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塗り壁って本当に手がかかる?住み始めてからのメンテナンスと付き合い方

家づくり
塗り壁って本当に手がかかる?住み始めてからのメンテナンスと付き合い方

自然素材ならではのやわらかな風合いが魅力の塗り壁。光の当たり方で表情が変わり、空間にあたたかみを与えてくれる仕上げ材です。

一方で、「メンテナンスが大変そう」「ひび割れしないの?」「汚れは落ちるの?」といった不安の声を耳にすることも少なくありません。
インターネットで調べると、さまざまな情報が出てくるため、余計に迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。

家は、建てて終わりではなく、長く暮らしていくもの。だからこそ、「見た目が好き」という気持ちだけでなく、「将来困らないかどうか」もきちんと考えたい。そう思うのは自然なことです。

塗り壁は本当に“手間のかかる素材”なのでしょうか

今回は、塗り壁のメンテナンスに対する不安の背景を整理しながら、よくある悩みをひとつずつ見ていきます。そして、暮らしの中でどのように付き合っていく素材なのかを一緒に考えてみたいと思います。

塗り壁のメンテナンスを不安に感じる理由

塗り壁に対する不安の多くは、「なんとなく心配」という漠然とした感覚から始まります。

ビニールクロスのように、工場で均一に仕上げられた素材に比べると、塗り壁は職人の手仕事による仕上げです。そのため、「個体差がありそう」「変化しやすそう」という印象を持たれやすい素材でもあります。

また、家づくりはほとんどの方にとって初めてのことですよね。
経験がないからこそ、失敗談や注意点は強く印象に残るもの。

とくに秋田のように寒暖差が大きく、暖房も長く使用する地域では、「温度や乾燥の影響を受けやすいのではないか」という地域特有の心配もあるかもしれません。

さらに、“自然素材=デリケート”というイメージも、不安を後押しします。木や土といった素材は、味わい深い反面、扱いが難しいのではないかと感じてしまう方もいるでしょう。

このような不安の多くは、「どのくらいの頻度で、どの程度の変化が起きるのか」を具体的にイメージできないことから生まれてきます。

実際に、どのような悩みが挙げられるのでしょうか。

塗り壁のメンテナンスでよくある悩み

実際に塗り壁を検討中の方からよく聞かれるのは、次のような悩みです。

  • ひび割れが入ることはあるのか
  • 汚れが落ちにくいのではないか
  • カビや黒ずみの発生が心配
  • 将来的に塗り直しは必要か
  • 部分的な補修はできるのか

とくに多くの方が気にされるのが「ひび割れ」です。壁に線が入っている写真を見ると、それだけで大きな欠陥のように感じてしまいますよね。

また、白や淡い色を選ばれることが多い塗り壁は、手あかや家具のこすれなど、日常のちょっとした接触による汚れも気になります。

さらに、費用面への不安の声も。
「補修が必要になったら高額なのではないか」「専門業者でないと直せないのではないか」といった声も少なくありません。

これらはすべて、長く暮らす住まいを考えるからこそ出てくる、現実的な疑問です。

このような悩みや疑問と向き合ううえで大切なのは、塗り壁に起きる変化や現象が“避けるべき劣化”なのか、それとも“素材の特性として受け止めるもの”なのか見分けることです。

それは劣化?素材の特性?

塗り壁に起こり得る現象について、ひとつずつ整理してみましょう。

ひび割れはすべて“劣化”なのか

前の章でも触れましたが、塗り壁の不安として最も多く挙がるのが「ひび割れ」です。
完成直後はきれいだったのに、数年後に細い線が入っているのを見つけると、「施工に問題があったのでは?」と心配になる方もいらっしゃいます。

まず知っておきたいのが、塗り壁にまったくひびが入らない状態を長期間保つのは、簡単なことではないという点です。

住宅は、季節や湿度の変化によって、ごくわずかに伸び縮みします。木材は乾燥すれば縮み、湿気を含めば膨らむもの。
そして塗り壁も、そんな環境の影響を受けながら、ゆるやかに変化していきます

その結果として現れるのが、髪の毛ほどの細さのひび、いわゆるヘアクラックです。これは素材の伸縮による自然な現象のひとつであり、多くの場合、家の安全性に影響するものではありません。

もちろん、すべてを「問題なし」と言い切れるわけではありません。
幅が広く深さのあるひびや、同じ場所に繰り返し発生する割れなどは、原因を確認する必要があります。

ですが、壁全体に影響するような大きな損傷と、素材の性質による細かな変化とは、分けて考えることが大切です。

環境とともに呼吸する素材である以上、多少の変化が現れるのは自然なこと
ひび割れという現象も、その性質の延長線上にある場合が少なくありません。

だからこそ、「ひびがあるかどうか」だけで判断するのではなく、「どの程度のひびなのか」を見極める視点が重要になります。

汚れや黒ずみは防げないもの?

「子どもが壁を触ったら跡が残るのでは?」「キッチンまわりは黒ずんでしまうのでは?」こうした不安の声もよく耳にします。

確かに、塗り壁はビニールクロスのように表面が樹脂でコーティングされている素材とは性質が異なります。質感を活かした仕上げであるため、手あかや家具の擦れ跡、スイッチまわりの黒ずみなどが目立つことはあるでしょう。

その背景にあるのが、素材そのものの性質です。

塗り壁には、湿気を吸ったり吐いたりする調湿性を持つものもあり、室内の空気環境を整える役割を担っています。いわば、空間に合わせてゆるやかに反応する“呼吸する素材”です。

そのぶん、表面は硬い膜で覆われているわけではありません。だからこそ、触れた部分に変化が出ることはあります

ただしそれは、「すぐに傷んでしまう」という意味ではありません。

日常生活でつく軽い汚れであれば、消しゴムや専用スポンジなど、ちょっとした手入れで目立たなくできる場合もあります。素材や仕上げによっては、部分的に上から塗り重ねられるケースも。

また、水はねが多い場所や油汚れがつきやすい場所では、あらかじめ仕上げ方法を工夫するという考え方もあります。

大切なのは、「まったく汚れない壁」を前提にするのではなく、「変化が起きたときにどう対応できるか」を知っておくことです。

塗り壁は、完璧に無傷を保つ素材というよりも、時間とともに表情が変わる素材。
その性質を理解しておけば、汚れや黒ずみも“想定外のトラブル”ではなく、“付き合い方のひとつ”として受け止められるようになります。

補修や塗り直しは大がかり?

メンテナンス費用のことなど、塗り壁に対して“将来の不安”を抱く方も少なくありません。自然素材という言葉から、「繊細で手がかかる」という印象を持たれることも。

しかし実際には、小さなひびや部分的な汚れの場合、壁全体を塗り直すのではなく、その箇所だけを補修できるケースも多くあります。

仕上げ方や材料によっては、既存の壁の上から塗り重ねる方法が取られることもありますし、同じ材料を使って部分的に補修できる場合もあります。

もちろん、補修跡がまったく分からなくなるとは限りません。
それでも質感のある仕上げであれば、周囲になじませやすいというケースもあります。

また、どんな素材であっても、長い年月のなかでは更新のタイミングが訪れるもの。
外壁や屋根、床材と同じように、「いつか手を入れる時期が来る」という前提で考えることが安心感につながります。

重要なのは、メンテナンスが“ゼロかどうか”ではなく、

  • どの程度の頻度で
  • どの規模の工事が想定されるのか
  • 部分対応が可能かどうか

といった現実的な見通しを知っておくことです。

漠然とした心配よりも、「こうなったらこう対処できる」と分かっている状態のほうが、選択はしやすくなるはずです。

塗り壁は、“一生何もしなくていい素材”ではありません。けれど、“すぐに全面やり直しになる素材”でもありません。
変化が起きたときに、段階的に手を入れていける。その柔軟さもまた、塗り壁の特性のひとつと言えるでしょう。

秋田の暮らしと塗り壁の相性

秋田は、冬の寒さが厳しい地域。暖房を使う時間も長く、室内外の温度差や乾燥はどうしても避けられません。

そうした環境を考えると、「塗り壁は向かないのでは」と思われる方もいるかもしれません。ですが自然素材の塗り壁には調湿性を持つものもあり、室内の湿度をゆるやかに整える働きが期待できるという側面もあります。

たとえば薪ストーブのある住まい。
炎のゆらぎと、やわらかな質感の壁は相性がよく、空間全体にあたたかみを感じさせてくれます。

長い冬を室内で過ごす時間が多いからこそ、見た目のあたたかさや手仕事ならではの質感は、日々の心地よさにじわりと影響します。
数値では測れない部分ですが、暮らしの満足度を左右する要素のひとつともなりそうです。

もちろん、どんな気候にも万能な素材というわけではありませんが、決して秋田の暮らしと相性が悪いわけでもありません。

大切なのは、地域の気候を踏まえた施工と、適切な下地処理を行うこと。

素材の特性を理解したうえで選べば、その良さはきちんと活きてきます。

塗り壁メンテナンスの考え方

塗り壁は、「何もしなくていい素材」ではありません。けれど、「特別に手間がかかる素材」というわけでもありません。

小さな傷や細かなひびであれば、部分的な補修で対応できることが多くあります。
汚れについても、日常的な手入れの範囲で対応できるケースもあります。

大切なのは、「常に完璧な状態を保ち続ける」という発想にとらわれすぎないこと。
むしろ、時間の経過とともに少しずつ表情が変わっていくことを前提に、「育てていく素材」として向き合う視点が、塗り壁とは相性がいいでしょう。

多少の変化を“味わい”として受け止められるかどうか。

その感覚こそが、塗り壁との心地よい関係を築けるかどうかの分かれ目になるのかもしれません。

工務店が考える、塗り壁とのちょうどいい距離感

私たちが大切にしているのは、素材のよい面だけを切り取って伝えることではありません。塗り壁という素材を、できるだけ正確にお伝えすることです。

どんな変化が起こり得るのか。
どのようなメンテナンスが想定されるのか。
個別に気になる点も含めて、事前にきちんとお話しするようにしています。

そのうえで、「それでもこの質感が好きだ」と感じていただけるなら、きっと塗り壁との相性は悪くありません。納得して選んでいただくことが、長く満足して暮らしていくための土台になると考えています。

塗り壁は、丁寧に手をかけながら楽しむこともできますし、多少の変化をおおらかに受け止めることもできるもの
きっちり向き合うのも、ほどよい距離で付き合うのも、どちらも間違いではありません。

どんな距離感が心地いいかは、ご家族ごとに違っていていい。

その選び方に寄り添うことも、私たちの役割のひとつだと思っています。

まとめ

塗り壁のメンテナンスに不安を感じることは、誰にとっても自然なこと。知らない部分が多いからこそ、心配になるのは当然です。

素材の特性を理解し、地域の気候を踏まえた施工を行い、無理のない距離感で付き合っていく。そうした前提があれば、塗り壁は決して扱いにくい素材ではありません。

多少の変化を含めて、その質感を楽しむ
時間の経過とともに少しずつなじんでいく過程を受け止める
そんな向き合い方ができれば、塗り壁は日々の暮らしに静かに寄り添ってくれます。

家は、住み始めてからの時間とともに、少しずつ育っていくもの。

塗り壁という選択が、ご家族のこれからの暮らしになじむかどうか。悩んでいる方はぜひ一度、私たちと一緒にゆっくり考えてみましょう。

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・ナチュリエ秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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