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秋田で新築で家づくりを検討している方の中には「木の家」を理想としている人もいるのではないでしょうか。みなさんが思う木の家とはどのような家でしょう。
多くの方が暮らしている家も木造住宅なので木の家といえますよね。おそらくそういったことではなく木をふんだんに使った家ということだと思います。
今回は木の家を建てたいと思った方に、木の家をつくるためにどのように素材を取り入れていったら良いのかなども踏まえてポイントをご紹介していきます。
目次
木の家と一言で言ってもいくつか種類がありますよね。見た目(外観)そのものが木でできているログハウス。ログハウスの場合は大きな丸太をいくつも組み合わせて家を作っていきます。
費用やメンテナンスからは一般住宅として普及はしていませんが、別荘やキャンプ場などで見かける事があるかと思います。
床・壁・天井をすべて木でできているログハウスとは違い、ポイントポイントに木材を見せながら利用している木の家は普及もしていて人気のあるデザインです。
木の家を作りたいと思ったときに、どの部分に木を取り入れるかも需要ですよね。前述しているように、ログハウスのように床・壁・天井すべてが木材でできている建物もあります。
上記の写真の家のように、外観の一部にウッドサイディングを貼っているようなデザインもあります。外観デザインに木を取り入れる場合は、防火のことを一番に考えなければいけません。
もちろん設計士の方がきちんと法令などを考慮した上で提案してくれるので心配しなくても良いでしょう。木のサイディングは窯業系サイディングや金属サイディングと違い、色味の変化があります。
上記の写真のモデルハウスでは木のサイディングを塗装しています。この建物も数年経つとこの色から変わっていきます。
建物に木のサイディングを貼る以外にも外観で木を使うという点においては、ウッドデッキやウッドフェンスなども挙げられます。
いずれにしても、木を使うということはメンテナンスもすることが必要であるという点は覚えておいてください。メンテナンスの費用やタイミングなどは仕様によって変わってきますので、担当者にきちんと聞くようにしてください。
無垢材の床を使用するお客様も多くいらっしゃいます。全室無垢材を希望される方もいますし、リビングだけ無垢材の床を採用される方もいらっしゃいます。
木の床を活用した家づくりの場合は、どの部分に採用するかで予算が大きく変わってきます。
1階のリビング・ダイニングなどで無垢材の床を使用するケースが多い理由としては、人がたくさん集まるスペースだからという理由が一番多く、寝室などの居室では滞在時間が短いということから無垢材を使用しなくてもメンテナンスや掃除がしやすい床材を選ぶ人が多くいらっしゃいます。
無垢材の床は色あせがあったり、節があったり幅が伸縮するなどの木ならではの特性があります。なので特に伸縮などについては理解が必要になります。
このように、外観と同様に床材に木を使う場合でもメンテナンスのことは予め考えておく必要がありますのでご注意ください。
リビングや寝室などの壁に木材を貼り付けてコーディネートをする例もあります。「パネリング」や「腰壁」というような呼び方をします。このような腰壁も予算によって採用するかどうかが決まってくる仕様です。
見た目は素敵ですが、全室を腰壁仕様にするとなるとやはりその分予算がかかってしまうので、主要な部屋のみで腰壁を採用するなど優先順位を決めた仕様の選定が必要になってきます。
海外の住宅ではよく見る仕様ですが、国内の住宅ではあまり見かけません。予算の問題が大きく関わっていると思われます。しかし、憧れの部屋を作るために優先順位が高ければ、自室や特に長時間過ごす空間には贅沢でも木を壁に貼るパネリングを採用しても良いのではなかと思います。
このように、木を取り入れる場合はデザインだけではなく、予算と優先順位を併せて検討する必要があることを覚えておいてください。
前述しましたが、木の家を建てるときのポイントは以下です。
・予算を決める
・優先順位を決める
どんな木の家を建てたいのかにもよりますが、予算と優先順位を決めておくことが木の家を建てる際のポイントになります。
このポイントはどのような家を建てるかに関わらず、注文住宅で新築をする方であれば必ず取り入れてほしい考え方です。
理想が高くても予算が追いつかなかったら建てることはできないですよね。しかしすべてを諦めるのではなく、ポイントで理想を取り入れることによって木の家を建てることは可能です。
リビングだけは無垢材の床を使って他の部屋は別な素材の床材を使うなど、仕様の優先順位を変えていくことで自分たちの家づくりにかけられる総予算の中で理想の家づくりをすることが可能になります。
SNSなどで理想の木の家を夢見ていたとしても予算によっては諦めなければいけないポイントなどもありますので事前に担当営業と自分たちの総予算を把握して打ち合わせを進めていくようにしましょう。
木の家を建てる際の注意点をいくつかご紹介します。
外回り(外観・ウッドデッキなど)に木を使う場合のメンテナンスについてです。外壁材などは窯業系のサイディングやレンガなどとは違い、色あせや腐食が発生しやすいのが特徴です。
前述もしましたが、外観・床・壁など木を採用する場合には定期的なメンテナンスが必要になってきます。
ウッドデッキや手すりなども季節ごとにメンテナンスを必要とする場合があります。特に、雪が降るような地域の場合は、冬になる前にウッドデッキにブルーシートをかけて養生をする必要があるなどお手入れをきちんとしなければ次のシーズンで使用することが難しくなるケースもあります。
無垢材の床の上にラグなどを敷いている場合は日光による日焼けをする場合もありますし、定期的な拭き掃除やワックスがけも必要になってきます。
メンテナンスをすることを前提として木の部材を採用している場合は問題ないのですが、見た目のデザインだけで採用してしまっている場合などは、メンテナンスをすることが大変で放置してしまうと見た目も悪くなってしまうので注意が必要です。
1ヶ月に1度や3ヶ月に1度など定期的に決めてメンテナンスをすると決めておくと大きな修繕がいきなり必要になることも少なかったりします。
車の洗車などと同じで、家も定期的にメンテナンスをしていくことで不具合を先に見つけることができて対処することができるなど、良いことがあります。
定期的なメンテナンスが苦手な方でもちょっとずつであれば気にならないこともあるでしょう。ただし、きちんと事前に木の性質やメンテナンス方法なども聞いた上で採用するかどうかを決めるようにしましょう。
外壁の上半分がウッドサイディングを使用しています。また、玄関まわりの柱や手すりなどにも木をあしらった建物です。年月を重ねるごとに外壁の色合いの変化を楽しむことができます。
北欧デザインのこちらの建物はルオントという商品で、全国で人気のデザインとなっています。もちろん秋田でもルオントを建てていただいたお客様はたくさんいらっしゃいます。
こちらのルオントは外壁にウッドサイディングを使用しないデザインもご用意しています。デザインだけではなく、メンテナンスや予算のことを考えたデザインのご用意もしていますので気になる方はぜひお問い合わせください。
キッチンにも無垢材を使用した事例です。インターデコハウスのキッチンはオリジナルキッチンなのですが、このようにキッチンの扉面材は無垢材を使用しています。
キッチンの扉の種類によってもカラーバリエーションはあるのですが、キッチン・食器棚・シューズボックス・洗面化粧台は扉面材を統一して造作することが可能です。
床材の色合いやタイルの色とのバランスを考えて仕様を検討していくことがコーディネートの際に皆さん楽しまれるポイントです。
床材や階段材の踏み板や柱に木を使う場合にはアクセントにアイアンを使うことも多いのがインターデコハウスです。
木を使った木の家というと和風デザインになりがちですが、アイアンをアクセントにつかったり、家具やインテリアでの装飾でより木の持っている雰囲気を引き出すことができます。
今回は、「秋田で木の家を建てたい!素材や取り入れ方のポイントは?」という内容をご紹介してきました。
木の家を建てたいという要望は営業をしているとよく聞きます。しかし、詳しくお話を聞かせてもらうと、ログハウスのようにすべてが木である必要はない。
木のぬくもりを肌で感じられるようにリビングは無垢材の床を採用したい。など詳細をお伺いしていくとどんどん木の家の定義がお客様によって違うことがわかってきます。
木の家を建てたいという要望は掘り下げていくことで予算や優先順位によって変化もしていきます。一度自分が建てたい木の家とはどのような家なのかを自分の中で整理してみることをおすすめします。
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