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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
「テキスタイル」という言葉を聞いたことはありますか?裁縫が好きな方や、アパレル関係にお勤めの方は馴染みのある言葉ではないでしょうか。
テキスタイルとはわかりやすく言うと「布製品における生地と柄のこと」を言います。アパレル業界の業界用語ですが、近年ではファッションが好きな方だけではなく、インテリアが好きな方にも浸透してきている言葉の一つです。
チェック柄であったり、花柄であったりする生地の柄のこともテキスタイルと呼びます。生地のことを指す場合と柄のことを指す場合があるので文脈から読み取ります。
テキスタイルは主に「織物」としての布地のことを指す場合に使われる用語です。「ファブリック」という用語と混同されることがあるので気をつけましょう。
「ファブリック」という用語も織物・編み物などの生地のことを指す用語ですが、テキスタイルは主にアパレル業界、ファブリックはインテリア業界で使用される頻度が多い用語です。
今回は、人気の北欧テキスタイルを取り入れた理想の部屋づくりについて解説していきます。
北欧独特のテキスタイルのデザインとは一体どのようなものでしょうか。北欧デザインのテキスタイルに多いのが、植物や動物などの自然をモチーフにしているデザインや幾何学模様のパターンのデザインが多く存在します。
私たちが普段「北欧デザイン」として馴染みのあるデザインで、インテリアショップや雑貨店などの場所で目にすることがあると思います。
温かみのあるデザインで、主張しすぎないデザインなので部屋に飾っても違和感がなくリラックスできる部屋づくりをすることが可能です。
北欧のテキスタイルはデザインだけではなく色使いにも特徴があります。例えばアースカラーを使用したテキスタイルも多くありますよね。
このような色使いをしているとシンプルで部屋の中にも自然と溶け込みますし、リラックス効果もある色使いです。
木をふんだんに使った北欧家具と並べると上手なコーディネートができるので試してみてください。配色については「北欧カラーは取り入れるだけではダメ!オシャレになる配色事例を紹介」という記事でもご紹介していますので併せて読んでみてください。
北欧テキスタイルの代表的なブランドをご紹介します。
(出典:https://www.fiq-online.com/newsDetail.php?id=VH7vwNswjbfAyQds6vEPFmZv)
フィンランドの首都ヘルシンキを拠点とするテキスタイルブランド kauniste(カウニステ)は若手クリエーターたちによって設立されたブランドです。北欧ならではの大胆で色彩鮮やかなデザインを基調としていて細かな部分まで工夫されているのが特徴です。
(出典:https://www.fiq-online.com/newsDetail.php?id=M6WR4r3TQgst9HJTrQs9T4K4)
ALMEDAHLS(アルメダール)は150年以上の歴史を持つモダン系のファブリックで有名なブランドです。北欧各国のオフィスや公共施設等、アパレル・スポーツ用生地やタオル・寝装品なども手がけています。流行に左右されず一貫してシンプルで大胆なデザインを持続させているのが特徴です。
(出典:https://www.fiq-online.com/newsDetail.php?id=ULR4BX6rz0D0Dzng9L7TDVmX)
1879年にスウェーデン南西部のクリッパンという村で設立された伝統あるテキスタイルブランドです。日本では近年、有害物質を含まないことを保証した「エコウール」を使用したブランケットがなじみ深いようです。
(出典:https://www.fiq-online.com/newsDetail.php?id=xhaY26bu5Ze2itnIrVrm5R1n)
スウェーデン西部に位置するテキスタイルの町、KINA(シナ)で誕生し、スカンジナビアの生活に育まれた、歴史あるブランド。繊細な構図と独特のタッチに北欧らしい色使いが特徴です。
(出典:https://www.fiq-online.com/newsDetail.php?id=JPQwrIaswQqifXw8ifHYwWiB)
1935年、アルヴァ・アアルトが設計した建物に合う家具を制作したのがきっかけで、シンプルで力強く美しい家具を製作。アルヴァ・アアルトデザインの60スツールや66チェアは彼の代表作で、今でも、世界中で不変の人気を誇っているブランドです。
(出典:https://www.fiq-online.com/newsDetail.php?id=rXf06DP0nPVjaGbrVK7uFfaj)
世界中で知られているマリメッコは日本でも人気の高いブランドです。それぞれのデザイナーの個性を尊重し、布全体を使って自由に表現された大胆なモチーフはカラフルな花柄からモノトーンの幾何柄まで多彩なデザインなのが特徴。
北欧のテキスタイルを取り入れた部屋づくりの事例をご紹介します。
大胆な幾何学模様のカーテンですが、色合いはデザインの構図が北欧らしさを引き立てます。また、照明のデザインなどと合わせると部屋全体のイメージがさらに北欧感が増します。
ビビッドな色の壁紙とシンプルなカーテンの組み合わせです。壁紙には幾何学模様を。カーテンには動物と植物のシルエット。それぞれ壁紙とカーテンだけで見るのとこのように合わせて見るのとではイメージが違ってきます。カーテンを選ぶ際には壁紙なども一緒に考えるようにしましょう。
ラグなどは床全体を覆うものではなく、アクセントとなるので床や周りの家具との色使いのバランスを考えたデザインを選ぶようにしましょう。また、季節ごとにデザインや素材を変えていくのも楽しい部屋づくりになるかと思います。
ベッドルームはリラックスして就寝できる空間でなければいけません。北欧テキスタイルの中でもシンプルなものを取り入れることで、部屋全体のおしゃれさは変えずに理想の部屋にすることが可能です。
床の色、壁紙の色、カーテンの色、ベッドのフレーム、ベッドカバー全ての配色色使いが落ち着いたトーンでまとめられています。リラックスして就寝できそうですよね。
家族で仲良く就寝できる寝室は、小さなお子様と一緒に眠ることもありますよね。ベッドカバーやモビールなどの小物で北欧感をアップすることができます。
大人な雰囲気のベッドルームです。ベッドカバーやクッションカバーを変えることで部屋の雰囲気がガラッと変わることもあります。季節や気分によって選ぶ楽しさがあります。
北欧テキスタイルは単体で見てもとても素敵ですが、やはり部屋全体の小物などと一緒になることでさらに良さが引き立ってきます。
こちらの写真はインターデコハウスのルオントの寝室です。床材がヴィンテージ加工された白い無垢の床材なのですが、床材の色使いからラグ・チェア・小物など全てが統一されたデザインになっています。
壁にお皿を飾る。日本ではあまり馴染みがありませんが、海外ではインテリアとしてよく見かけます。「プレートハンガー」などと検索すると壁にかけることができるものがあるので実践してみてください。
こちらの写真の中央にあるイスは北欧デザインの不朽の名作「Y-チェアCH24/Carl Hansen & Son」です。北欧デザインのラグとY-チェアの組み合わせです。
北欧家具との組み合わせは、家具のデザインや世界観を壊さずに引き立てるようなものを選ぶと良いかもしれませんね。
今回は、「北欧テキスタイルを取り入れた理想の部屋づくり」を解説してきました。家づくりのなかでもコーディネートは楽しみの一つであると以前お伝えしましたが、お引渡しをしてご入居されてから自分たちで理想の部屋づくりをしていくのが次の楽しみになっていくと思います。
家づくりでは、理想の箱(空間)を作ることができますが、その後の理想の部屋づくりはその家に住む家族が作り上げていきます。
その中でも北欧デザインの部屋づくりをするためには北欧テキスタイルは欠かせないアイテムになります。今回ご紹介した代表的なブランドなども見て自分たちの家に合う北欧テキスタイルに出会えると良いですね。
今回この記事を最後まで読んでいただいた方は、家づくりを進めていてる方もしくはすぐに家づくりを始めたいと思っている方ではないでしょうか。
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