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COLUMN コラム

北欧住宅はDIYでコストを抑えられるか

北欧住宅
北欧住宅はDIYでコストを抑えられるか

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。

北欧住宅というと見た目のイメージから「高そう」と感じられている方もいらっしゃると思います。インターデコハウスでご検討くださっているお客様ですと輸入住宅ということもあって、外観や内観をご覧になって「高そう」というイメージが先行して不安になってしまう方もいらっしゃることでしょう。

北欧住宅を建てる場合、やはり一番気になるのは予算ですよね。私たちインターデコハウス秋田(住広ホーム)ではまず最初に、住宅取得に関わるお金の部分について時間をかけて丁寧にお話させていただきます。そして、しっかりとお客様にもご納得いただいてから家づくりを始めます。

限られた予算の中で、要望に優先順位を付けていき、「こだわる部分」と「節約する部分」を明確にしていきます。例えば、この「節約する部分」にDIYを取り入れることでコストダウンは可能になるのでしょうか。

今回は、DIYで北欧住宅のコストを抑える方法についてお伝えしていきます。

北欧住宅を建てる際の平均予算とは

以前『ローコストで北欧住宅を建てる方法とは』という記事の中で、インターデコハウス秋田(住広ホーム)のお客様は1,000万円台後半から2,000万円台中盤くらいの建物を建てられている方が多いということを書きました。

北欧、南欧、北米スタイルとさまざまな商品ラインナップがあり、それぞれに推奨する標準仕様をご用意しているのですが、それが価格の目安となります。もちろんご要望に合わせてオプションで仕様の追加や変更することも可能です。

選択されるオプション次第で価格は大きく変わりますから、仕様を決めていく際にオプションを追加し過ぎて、当初の予算を大幅にオーバーしてしまったというのはよく聞く失敗談ですね。

また、同じ北欧住宅でも建物の大きさや形によっても価格は変わってきます。インターデコハウスの北欧住宅は上にも書いたように、多くのお客様が建てられている価格帯を見ると決して「高くて手の届かないもの」ではないとおわかりいただけると思います。

私たちインターデコハウス秋田(住広ホーム)がまず最初にお金の部分についてお客様とお話させていただくのは、予算面で後から仕様を削ったり何かを諦めたりして後悔されないためでもあります。

まず、全体の予算を把握していただくために、上のような円グラフを用いて「建物」「土地」「諸費用」という大きく3つの項目に分けて、それぞれに掛けられる予算についてお話させて頂いています。

諸費用や費用の内訳については『知っておきたい輸入住宅の費用内訳と注意点』という記事でご説明していますので、そちらも併せてお読み下さい。

輸入住宅の予算はいくらあれば大丈夫?費用を抑える4つのコツ

諸費用は住宅に関わる総費用のうち約5~10%を占めます。全体の予算からこの諸費用を引いた分で土地と建物の費用を振り分けなければなりません。もし、高い土地を選んでしまうとその分建物の予算を削ることになってしまいます。これは逆もまた然りですから、バランスのとれた予算配分が大事になるわけです。

そのためにも土地や建物の条件をしっかりまとめて優先順位を付け、整理しておくことが大切なんです。教育資金など今後必要となる将来の支出のことも踏まえて、年収から月々の支払可能な金額を算出し、無理なく返済できる資金計画を立てましょう。

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北欧住宅を低コストで建てる方法はあるか

限られた予算の中でコストを抑えるためには、こだわる部分を制限し、それ以外の部分を節約することです。

インターデコハウスのように魅力的なオプションがあるとコーディネートの打ち合わせが楽しくなって、ついついアレもコレもと要望が増えてしまうものです。わかっていても素敵なマイホームをイメージしてしまうとなかなか取捨選択が難しくなってしまいますよね。

だからこそ優先順位をつけることがとても大切になるんです。例えば床材やニッチなど入居後に自分で変更できない部分については、後悔しないためにも最初の段階でこだわっても良いでしょう。

あとは来客時に目につきやすいリビング、ダイニング、キッチンなどにもこだわりを取り入れても良いと思います。その代わり、プライベートスペースとなる寝室や子ども部屋などはよほどこだわりが強くない限り、標準仕様内におさめると良いでしょう。

他にも予算を節約するためのコツがありますので、いくつかご紹介します。

■凹凸の少ないシンプルな形状に

上で建物の大きさや形によっても価格が変わるとお伝えしましたが、費用を抑えるのであれば凹凸のない間取りにしましょう。例えば、建物を上から見た時に四角形なのとL型やコ型である場合では四角形のほうが節約できます。

凹凸があるとその分壁面の量や角部分が増え、使用する材料の量も増えてしまいます。手間が増えて、工期が長引く傾向にもあり、コストが高くなるためです

■水回りは一か所にまとめる

配管設備をコンパクトにまとめることで給排水工事にかかる費用を節約できます。キッチン、洗面、浴室やトイレなどはできるだけ一か所にまとめるようにすると良いです。

■無駄に部屋数を増やさない、壁を減らす

部屋数が増えたり、複雑な造りになるほどコストはかさんでいきます。特に用途の決まっていないスペースや部屋がある場合は将来的に本当に必要かどうか、使わない部屋になってしまわないかをよく考えてみましょう。なくても支障がないようであれば思い切って無くすという選択をしても良いでしょう。

また、構造強度に関係のない間仕切り壁をなくすことも、資材や工程を減らせるのでコストダウンに繋がります

■標準仕様を最大限活用

インターデコハウスの商品にはそれぞれ推奨する標準仕様があるとお伝えしましたが、この標準仕様を最大限活用するというのも節約するための一つの方法です。

標準仕様だと見劣りしてしまうのでは?と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、インターデコハウスではそれぞれの商品のコンセプトやデザインを損なわないアイテムをプロのインテリアコーディネーターが選りすぐり、自信を持ってご提供しています

実際に建てられたお客様からも「標準仕様でも十分におしゃれでデコらしい雰囲気のお家ができた」という声をいただいています。

北欧住宅でDIYするメリットとデメリット

じつは近年、自宅を新築する際に自分たちで壁や床を塗装したり、床を張ったりするといった「新築DIY」を行う人が増えてきています。

DIYのメリットはやはりコストを抑えられるという点でしょう。かかるのは材料費だけで、通常かかるはずの工事費や人件費などを節約できます。また、材料もホームセンターやインターネット通販で手に入れやすく、こだわらなければ安いものを探して選ぶことができます。

DIYの魅力はそれだけではありません。家づくりに参加できる、自分で手を加えられるというプライスレスな体験ができます。例えば家族みんなで壁を塗装したならば、それは家族みんなの良き思い出としてずっと残るでしょう。

そして、自分たちで手をかけたという思い出はそのまま家への愛着につながります。

一方で、素人が造作したものはやはり仕上がりのクオリティは落ちてしまいます。慣れていない作業であれば時間もかかります。仕上がりに関しては、手作り感を味があると捉えられればいいのですが、そうでないとデメリットと感じてしまうでしょう。

北欧住宅でDIYできる部分はどこ?

コスト削減のために何でもかんでもDIYでというわけにはいきません。自分で手軽にできる範囲には限りがありますし、仕上がりや時間の問題もあります。では、自分でDIYできる部分というのはどういったところでしょうか。

壁紙を貼ったり、塗装したりというのは比較的手軽にできる部分です。とは言っても、家全体と考えるとすごい作業量になりますので、どこまでDIYするかというのはよく考えなければなりません。

インターデコハウスのお客様ですと、DIYが趣味で造作棚やウッドデッキを作ってしまったオーナー様もいらっしゃいます。今は賃貸住宅であっても、修復可能な状態で収納スペースや棚を作り、より住みやすくよりおしゃれにDIYされている家を見かけることも多くなりました。

みなさん本当に工夫して手をかけられていて、住んでいる家への愛情をとても感じられます。

暮らしてからも楽しめるDIYと北欧住宅

DIYは住んでからももちろん手を加えていけます。壁紙を張り替えたり、塗り替えたり。壁紙は裏面に糊が付いているものを選べば、比較的簡単に作業ができますので、部屋の雰囲気を変えたくなった時などに一面を変えるなどしても楽しめます。

リメイクシートは100円ショップでも売られていますし、キッチンやトイレの壁用、玄関やトイレの床用などと種類も幅広く、柄も木目調やレンガ調、タイル調などさまざまなデザインが出てきています。インターネットで検索しただけでも数多くの商品がヒットします。

北欧住宅のリビングであればウォールステッカーを貼って雰囲気を変えてみてもいいですね。ウッドデッキやお庭を作れば、そこから更に楽しみが広がっていきます。

コストをかけなくても、自分の手で工夫して家づくりを楽しむことはできますし、住んでからでも手をかけて家づくりを続けていくことはできます。

まとめ

今回は、「北欧住宅はDIYでコストを抑えられるか」についてお伝えしてきました。結論としては、DIYも含め工夫することでコストを抑えることはできます。

とは言え、予算を抑えることにばかり意識がいってしまっては楽しい家づくりが出来なくなってしまいます。DIYを取り入れるにしても場合によっては予算の負担以上に時間や労力がかかって、体力やメンタル面での負担が重くのしかかってしまうなんてことも起こりえます。

DIYを取り入れたいと考えているのであれば無理なく出来る範囲内で、「終わってみたら楽しかった」と思えるものにしていただきたいというのが正直なところです。

ご予算のことで不安や心配があれば、まずは一度ご相談されることをおすすめします。インターデコハウス秋田(住広ホーム)では、無料相談会を開催しています。

ぜひお気軽にお問合せください。

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北海道生まれのインターデコハウスは住宅デザインだけではなく、性能や仕様にもこだわりをもっています。枠組壁工法(ツーバイフォー工法)を取り入れた工法は地震や台風にも強いと言われています。

デザインだけが良くても性能や仕様もちゃんと知っておきたい。そんなお客様にわかりやすくインターデコハウスの性能や仕様がわかる1冊になっています。

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・COZY秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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