トイレの収納スペースが足りない、狭い空間をどうにかしたい、でも壁に穴を開けたくない―そんなお悩みを抱えていませんか？限られたスペースを有効活用しつつ、おしゃれで実用的な収納をDIYする方法がたくさんあります。

本記事では、具体的なお悩み別のアイデアや便利なDIYグッズの活用法、そして実際に作れる収納棚の作り方まで紹介します。自分のトイレにぴったりの収納を見つけ、快適な空間を手に入れましょう！

お悩み別トイレの収納DIYアイデア

Case1.収納スペースがない

トイレにはトイレットペーパーや掃除用具など、収納が必要なアイテムが多いものの、収納スペースが十分に確保されていないことがよくあります。特に棚や収納キャビネットが備え付けられていない場合、物が散乱しやすく、見た目も悪くなりがちです。

そこで、トイレットペーパーや掃除用具の置き場に困る場合は、突っ張り棒を使った簡単収納がおすすめです。便器の上に突っ張り棒を水平に取り付け、そこに布製の収納ポケットやワイヤーバスケットを吊るすと、見た目もすっきり。さらに、トイレタンクの上に置ける薄型のラックを活用すれば、省スペースで収納力をアップできます。

Case2.トイレが狭い

トイレが狭いと、収納家具を置くスペースすら限られてしまいます。少し大きめの棚やラックを置こうとすると、動線を妨げたり、圧迫感を感じたりすることも。結果として、収納を諦めざるを得ない場合があります。

狭いトイレには縦の空間を活かした収納が効果的です。すのこを活用してスリムな立て掛け式の棚をDIYし、トイレットペーパーや小物を収納しましょう。また、便器の周囲に設置するL字型の収納ラックを自作すれば、限られたスペースを最大限に有効活用できます。

写真のように壁を有効活用する方法もあります。壁に設置できる収納グッズも充実していますから、スペースに合ったものを探してみるのもいいかもしれませんね。

Case3.壁に穴を空けられない

賃貸住宅では、壁に穴を空けることが禁止されている場合が多く、収納棚やフックを固定することが難しいことがあります。そのため、壁を活用した収納ができず、収納アイデアが限られてしまうという問題がありますよね。

賃貸住宅や壁を傷つけたくない場合でも安心な方法があります。マグネット式の収納や吸盤フックを使うことで、穴を開けずに簡単に棚を設置可能です。また、突っ張り棒を2本並べて棚板を渡すDIY方法なら、壁を傷つけることなくしっかりとした収納スペースを確保できます。

以前、『キャットウォークをDIY』という記事でご紹介したディアウォールを使って収納棚を設置した例もあります。これなら棚の高さも自由に変えられますし、棚の数を増やすなどカスタマイズできます。

トイレの収納DIYに使えるおすすめグッズ

トイレは限られたスペースの中で、効率よく収納を確保する必要がありますよね。そんなときに役立つのがDIYで活用できるグッズたちです。今回は、手軽に使えるおすすめのアイテムをいくつかご紹介します。

■突っ張り棒

突っ張り棒は、狭いスペースを活用した収納に欠かせないアイテム。例えば、トイレの上部の壁やタンク周りに取り付けることで、タオルやトイレットペーパーを掛けたり、小さな収納かごを引っ掛けて整理整頓できます。例えば、突っ張り棒を2本平行に設置し、その上に板を乗せれば棚が作れますし、S字フックを組み合わせれば、掃除グッズを吊るすこともできます。

■すのこ

すのこは、木製でナチュラルな雰囲気を演出できる便利グッズです。カットして組み合わせることで、オリジナルの棚やラックを簡単に作ることができます。軽くて取り回しやすいので、初心者にもおすすめです。上の「お悩み別トイレの収納DIYアイデア」でも書きましたが、トイレが狭い場合はすのこを縦に組み合わせてトイレ横のスリムなラックにしたり、背面に取り付けて壁掛け収納にするなど、スペースの有効活用に便利なアイテムです。

■100均のかごやボックス

100円ショップで手に入るかごやボックスは、安価でおしゃれな収納アイテムです。サイズやデザインも豊富なので、トイレの雰囲気に合ったものを選べます。上の突っ張り棒やすのこと上手く組み合わせればトイレの収納もおしゃれで便利に仕上げられます。

トイレをおしゃれにするDIY収納棚の種類と作り方

トイレは限られたスペースだからこそ、収納棚を活用しておしゃれで機能的な空間を作りたいものです。ここでは、基本的な置き型収納棚と省スペースな壁掛け棚の作り方をご紹介します。

1.基本の置き型収納棚

初心者でも挑戦しやすく、トイレの床スペースを有効活用できる収納棚です。トイレの横やタンク周りなど、空きスペースに合わせて幅や高さを調整すると便利です。また、すのこを活用して簡単に棚を作るのもおすすめです。

【必要な材料】

・木材（棚板用・脚部分用）・ネジ・釘・電動ドリルまたはハンマー・サンドペーパー（木材の仕上げ用）・塗料やワックス（おしゃれに仕上げる場合）

【作り方】

1. 木材を必要なサイズにカットします。（トイレタンクの高さや設置場所に合わせて計測）
2. 脚部分を組み立てて、棚板をネジで固定します。
3. サンドペーパーで角を滑らかにし、安全性を確保。
4. 必要に応じて塗料やワックスを塗って仕上げます。
5. 完成した棚をトイレに配置し、タオルやトイレットペーパーを収納します。

2.省スペースの壁掛け棚

狭いトイレでも壁を有効活用して収納スペースを確保できるアイデアです。タオルやトイレットペーパーをストックするのに便利なだけでなく、観葉植物やアートフレームを飾っておしゃれに演出することもできます。軽量なものを収納する場合は、100均のアイテムを活用しても良いですね。

【必要な材料】

・棚板（木材やアクリル板など）・棚受け金具（L字金具など）・壁に対応したビスやアンカー・ドリルやドライバー

【作り方】

1. 棚を取り付けたい場所を決め、壁に棚受け金具を取り付ける位置をマーキングします。
2. ビスやアンカーを使って棚受け金具をしっかり固定します。
3. 棚板を棚受け金具の上に置き、さらにビスで固定して安定させます。
4. 好みの装飾や収納アイテムを置いて完成！

まとめ

今回は『お悩み解決！トイレをもっと便利にするDIY収納アイデア』というタイトルで、お伝えしました。

限られたトイレの空間でも、工夫次第でおしゃれで機能的な収納スペースを作ることができます。収納スペースが足りない場合には、突っ張り棒やタンク上ラックを活用し、物の散乱を防ぐ簡単な収納を取り入れましょう。トイレが狭い場合は、すのこを使ったスリムなラックや縦の空間を活かす収納をDIYすることで、限られたスペースを最大限に利用できます。

また、賃貸住宅や壁を傷つけたくない場合でも、突っ張り棒や吸盤フック、マグネット式の収納を使えば、穴を開けずに便利な収納棚を設置できます。さらにディアウォールを活用したカスタマイズ可能な棚作りもおすすめです。

DIY収納棚の作り方も難しくなく、初心者でも取り組みやすい「置き型収納棚」や「壁掛け棚」のアイデアをご紹介しました。必要な材料を揃えて、自分だけのオリジナル収納を作ってみてください。木材の選び方や塗料を使った仕上げ次第で、よりおしゃれで統一感のある空間を演出できます。

トイレの収納は、ただ整理するだけでなく、使いやすさと見た目の美しさも大切です。DIYを活用すれば、自分の好みに合った収納を作りつつ、スペースを最大限に活かすことができます。ぜひ今回の記事を参考に、自分らしいトイレ空間を作り上げてみてください！

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