的に配置することです。

外からの視線をほどよく遮りつつ、内側からは開放感をおぼえる絶妙な高さと配置を、設計段階からシミュレーションしておくことが重要です。

カリフォルニア風・北欧風を形にする庭づくりのアイデア

ここからは、家のテイストとして人気が高い「カリフォルニアスタイル」と「北欧スタイル」について、建物の魅力を引き立てる具体的な庭づくりのアイデアをご紹介します。

白いフェンスと緑の芝生が映えるアメリカン

カリフォルニアスタイルやアメリカンハウスを目指すなら、庭もその陽気で開放的な空気感に合わせるのがポイントです。

主役となるのは、爽やかな「白いフェンス」と、青々と広がる「緑の芝生」のコントラストです。敷地の境界線に白い樹脂製のフェンスや、スタイリッシュな金網フェンスを立て、その足元に広めの芝生エリアを設けるだけで、一気にアメリカの郊外のような雰囲気が完成します。

さらにアプローチには、アンティーク風なコンクリート製の枕木を敷いたり、シンボルツリーとしてココスヤシなどの南国風の植栽を1本植えたりするのも効果的です。建物が持つカジュアルでおしゃれな雰囲気が、庭のデザインによって何倍にも引き立ちます。

夜を彩るライティングの魔法

北欧風やナチュラルテイストの住まいでは、素材の温かみを活かした庭づくりが似合います。木目調のフェンスやゴツゴツとした自然石を配したロックガーデンなどが定番ですが、ここでぜひこだわりたいのが「夜のライティング」つまり照明です。

外構の照明は、夜間の安全性を高めるためだけでなく、住まいの外観を美しく演出するために重要なポイントです。

例えば、シンボルツリーの足元から上のほうに向かってスポットライトを当てて、枝葉の美しい影をラップサイディングの壁面に投影させる。あるいは、アプローチの足元に暖色系のマリンランプや間接照明を等間隔に配置する。

昼間はナチュラルで優しい印象だったお家が、夜になると上品で温かみのある光に包まれ、昼とはまた違う表情を見せてくれます。帰宅するたびにホッとするような、心地よい夜の外観を作るためには、照明の計画を外構デザインの初期段階から組み込んでおくことが大切です。

手間をかけずに美しさを保つ「ローメンテナンス」な素材選び

「おしゃれな庭にしたいけれど、やっぱり手入れに時間はかけられない」という方におすすめなのが、ローメンテナンスな素材を賢く組み合わせる手法です。デザイン性を損なわずに、日々の手間を極限まで減らす設計のコツをご紹介します。

定番素材の賢い組み合わせ方

庭の手入れで大変なことと言えば、やはり次から次へと生えてくる「雑草の草むしり」ではないでしょうか。この雑草という手間の原因となる土の面積を減らしつつ、おしゃれに見せるには「しっかり固める場所」と「緑を楽しむ場所」を分けて考えるのがコツです。

例えば、毎日のように人が歩くアプローチや駐車スペースは、コンクリートや外構用のタイルを敷いて、土を完全に覆ってしまいます。

とはいえ、全面をコンクリートだけで固めると、少し冷たい印象になってしまうことも。そこでおすすめなのが、コンクリートの間にあえて細いライン状の隙間を作り、そこにレンガを並べたり、人工芝の緑を挟んだりする工夫です。デザイン性が高まり、モダンでメリハリのあるおしゃれな空間に仕上がります。

子どもが遊んだりBBQをしたりするフリースペースには、「人工芝」を取り入れるのがおすすめです。最近の人工芝は非常にリアルに作られており、一年中枯れることのない美しい緑をキープできます。下に防草シートを隙間なく敷き詰めて施工するため、雑草が生えてくる心配もほとんどありません。

このように、コンクリートの便利さと人工芝のおしゃれな雰囲気を賢く組み合わせることで、日々の手入れを最小限に抑えながら、美しい庭をキープできます。

手入れが楽なシンボルツリー

「手入れは楽にしたいけれど、やっぱり本物の植物も少しは取り入れたい」という場合は、シンボルツリーの選び方にこだわりましょう。忙しい共働き世帯におすすめなのは、「病害虫に強く、成長が比較的遅く、剪定の手間がかからない落葉・常緑樹」です。

以下のような木がおすすめです。

  • アオダモ: 美しい白斑の幹と、サラサラとした涼しげな葉が特徴。成長が緩やかで、自然な樹形が美しいため、ほとんど剪定の手間がかかりません。
  • オリーブ: 常緑樹で一年中シルバーグリーンの葉を楽しめます。乾燥に強くとても丈夫なため、初心者でも非常に育てやすい人気の種類です。
  • ソヨゴ: 成長が遅く、波打つような美しい葉が特徴の常緑樹。秋には可愛らしい赤い実をつけ、季節感を楽しませてくれます。

これらをあらかじめコンクリートなどで区切った花壇に植えると、根が広がりすぎるのを防ぐことができ、水やりや管理の範囲を最小限に抑えながら、豊かな緑を楽しめます。

まとめ

新築の庭づくりは、建物の計画と同時に進める「トータルデザイン」があってこそ、おしゃれに仕上がります。建物のテイストに合わせたフェンスや植栽、夜を彩るライティングなどを一体で計画することで、住まい全体の完成度は見違えるほど高まります。

同時に、「雑草対策」や「ローメンテナンスな素材選び」など、日々の暮らしに負担をかけないという点を意識することが、長く愛せる庭を作るための大切なポイントです。

住広ホームでは、お客様の理想のライフスタイルや建物のデザインに合わせて、建物と庭が美しく調和するトータルな外構プランをご提案しています。「手入れが楽で、なおかつ海外風のおしゃれな庭を叶えたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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