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一日の疲れをゆっくり癒す寝室。せっかく間取りを考えるなら、ぐっすり眠れる環境にも目を向けておきたいところです。
寝室は、ただベッドを置けばよい場所ではありません。落ち着いて休める空間にするには、間取りや設備にも工夫が必要です。
寝室を家のどこに配置するか、窓をどこにつけるか、エアコンの風がどう流れるかによって、眠りやすさは変わります。
この記事では、「音・光・温度」の3つの視点から、寝室の配置や動線、窓・照明、断熱・空調の工夫をご紹介します。
目次
実際に暮らし始めてから寝室で気になりやすいのが、夜の生活音や窓から入る光、暑さ・寒さです。
まずは、寝室でどのようなストレスが起こりやすいのかを考えてみましょう。
夜になると、リビングのテレビや家族の話し声、廊下を歩く音など、昼間は気にならなかった生活音が耳に入りやすくなります。
特に、家族それぞれの寝る時間や起きる時間が違うと、「自分は寝ているけれど、まだリビングで家族が過ごしている」「早朝に家族が支度を始める」といった場面も出てきます。
また、寝室の近くにトイレや浴室などの水回りがあると、夜中に水を流す音や排水音が耳につくこともあります。

寝室では、窓から入る光が眠りを邪魔することがあります。
たとえば東側に窓があると、朝早い時間から日差しが入り、ベッドの位置によっては強い光を感じやすくなります。
遮光カーテンを使っていても、実際にはカーテンの上や下、左右のすき間から光が漏れ、予定より早く目が覚めてしまうことも。
道路に面した寝室では、街灯や通行する車のライトが気になる場合もあります。

寝室の暑さや寒さも、眠るときの心地よさに関わります。
夏は室温がなかなか下がらず寝苦しく感じたり、エアコンの風がベッドへ直接当たって寒く感じたりすることもあるでしょう。
冬には、夜中から朝方にかけて寝室が冷え込み、寒さで目が覚めてしまう日もあります。
長い時間を過ごす場所だからこそ、暑すぎる・寒すぎる、風が直接当たるといった不快感は、眠るときのストレスになりやすいものです。
寝室で感じるストレスの中には、間取りや部屋の配置を工夫することで軽減できるものもあります。
暮らし始めてから変えるのが難しい部分だからこそ、間取りを考える段階でしっかりとイメージしておきたいところです。
寝室の静かさを考えるなら、まず確認したいのがリビングや水回りとの位置関係です。
たとえば、寝室とリビングが近いと、家族がテレビを見たり会話をしたりする音が伝わりやすくなります。
家族の就寝時間が違う家庭では、寝室とリビングの間に廊下を挟むなど、少し距離を取ることで、生活音が届きにくくなります。
トイレや浴室などの水回りも同様です。寝室と直接隣り合わせにするのではなく、
寝室|収納|トイレ
のように収納スペースを間に挟むことで、水回りの音が寝室まで響きにくくなります。
寝室だけを単独で考えるのではなく、家族が何時ごろ寝て、何時ごろ起きるのかまでイメージしながら、ほかの部屋との位置関係を決めていきましょう。
寝室の窓は、明るさや風通しだけで決めるのではなく、ベッドの位置までイメージしながら計画するのがおすすめです。
たとえば、ベッドの頭側に大きな窓を設けると、窓の向きによって朝日の影響を受けやすくなります。朝日の入り方に合わせて、ベッドと窓の位置をずらしたり、窓を高い位置にしたりするとよいでしょう。

道路側に寝室を配置する場合は、街灯や車のライトが入りにくい高さや位置に窓を設けるという工夫もできます。
また、寝室だからといって必ずしも大きな窓が必要とは限りません。窓が大きくなるほど家具を置ける壁面も少なくなるため、ベッドや収納とのバランスも見ておきたいところです。
「どこに窓をつけるか」より先に、「どこで眠るのか」を考える。そうすると、窓の大きさや高さ、方角も決めやすくなります。
寝室にウォークインクローゼットを併設する間取りはよくありますが、寝室からしか出入りできない配置だと、家族の生活リズムによっては使いにくく感じることもあります。
たとえば、夫婦のどちらかが早朝に起きて着替える場合。寝室を通ってクローゼットに入り、照明をつけて服を選び、再び寝室を通って出るとなると、まだ眠っている家族に気を使います。
そこで考えたいのが、寝室を通らなくてもウォークインクローゼットへ出入りできる動線です。たとえば、廊下側からもアクセスできるようにしたり、
寝室 → WIC → 洗面・廊下
とつながる配置にしたりすれば、寝ている家族のそばを何度も通らずに身支度ができます。
就寝・起床時間の違いまで踏まえて動線を計画しておけば、寝ている家族を起こしにくく、身支度もしやすくなります。
間取りや部屋の配置を工夫したうえで、さらに考えておきたいのが、窓やドア、照明、断熱・空調などのつくり方です。
寝室で気になりやすい音や光、暑さ・寒さに合わせて設備や仕様を選ぶことで、より落ち着いて休める空間に近づけられます。
音の発生する場所によって、対策したい部分は変わります。
道路を走る車など、外からの音が気になる場合に確認したいのが窓です。窓は開き方だけでなく、サッシの気密性やガラスの仕様などによっても音の伝わり方が変わります。
車通りが多い場所などでは、窓の大きさだけでなく遮音性能まで確認しておきたいところです。
室内から伝わる音には、寝室のドアも関係します。一般的な引き戸は構造上すき間ができやすいため、静かさを重視するなら開き戸を選ぶのもひとつの方法です。
また、隣室との間の壁側に収納家具や本棚などを置くことで、音の伝わり方をやわらげられる場合もあります。
音の対策はひとつだけでなく、組み合わせて検討することが大切です。
寝室の照明は、部屋全体を明るくするだけでなく、眠る前をどのように過ごすかまでイメージして選びたいところです。
たとえば、天井照明のほかに間接照明やベッドサイドの照明があれば、就寝前は必要な場所だけをやさしく照らせます。
調光できる照明なら、着替えや片付けをするときは明るく、ベッドでくつろぐときは少し暗めにするなど、時間帯に合わせて明るさを変えられます。

夜中にトイレへ行くときも、明るい天井照明をすべてつけるのではなく、足元を確認できる程度の照明があると便利です。
寝室では、おしゃれさだけでなく、まぶしさを抑えながら、就寝前に明るさを調整しやすい照明計画にしておきたいところです。
夏の寝苦しさや冬の冷え込みを抑えるには、住まいの断熱・気密性能に加えて、窓まわりの断熱性や冷暖房設備の配置まで合わせて考えておきたいところです。
壁や床、天井にしっかりと断熱を施し、すき間から外気が入りにくい住まいにすることで、外の暑さ・寒さの影響を受けにくくなります。さらに、窓から熱が出入りしにくいようにすることも、寝室の温度を保ちやすくするためのポイントです。
特に寒さの厳しい秋田では、こうした断熱・気密性能や窓の性能を確保することで、夜中から朝方にかけて寝室が急激に冷え込むのを抑えやすくなります。
もうひとつ確認しておきたいのが、ベッドとエアコンの位置関係です。室温がちょうどよくても、風が体へ直接当たると寒く感じることがあります。ベッドに風が当たり続けないよう、エアコンの設置場所や風向きまで確認しておくとよいでしょう。

ぐっすり休める寝室をつくるには、広さだけでなく、音・光・温度まで含めて考えておくことが大切です。
リビングや水回りとの位置関係、窓の配置、生活動線などは、暮らし始めてから変えにくい部分です。照明や断熱・空調も含めて、家づくりの段階から計画しておきましょう。
住広ホームでは、秋田の気候やご家族の暮らし方を伺いながら間取りをご提案しています。
「寝室はどこに配置したらいい?」「家族の生活時間が違う場合は?」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
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ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。
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