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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
今、日本だけでなく世界中のインテリアやファッションなどさまざまな分野で人気があり注目されている「北欧」。特集を組まれるなど取り上げられることが多いので、なんとなくイメージはできているかもしれませんが、実際にどんな国かご存知ですか?
一言で北欧と言っても、さまざまな国をまとめて指している言葉です。今回はそんな「北欧」について、どこにあるのか、どんな国でどんな特性なのか、日本との関係性などについて見ていきたいと思います。
また、日本で人気の北欧住宅ですが、国によって特徴に違いがあるのかという点についても触れてみたいと思います。
目次
北欧とは、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、バルト三国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)、ブリテン諸島、アイスランドを含む国々を指します。
日本では「北欧」と「北ヨーロッパ」は同義語として使われることもあります。
(出典:wikipedia) 北ヨーロッパ 西ヨーロッパ 東ヨーロッパ 南ヨーロッパ
日本から北欧に行くには、直行便とヨーロッパ主要都市からの経由便があります。直行便ですとコペンハーゲンまでの所要約11時間45分。ヘルシンキですと所要約10時間30分ほどかかります。
北欧諸国は、歴史や文化、社会などにおいて共通点が多いと言われています。
例えば国旗。歴史上、北欧の5ヵ国(デンマーク・スウェーデン・フィンランド・ノルウェー・アイスランド)が全てデンマークだった時期があり、国旗はデンマークの国旗を基に制定されたため、どの国旗にも「スカンジナビア十字」が使われています。
北欧は消費税が高いことでも有名ですが、財務省による2019年1月の「付加価値税率の国際比較」によると、スウェーデン・デンマーク・ノルウェーが25%(2位)、アイスランド・フィンランドが24%(6位)となっています。
国民負担率も見てみましょう。国民負担率とは、税金だけでなく年金保険料や健康保険料なども含めた徴収率で、国内で新たに生み出された商品やサービスの付加価値のうち、国全体を支えるためにどれほど徴収されているかを示したものです。
2018年あるいは最新年の国際比較(OECD加盟国、対GDP比)によると、デンマーク(44.9%)、スウェーデン(43.9%)、フィンランド(42.7%)、ノルウェー(39.0%)、アイスランド(36.7%)となっています。
国民負担率においても北欧諸国は上位にランキングしています。ちなみに日本は31.4%です。
もう一つ、北欧諸国が世界幸福度ランキングでも上位を占めていることはよく知られていますね。北欧の幸福度の高さについては別の記事でも書いていますので、そちらをご覧になってください。
2020年の最新データでは1位フィンランド、2位デンマーク、4位アイスランド、5位ノルウェー、7位スウェーデンと10位以内にランキングしています。
幸福度の高さの背景にあるのは、「豊かな自然」「医療費が無料」「学費が無料」「労働時間が短い」「家族の優先度が高い」「モノに固執しない」といったことが挙げられます。
言語についてはどうでしょう。北欧語は「ノルド(北ゲルマン)語系」と「ウラル語系」の二つに分けられます。
スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、アイスランド語、フェロー語は「ノルド(北ゲルマン)語系」に分類され、フィンランド語、サーミ語は「ウラル語系」に分類されます。
同じグループに分類されている言語は発音や文法などがとても似ています。そして、「ノルド(北ゲルマン)語系」においては英語やフランス語とも同じインド・ヨーロッパ語族に属しますので、英語との共通点も多いそうです。
北欧の人たちは小さいころから英語にも慣れ親しんでいるため、ほぼネイティブに近いレベルで英語も堪能なんですよ。
北欧と言っても各国によって色が違いますから、一括りにするのは難しいですが、それでも似通っている部分は多々見受けられますね。
北欧は日本よりも緯度が高い位置にあるので、日本よりも冬は寒く、夏は暑いです。日本よりも比較的四季がはっきりしているのが特徴です。冬にあたるのが11~3月。春(4~5月)と秋(9~10月)は日本の初冬くらいの気温になります。夏は6~8月で、日本の初夏くらいのイメージです。
『北欧は日本人が移住しやすい?その理由とは』という記事の中でも書きましたが、フィンランドは縦に長い国なので、北部と南部での気温差や日照時間などが大きく異なります。その点は日本の北と南で大きく違いがあるのと共通していますね。
北欧は冬になるとマイナス30度にもなり、日本とは比べものにならないほどの厳しい環境となります。そのような極寒の続く長い冬を耐え抜くために、北欧の住宅は「気密性」と「断熱性」に優れていることが特徴です。
また、何年も永く住み継いでいく北欧住宅はメンテナンス性も重要と考えられています。自分たちでメンテナンスをするからこその視点ですね。
では、北欧の住宅は国によって違いがあるのでしょうか?各国の住宅の特徴について見ていきましょう。
スウェーデンの住宅は主に「コテージ風の自然に似合う家」と「都会風なデザイン性を重視した家」との二つに大きく分けられますが、コテージ風の家が圧倒的に多いです。
氷点下の日が続く冬の夜にはマイナス30度以下になることも。そんなスウェーデンの家の壁には、断熱材がきっしりと詰め込まれており、その壁の厚さは30cm以上にもなるそうです。
二重窓であったり三重窓は当たり前に採用されています。省エネに配慮して暖房器具の配置場所も考えられているそうです。
このように断熱性抜群の高性能住宅なので、寒い冬に暖房をがんがんにしなくても、家の中はシャツ1枚で過ごせるほどの暖かさなのだとか。
また、ほかにも採光のための大きな窓と広いリビングスペースも特徴として挙げられます。
間取りで一番最優先にされているのは、「ダイニングテーブルを日当たりの良い位置に配置する」ことです。たとえ、キッチンやリビングと離れたとしても第一優先なのだそうです。
スウェーデンでは、きれいにリノベーションした家を高く売ることができます。古い家をリノベーションしながらステップアップして住まいを変えていく、というのがスウェーデン流の住まい方になっているようです。
ノルウェーの特徴的な家と言うと、「草屋根」です。草屋根は屋根の上に板を張り、防水対策で白樺などの樹皮を重ね合わせ、その上に土を乗せ、芝や木を植えて作られています。
屋根に植えられた植物の蒸散作用により、夏は室内を涼しくし、冬は断熱材の働きをしてくれるため保温性や耐久性に優れた暖かい家を作ってくれます。また、この屋根には小さな生き物が生息しており、自然と共存した家となっています。
ただ残念なことに、20年程で屋根の土台の板が腐ってきてしまうため、メンテナンスの大変さからか、今では少しずつ減少傾向にあるそうです。
ノルウェーでは基本的に二重窓が採用されており、多くの家でブラインドや遮光カーテンが設置されています。また、室内を常に暖かく保つために、天井が低めになっているのも特徴です。天井が低いというのは日本とも共通していると言えますね。
日本で使われているサイディングは窯業系が多いですが、フィンランドのサイディングはほぼ木製です。フィンランドもほかの国と同じように断熱がしっかりとされていて、窓も二重もしくは三重窓となっています。また、積雪対策に三角屋根の家が多いようです。
フィンランドで特筆すべきは住居法です。2012年に制定された「室内温度と換気についてのガイドライン」というものがあり、それによると新築の建物は室内温度が17~21度に保たれるように基準値が定められています。
ほとんどの家にセントラルヒーティングシステムが設置されており、家中が均一な温度で保たれているので、トイレやお風呂場でも快適に過ごせます。お湯もすぐに出るので、寒い冬にはとても有難いですね。
そして、それらの暖房代は家賃に含まれているケースが多いそうです。日本のように電気代を気にしたり、節約したりする必要がなく、どれだけ使っても気にしなくて良いというのは安心かもしれませんね。
もう一点、フィンランドは欧州の中でも「気密性の高い窓の先進国」と言われているのをご存知ですか?
窓の断熱性能を表す「熱貫流率(U値)」という指標があるのですが、この数値はゼロに近づけば近づくほど高性能になります。
フィンランドの窓の熱貫流率(U値)の最低基準が1.0と世界で一番低い数値になっています。デンマークも1.5という数値で世界的には低い方です。
ちなみに、日本では最低基準がいまだ存在せず、経済産業省が定めた等級の最高レベルというのが2.33以下となっています。
今回は、北欧諸国の類似性や気候、住宅の特徴などについてお伝えしてきました。共通点が多く、北欧と一括りで表現されることも多い国々ですが、一つ一つの国についてよく調べていくと各国それぞれに違った特性があることがわかり、より魅力的に感じられます。
最後にお話した窓の断熱性について、日本では世界的に見ても基準値が緩く、遅れをとっている印象を受けたかもしれません。
しかし、日本でも樹脂製のサッシが増えてきていますし、ガラスも2枚、3枚と複層ガラスの窓が製造され、熱貫流率が1.0を下回る窓も多く出てきています。
住宅購入時に窓の断熱性が気になる場合には、そうした数値や何層ガラスなのかなどを確認しておくといいかもしれませんね。
ちなみに、インターデコハウスで採用している窓は樹脂サッシ、Low-Eコーティングが施されたペア(複合)ガラス窓です。詳細について気になる方はお問合せください。
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