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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
近年、海外で暮らす日本人が増加傾向にあるということをご存知でしょうか。外務省が2018年に発表した海外在留邦人数調査統計によると、海外永住者の数は50万人以上にもなり、前年比で約6.11%の増加となっているそうです。
特に移住者が多い国はアメリカ。次いで中国となっており、日本人の北欧への移住者はランキングなどを見てもそれほど多くはないようです。
毎年1月にスイスで行われる世界的に有名な経済フォーラム「ダボス会議」で発表される「世界で最も住みやすい国」ランキングでは13年連続してノルウェーが1位にランクインしています。
では、日本人にとって北欧移住はハードルが高いのでしょうか?
今回は北欧移住について掘り下げてみたいと思います。
目次
先述した海外在留邦人数調査統計では「スウェーデン 4,345人(27位)」「フィンランド 2,005人(38位)」「デンマーク 1,569人(43位)」「ノルウェー 1,165人(47位)」と記されています。
1位のアメリカは446,925人となっていますから、比較すると、その差は歴然です。現実的な暮らしを考えた時に、やはり気候の厳しさや言語習得の難しさ、物価の高さといったことが大きな壁になるのかもしれません。
デンマークにいたっては、移民法が厳しく、労働ビザや永住権の取得がとても難しいといったことも書かれています。
海外移住をするにあたって、必ず立ちはだかるのが”ビザの取得”。これがなかなか簡単なことではなく、国によって種類や数もさまざまです。
ビザとは滞在する国が、海外渡航者に正当な理由で入国した(入国する)ことを証明する入国査証です。
スウェーデンはヨーロッパの26加盟国間で通行の自由化を約束しているシェンゲン協定の加盟国です。そのため、90日以内の旅行や短期留学、ホームステイなどの場合はビザなしでの滞在が可能です。
91日以上留学する場合は、居住許可が必要です。これはインターネットで手続きが出来、日本人は申請手数料が無料だそうです。
スウェーデン人と婚姻関係にある、もしくは婚姻関係はないが一緒に暮らすパートナーがいる場合には居住許可を申請することができます。
スウェーデンでは婚姻関係になくても、一緒に暮らすパートナーを法律上家族として認め、守るというサンボ制度があります。サンボビザ(居住許可ビザ)を取得すると、無料で移民のためのスウェーデン語学校に通えたり、無料で病院の診察を受けられたり、仕事もすることができるのです。
就労目的の場合は就労許可が必要です。ただし、手続きの際はまず雇用主の申請が必要なので、現地で仕事を見つけて、正式に採用されないと就労ビザの取得は出来ません。
さらに、申請してから結果が出るまでの待ち時間が5~8か月など気が遠くなるほどなので、渡航計画を立てにくいのが難点です。
簡単に移住する方法はフィンランド人もしくはEU圏内の国民と結婚することだそうです。フィンランドにいる日本人もほとんどが結婚し、配偶者として住んでいるのだとか。
配偶者ビザを取得すると、スウェーデンと同様にフィンランド国民と同じ権利を有することができます。
そして、5年経つと永住権を取得でき、その後は離婚したり失業したとしてもフィンランドに住み続けることができるそうです。
また、パートナービザというものもあり、こちらは婚姻関係になくても2年間同棲していれば取得できますし、仕事を見つけることで就労ビザを取得するという方法もあります。。
長期留学のステップを踏んで移住する方もいます。在学期間中にインターンシップで仕事を見つけたり、パートナーと出会うチャンスもあるかもしれませんね。
有難いことに、フィンランドの大学を卒業すると、1年間仕事を探すためのビザを取得することもできるんだそうです。
移住する際に必要不可欠なのが言語習得です。では、北欧ではどんな言語が話されているのでしょうか?
国によってそれぞれスウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、フィンランド語が話されています。フィンランドにおいては、フィンランド語だけではなくスウェーデン語も公用語となっています。
ですが、北欧の人たちはほぼネイティブに近いレベルほど英語能力がとても高いので、基本的には英語が使えれば問題はありません。
実際に現地語が下手な外国人と話す時は、すぐに英語に切り替える傾向にあるそうです。
なぜ、北欧の人が英語に強いかと言うと、北欧語のノルド(北ゲルマン)語系と英語が同じインド・ヨーロッパ語族のグループに属するからです。同じ系統なので、文法が近かったり、単語が似ていたりと共通点が多いのです。
北欧語の中でもスウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語はノルド(北ゲルマン)語系に分類されますが、フィンランド語は全く異なるウラル語系に分類されます。
移住できたとして、住んでからの食事は気になるところですよね。
北欧の国々は長い海岸線や多くの島を持っており、魚介類の水揚げ量が多く、新鮮で種類も豊富です。
日本と同じように焼いたり、煮たり、茹でたり、揚げたりはもちろん、蒸したり、干したり、燻製や塩漬け、酢漬けなどの調理もされています。スーパーではさつま揚げに似たものや干した魚のおつまみなど、日本の食に近しいものなどを見かけることもあるのだとか。
乳製品や肉を使ったレシピも多く、フィンランドやスウェーデン、ノルウェーではトナカイも食べるというので驚きました。
朝食は主にパンやヨーグルト、フルーツ、シリアル、オートミールなどが一般的のようです。パンは日本のように白いものではなく、穀物を多く含んだ茶色いパンがほとんど。バターを塗って、好きな具材をのせるというシンプルな食べ方が基本みたいです。
ランチにはマートパッケというサンドイッチのようなお弁当を持参したり、食堂で食べたりとさまざまです。そして、子どもから大人まで10~15分くらいでささっと食べてしまうそうです。
「お昼はささっと食べて、その分早く仕事に取り掛かり、早く家に帰る」というのが北欧スタイルなんですね。
それから、これはノルウェーで暮らす日本人の方のブログに書かれていたことですが、ノルウェーでは金曜の夜にピザ、土曜の昼にミルク粥というのが定番になっているそうです。食べるものが決まっているっておもしろいですよね。
日本にとってフィンランドは最も近いヨーロッパであり、フィンランドはヨーロッパの日本と言われるほど、実は二国間には似通った共通点があります。
日本で北の北海道と南の沖縄で気温や天候などが大きく違うように、フィンランドも縦に長い国なので、北部と南部で気温や日照時間が大きく異なります。また、日本と同じように四季があります。
3月下旬の春分の日から少しずつ日照時間が長くなっていき、5月半ばから後半にかけて、木々が芽吹き、たんぽぽや菜の花が咲くなど春らしい気候になります。
6月は白夜の季節。6月下旬の夏至祭を終えると本格的な夏を迎えます。北欧の人々にとっては待ちに待った季節ですね。低湿気候なので、気温が上がってもカラっと爽やかに過ごせます。
8月には気温が下がり始め、9・10月には紅葉シーズンに。この辺は北海道と似ていますね。11月には雪が降り始め、長く厳しい冬を迎えます。
フィンランド、スウェーデン、ノルウェーにも日本と同じように靴を脱ぐ習慣があります。それから先ほど食事事情のところでも書きましたが、肉料理が多いヨーロッパの中では珍しく、昔から魚を食べる習慣もあります。
サウナもそうですね。日本で各家庭にお風呂があるように、フィンランドにも各家庭にサウナがあります。温泉とサウナでどちらもお互いに裸の付き合いには慣れています。
シャイな性格と言われているフィンランド人は、目立ちたがらずに控えめです。褒められても謙遜し、あまり強く自己主張をしません。人見知りでパーソナルスペースが広めなところも似ています。
遠慮がちで、食事の際に「どうぞどうぞ」とお互いに譲り合っている様子もまるで日本人を見ているようです。
暮らしやすさを考えた時に、危険がなく安心して過ごせる安全な国というのはとてもポイントが高いのではないでしょうか。
フィンランドでは、海外でよく耳にするようなスリ、置き引き、売り子などを見かけることはなく、気を張って神経をすり減らして歩く必要がありません。
清潔さも気になるところですが、フィンランドの街は基本的にいつも清潔に保たれています。地下鉄やバスもきれいにされていますし、トイレも掃除されているところが多いので、不快に感じることがありません。
また、電車やバスが定時に来てくれるというのもストレスがなく嬉しいポイントです。
森と湖の国フィンランドでは、水道水を飲むことができます。豊かな水資源に恵まれた環境にあり、ミネラルウォーターよりも良質と言われる安全で美味しい水道水がどこでも飲めるので、お店でもミネラルウォーターを置いていないところも多いそうですよ。
今回は、北欧移住についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
移住のハードルは高そうに感じましたが、住みやすさという点では納得できる部分も多々ありました。旅行で一度訪れてみて、実際の暮らしやすさを体験してみてもいいかもしれませんね。
今回、この記事を読んでいただいた方は北欧や移住に興味のある方だったと思います。北欧については、他にも人気のインテリアや家づくりについての記事もいろいろ書いてきましたので、興味がある方はキーワード検索機能を使って探してみてくださいね。
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