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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
北欧のライフスタイルを象徴する「HYGEE(ヒュッゲ)」という言葉を知っていますか?
ヒュッゲとはデンマークで寒く長い冬を快適に過ごすための知恵として古くから親しまれてきた文化の一つで、デンマーク人の時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉です。
心の底からリラックスしてほっとくつろげる心地よい時間だったり、そんな時間を過ごすことで生まれる幸福感や充実感だったり、暮らしを楽しむ姿勢などがこの言葉には含まれています。
今回は、この「ヒュッゲ」のシンプルで心地よい暮らしに焦点を当ててみたいと思います。その前にまず、北欧のライフスタイルについてもう少しご紹介しましょう。
目次
北欧の人々にとっての幸せというのは、お金で買える贅沢な暮らしではなく、大切な家族と豊かな大自然に囲まれて充実した時間を過ごすこと。つまり、「生活の質」を大切に考えています。
この考え方は北欧人のライフスタイルの中にさまざまな形で反映されています。
厳しい自然環境の中で暮らしてきた北欧の人々には、節約という習慣が根付いています。生活の”質”を大切にする彼らにとって、”物質”的欲求は低く、素朴なものでも満足することができ、お金も必要以上に多くを求めません。
例えば、日常的にお互いに古い衣服を送りあったりしています。近所に赤ちゃんが生まれると、古着をきれいに洗って持っていくなんてこともあるそうです。
また、家具や食器や家など様々なものにおいて、質の良いものを長く大切に使い、親から子へと代々受け継がれています。
製造から何年もの長い年月を経ているものほど、アンティークやヴィンテージとして希少価値がつくこともありますが、これは品質の良いものとして高く評価されているからなんですね。
ノルウェーでは15~16時には退社することがほとんどで、フィンランドでも16~17時にはほとんどの人が退社していなくなるそうです。
これは法律で過労にならないように配慮されていたり、国民全体で「1日8時間、週40時間以内の勤務」という意識がしっかりと共有されているためです。
ですから、残業もほとんどなく、有給休暇も完全消化、夏休みなどの長期休暇はしっかりと休むようになっているんですね。
こうしたことを実現できているのは、やはり徹底した仕事の効率化によるものでしょう。効率化のためにフリーアドレス制が導入されていたり、集中力を高めるために立ってデスクワークする人も多くいます。
仕事の合間にとられる休憩時間も効率良く仕事するために必要と考えられており、法律でも労働者の権利と認められています。
ストレッチやエクササイズをしたり、コーヒーを飲んだり軽食をとったり、勤務日に皆で外に出るレクリエーションデイがあったり、様々な方法でリフレッシュして職務能力やモチベーションを維持しているようです。
こうした仕事の効率化は家族時間を確保するためでもあります。北欧の人は家族観念がとても強く、家族で過ごす時間をとても大切にしています。ですから、仕事が終わるとまっすぐに家に帰り、帰宅後はまず「家族の時間」を過ごすそうです。
北欧というと、オーロラやフィヨルド、森や湖など壮大で豊かな自然をイメージする方も多いかもしれませんね。
実際にフィンランドでは、自然の恵みを誰もが楽しめる「自然享受権」という権利が法律でも認められているほど、自然は生活の一部となっています。
そしてこの身近な自然は暮らしの中にもさまざまな形で取り入れられています。北欧家具の多くに木が使われているのも、身近な天然資源を大切にするという精神からきています。
素材としてだけでなく、ファブリックや食器などのインテリア小物のデザインにおいても、お花や葉っぱ、木などの有機的モチーフが多く見られます。
現在の北欧デザインがあるのもこうした北欧特有の自然環境や自然と共存してきたライフスタイルが大きく影響しているんですね。
さて、話を「ヒュッゲ」に戻しましょう。「ヒュッゲ」は今、欧米でも注目され、ブームになっているそうです。
お金で手に入るものでも、誰かに作ってもらえるものでもなく、日々の暮らしの中で小さな幸せを見つけて楽しむ、大切にするというデンマーク発祥のライフスタイルとはどんなものでしょうか。
例えば…
– 暖炉の火を囲いながら、ホットワインを飲んで家族と談笑する。
– キャンドルを灯して食事を楽しむ。
– 自宅でパンを焼いたり、ゆっくり料理をする。
– こだわりのインテリアに囲まれて、静かに読書する。
– 何もせずにゆっくり過ごす。
寒く厳しい冬の期間が長く、日照時間が短いデンマークでは必然的に家で過ごす時間が長くなります。だからこそ、その時間を心地よく快適に過ごすスタイルが生まれたのでしょうね。
私たちから見ると素敵な暮らしで憧れてしまいますが、デンマークの人にとってはまったく特別なことではなく、ごく当たり前の日常なのです。こうしたことも幸福度ランキングで上位にランクインする要因のひとつになっているように思います。
デンマークでは家族はもちろん、友人や隣人との繋がり、人との絆をとても大切にしています。そのため友人や近隣の人を招いてのホームパーティもよく開くそうですが、この時も飾らず、気取らず、素のまま。ゲストも「お客様扱い」はせず、最初から一緒に料理をするのがふつう。お互いに気を遣わずに楽しめますね。
ヒュッゲな空間に欠かせないのがキャンドルです。
デンマークはキャンドル消費率が世界1位の国でもあり、昼夜問わずにキャンドルを灯す習慣があります。食卓だけでなく玄関やリビング、寝室などでも使われており、生活の一部としてなくてはならないものになっています。
キャンドルには温かい雰囲気を演出してくれるだけでなく、マイナスイオンの発生や香りによって癒しを与えてくれます。キャンドルの炎を見ているととても心地よく感じるのはそのせいなんですね。
デンマーク人は余計な物を持たず、必要な物を必要な分だけ持つミニマリストです。それは不要なものを全て捨てるということではなく、自分が必要で大切だと思う物はたとえ古くなっても愛着を持って長く大切に使います。
家の広さは日本とほぼ変わりませんが、物が少ない分、スッキリしていて広く感じられます。物が多いと整理整頓に時間がかかったり、必要なものを見つけるのに時間がかかったり、部屋を片付けなくちゃと思うことにストレスを感じてしまいますよね。
余計な物を持たずに物を減らすことで本当に大切なものがわかり、ストレスのない生活が送れる、そういう考え方が浸透しているようです。考え方もいたってシンプルです。
デンマーク人は家にいる時間が長く、家にいる時間を大切にしているので、家具へのこだわりは強いようです。特に自分にとっていちばんリラックスできる場所となる「マイチェア」へのこだわりは別格。
気に入った椅子を見つけてもすぐに購入するのではなく、何度も何度もお店に通い、長い時間をかけてじっくり選びます。家に置いた椅子をしっかりとイメージできてようやく購入に至るほど。
高い物であっても本当に必要な物にはお金をかけ、とても大切に長く使い、そして代々受け継いでいきます。
無駄をなくし、自分が好きなものを選りすぐって暮らすことや、物に愛着を持ち、長く大切に使うことで心地よい空間や時間をつくっていく。物へのこだわりにもヒュッゲが感じられますね。
「家とは人が集い、人を招く場所」。だから家の中を心地よい空間にするための工夫がみられます。例えば窓。日照時間が短い北欧では、大きな窓は貴重な太陽の光を取り込むための大切な存在ですが、もう一つ、家の外と中をつなぐ役割もあるそうです。
外から中、中から外が見えるようにカーテンはなくていいと考える人が多く、外から見える窓辺には季節の植物やお気に入りの小物を飾ったり、子どもの工作を並べたりするそうですよ。
デンマークの家具の特徴は機能的で心が落ち着く温かみのあるデザインです。また、シンプルで飽きのこないデザインでありながら、経年変化も楽しめる家具が多いのも特徴の一つです。木材資源に恵まれている北欧では、木製家具がマストアイテムです。
日照時間が少ないデンマークでは、部屋を明るく見せるため、フローリングや壁は明るい白色でまとめられていることが多いようです。そんな部屋に合わせるインテリアはシンプルモダン。
ホワイト系のフローリングにグレーのインテリアを合わせるなどモノトーンをベースに、小物でカラーアクセントを付けるおしゃれなコーディネートが多く見られます。
無機質になりがちなモダンテイストに木製家具を置くことによって、空間にぬくもり感じる心地よさが広がります。
北欧の住まいづくりはDIYが基本。定期的なメンテナンスやペンキ塗りなどは自分たちでやってしまいます。家の雰囲気を変えたいとなった時もまずは自分でDIYをし、うまくできなかった時に近所の職人さんに頼むそうです。
家具のメンテナンスも基本的には自分たちでやります。自分好みの家具や部屋を作って居心地の良い空間に仕上げていきます。手間や時間がかかっても、自分好みにしたいという想いの強さが感じられます。
また、その過程を楽しむというのもヒュッゲのひとつですよね。そうして愛着が深まったお気に入りの物たちに囲まれて暮らす日々はきっと心が満たされるに違いありません。
いかがでしたか。デンマークのライフスタイルは特別ではない日常のあらゆることが自然とヒュッゲにつながっているように感じられます。
私たちもキャンドルを灯してゆっくりしてみたり、家にお花やグリーンを飾ってみたり、いつもより長くお風呂につかってリラックスしてみたり、インテリアの一部を変えてみたり…手軽に始められることがありそうですね。
興味を持った方はぜひヒュッゲな暮らしを取り入れてみてください。
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