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庭があっても、「つい眺めるだけになっている」「どうしてよいかわからず、そのままになっている」そんな声を耳にすることは少なくありません。
せっかく庭があるんだから、もっと暮らしに活かしたい。そう思いながらも、手入れが大変そうに感じたり使い方のイメージが湧かず、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
けれど庭は、必ずしも最初から完成された場所である必要はありません。
少しずつ手を加えながら、家族で使い、遊び、時間を重ねていく場所。そう捉えることで、庭は暮らしにとって、もっと身近で自由な存在になります。
DIYで手を加え、アウトドアやBBQを楽しめる庭になれば、家族や友人が集まり、日常の延長として“外で過ごす時間”が生まれるもの。
今回のコラムでは、焚き火台やガーデンキッチン、BBQ台といった具体例を通して、庭を「遊び空間」に変えていく考え方や工夫をご紹介します。

リビングは、家族が集い、くつろぐための場所。これまでのコラムでもご紹介した「土間」は、作業場にも休息の場にもなる、内と外をゆるやかにつなぐ空間でした。
その延長線上にあるのが、庭です。
庭は、完全なアウトドアでありながら、暮らしのすぐそばにある場所。靴を履けばすぐに出られ、特別な準備をしなくても使えるという“近さ”があります。
この距離感こそが、庭を「第3のリビング」と感じさせます。
リビングでくつろぎ、土間で準備や作業をし、そのまま庭へ出る。それぞれの場所が役割を持ちながらつながることで、暮らしの居場所は無理なく外へと広がっていきます。
庭を「眺める場所」「きれいに保つ場所」としてだけ捉えるのではなく、 “使っていい場所”“多少汚れてもいい居場所”として考えてみる。
そう意識を変えるだけで、庭は日常の中で自然と使われる場所になります。
休日の午後に椅子を出して過ごす時間。
子どもが走り回る様子を眺めるひととき。
夕方には、そのままBBQの準備を始める。
こうした流れが無理なく生まれるのは、庭が住まいの動線の中に組み込まれているからです。
庭は、最初から完成させる場所ではありません。
使いながら、手を加えながら、家族の暮らし方に合わせて育っていく。その過程ごと楽しめる場所が、「第3のリビング」としての庭です。

庭を「遊び空間」に変えるきっかけとして、取り入れやすいのがガーデンキッチンです。といっても、最初から本格的な設備を用意する必要はありません。
この3つが揃うだけで、庭での過ごし方は大きく広がります。
DIYでつくる場合は、木材とコンクリートブロックを組み合わせるだけでも十分実用的です。
家族で使いやすい高さや幅を考えながら、「ここで何をしたいか」を話し合って決めていく。 その時間自体が、庭との距離を縮めてくれます。
ガーデンキッチンがあると、調理する人と遊ぶ人が自然と同じ場所に集まります。
室内キッチンと庭を何度も行き来する必要がなく、庭で遊ぶ様子を見守りながら、同じ時間を共有できるのも魅力です。
BBQやアウトドア料理が、特別なイベントではなく、 「今日は外でやってみようか」とその日の気分で気軽に選べる日常の選択肢になる。
ガーデンキッチンは、そんな庭時間を支えてくれる存在です。

庭での遊びを、もう一段楽しくしてくれるのが「火」のある時間です。
焚き火台やピザ窯は、キャンプで使うものという印象が強いかもしれませんが、庭に取り入れることで、日常の中でも楽しめる存在になります。
焚き火台は、市販のものを置くだけでも十分。 夜、火を囲んで腰を下ろすだけで、庭の雰囲気は大きく変わります。
炎の揺らぎや薪の音は、自然と気持ちを落ち着かせてくれるものです。
ピザ窯も、本格的な設備でなくて構いません。 耐火レンガを使った簡易的なDIY窯でも、家族で楽しむには十分です。
生地を伸ばし、具材をのせ、火の具合を見ながら焼き上げる。 その一連の作業をみんなで行う時間は、子どもにとっても大人にとっても、印象に残る体験になります。
焚き火やピザ窯と一緒に取り入れたいのが、BBQ台です。 BBQ台というと、購入するものをイメージしがちですが、庭の使い方に合わせてDIYするという選択肢もあります。
DIYのBBQ台は、
を考えながらつくれるのが魅力です。
構造はシンプルで構いません。 コンクリートブロックで土台をつくり、その上に耐火性のある天板を載せる。 グリルを置く位置を決め、周囲に調理スペースを確保する。
この程度の構成でも、十分実用的なBBQ台になります。
「どこで焼く?」「この高さだと使いやすいかな?」と家族で話しながら組み立てる時間も、庭づくりの一部。完成したBBQ台を囲んで食事をすれば、その時間はより特別なものになるでしょう。
使いながら「もう少し作業台を広くしたい」「収納がほしいかも」といった気づきが生まれるのもDIYならでは。 少しずつ手を加えていくことで、BBQ台は家族の暮らしに馴染んでいきます。
また、火を使う際には、安全性や近隣への配慮も大切です。
ルールを家族で共有しながら使うことで、庭での過ごし方そのものが、より豊かなものになっていきます。

焚き火やBBQなどの火を囲む時間は、ただ暖を取ったり食事を楽しんだりするだけのものではありません。
火を起こし、道具を並べ、どう使うかを相談しながら準備を進める。その過程から、自然の中で過ごす時間が始まります。
自宅の庭で、家族でDIYしたBBQ台やピザ窯を使うとなれば、「次はどんなものを焼こうか」「少し配置を変えてみようか」と、楽しみ方も自然と広がっていくでしょう。
火を囲んでいると、時間の流れがゆっくりと感じられ、会話も増えていきます。 ただ座って火を眺めているだけの時間が、心地よく感じられるのも不思議なものです。
スマートフォンを置いて、炎を見つめる。音を聞き、匂いを感じる。こうした感覚を自宅で味わえるのは、「自然と遊ぶ庭」があるからこそ。
庭は、完成された遊び場である必要はありません。 最初からすべてを整えなくても、少しずつ手を加えながら、使いながら形を変えていく場所であっていいのです。
DIYでつくるガーデンキッチンや、家族で囲むBBQ台、焚き火やピザ窯。
こうした楽しみ方が暮らしの中に増えていくことで、庭は「管理・手入れする場所」から、「自然と遊ぶ場所」へと変わっていきます。
庭が変わると、暮らしのリズムも少しずつ変化します。外に出るきっかけが増え、季節の移ろいを感じる時間が増える。 家の中だけでは得られない、ゆとりのある時間が生まれてくるでしょう。
庭づくりに、決まった正解はありません。 大切なのは、自分たちの暮らしに合った使い方を、家族で話しながら、少しずつ見つけていくことです。

庭は、ただ家の横に付いている空間ではありません。どんな使い方をするかによって、住まいの価値を大きく広げてくれる場所です。
DIYで手を加えることで、庭は「見る場所」から「使う場所」へと変わります。 アウトドアやBBQも、特別なイベントではなく、日常の延長として楽しめるようになるでしょう。
ただし、庭でできることは、敷地の広さや形状、家とのつながり方によってさまざまです。
「庭をもっと活かしたい」
「アウトドアや遊びを暮らしに取り入れたい」
そう思われた方は、図面や事例を見ながら、専門家と話してみるのもオススメです。
相談会やイベントに参加して、庭の活用方法や庭と住まいを一体で考えるヒントを探してみませんか。
庭は、家族で育てていく空間。自分たちに合った楽しみ方を、一緒に見つけていきましょう!
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ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。
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