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COLUMN コラム

輸入住宅の内装を決める上で大事なポイント

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輸入住宅の内装を決める上で大事なポイント

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。

最近では、雑誌だけではなくSNSなどでもおしゃれなインテリアや部屋を目にすることが増えました。内装をどうしようかと考えている方はInstagramやRoomClipなどに投稿されている画像を参考にされている方も多いのではないでしょうか。

輸入住宅で建てる場合、お好みのテイストの内装を考えたり、それに合うインテリアや家具を選んだり、そこで暮らす自分を想像してみたりすることは家づくりの楽しみの一つですよね。

ですが、実際にイメージを形にするのはなかなか難しいものです。ここでは、インテリアスタイルの実例をご紹介しながら、内装を決める上で大切なポイントについてお伝えしていきたいと思います。

輸入住宅の内装デザインとは

インテリアスタイルと言っても数多くの種類があります。どのようなテイストが自分の好みかを把握しておくと、家具や小物選び、配色を決める際のベースとして考えることができます。

【北欧スタイル】

北欧スタイルについては過去の記事でもいろいろご紹介していますが、フィンランドやスウェーデンなど北欧由来のデザインです。北欧は冬が長く日照時間が短いという厳しい自然環境にあるため、長時間過ごす室内を快適に豊かに過ごせるようにと考えられました。

豊かな自然が多く、自然を大切にしているため、インテリアや小物には自然素材のものや自然をモチーフにしたデザインが多く取り入れられています。

また、使われている色もカラフルで見る人を楽しませてくれます。白や淡いトーン、比較的明るめの色が多く使われています。

機能的でシンプルなデザインは国や年代を超えて多くの人から支持されており、日本でも人気の高いインテリアスタイルです。

インターデコハウスの北欧デザインの内装の事例をいくつかご紹介していきます。

インターデコハウスのオリジナルキッチンの無垢材と床材の色合いがマッチしています。また、インターデコハウスといえば
色とりどりのかわいいタイル天板が特徴ですが、北欧デザインの内装の場合はこのようなグレー調のタイルを使用することが多くあります。

調理器具の不燃壁部分に使用しているタイルはホワイトの横長のものです。このように北欧の内装には木と白・グレーなどの
色合いを合わせるのがポイントです。

こちらの事例も北欧デザインの内装です。白いキッチンと黒い天板が特徴です。このキッチンはインターデコハウスの「ルオント」という商品です。床材もホワイトヴィンテージのオリジナルフロアを採用しています。

キッチンや床材だけではなく、壁に飾ってあるアートや食器なども北欧デザインのものをセレクトするのが北欧デザインの内装を作り上げるポイントになります。

北欧デザインのリビング内装の事例です。床材やソファの脚部分、テーブルの天板が同じトーンの木ですよね。窓まわりにも木材が貼ってあったりと木をたくさん使用しています。

また、このリビングではソファの布の色が引き立つようになっています。カラフルな色を使うのではなくトーンを整えて使用するのがポイントです。

洗面台もインターデコハウスではタイルを使用することが多くイチオシのポイントです。既製品の洗面台も良いですが、北欧デザインの内装をつくるためには既製品を使用するよりもこのようにオリジナル造作の洗面台にするとよりよくなります。

キッチンと同じタイルを使用することもできるので家の中のテイストを統一することが可能になります。

家全体のトーンを統一したいところですが、こども部屋はなかなか難しいですよね。色んな色や小物が点在しますので。それでも床や壁紙の色合いを統一することで年齢が上がってもこども部屋として利用することができる内装をつくることができます。

もちろん壁紙などは張り替えることが出来るので幼少期のうちは大きな柄が入っていても良いと思いますが、なかなか壁紙を全部張り替えよう。となることも実際は少ないかも知れません。

部屋の荷物も片付けないといけないですしね。部屋に置くアイテムは年齢を重ねるごとに変化していくので床材や壁紙だけは予め北欧デザインの内装トーンに合わせておいてもよいかもしれません。

このように北欧テイストと一言で言っても、その中にもさらにナチュラルやカジュアル、ヴィンテージ、モダンと多様なテイストが存在します。詳しくは下の記事にまとめてありますので、ご覧ください。

インターデコハウス公式ホームページには北欧の実例写真がたくさん掲載されていますのでこちらも併せてご覧ください。
北欧の内装実例はこちら

【ナチュラルスタイル】

自然で柔らかい印象に心地よさを感じられるスタイルです。無垢材など肌触りの良い素材を中心に使用し、木の素材感でぬくもりが感じられる落ち着きのある雰囲気を演出します。

色はアースカラーなどナチュラル色を合わせ、肌触りの良い素材のファブリックなどを取り入れていくことで、よりナチュラル感が引き立ちます。観葉植物などグリーンもこのスタイルには相性抜群です。

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【フレンチカントリースタイル】

フレンチカントリースタイルは北欧スタイルのように幅広く、ふんわりやわらかなロマンティックガーリーテイストやカフェスタイルと融合させたもの、ワイルド感のあるラスティックテイストなど多様です。

ベースカラーを白にし、そこにくすみ感のあるベージュやグリーン、ブルーなどの小物をプラスしたり、シャビーシックな家具や雑貨を合わせることでフレンチカントリーテイスト感を演出できます。色味や材質で統一感を出すのがそれっぽくおしゃれに見せるコツです。

写真はラスティックテイストに仕上げたインターデコハウスでのコーディネート例です。使い古されたような素材感とアースカラーをベースとしたコーディネートが特徴です。素朴であたたかみのある飾らない雰囲気に居心地の良さが感じられます。

【南欧スタイル】

インターデコハウスの輸入住宅の内装を決める上では南欧デザインも欠かせません。南欧デザインといってもベースのカラーにどんな色を選ぶか、どんな家具を配置するかなどによって内装デザインは変わってきます。

インターデコハウスも南欧デザインの外観は5つのパターンがあります。それぞれの外観デザインに対して推奨の内装デザインをご用意しているのでご安心ください。

いくつか事例と一緒にご紹介していきます。

北欧デザインの内装とはまた違い、明るい印象がありますよね。使用している建材は同じものが多いのですが選んでいる色や柄が違います。ベースとなるカラーを選んでそれに合わせてインテリアコーディネーターがアドバイスをしてくれます。

南欧デザインの内装であればこの写真のようなレザー調のソファをセレクトしてラグはこれがいいかな。といった感じです。タイルや照明器具、ダイニングテーブルなどトータルでコーディネートできるのが輸入住宅の内装を選ぶポイントの一つでインターデコハウスのオーナー様が一番ワクワクする打ち合わせです。

玄関を開けたらこの景色が飛び込んでくるのもすごく可愛いですよね。階段の4段目までをアイアンの手摺にしたり、モザイクタイルをあしらったり。

玄関の上がり框にもモザイクタイルをあしらっています。家族以外が一番目にするポイントですので外観が「かわいい」玄関を開けたら「もっとかわいい!」という声が聞こえてきそうです。

実際に見学会をしていても来場したお客様からは同様の声をお聞きすることが多くあります。ご入居されるオーナー様からは友達を家に呼ぶ機会が増えたという声も聞こえてきています。

リビングやキッチンだけではなく、このようにトイレも南欧デザインの内装のおうちはこだわっているお客様が多くいらっしゃいます。

「かわいい」だけではなく、使いやすさなどもきちんと考慮しているのでご安心ください。小さな手洗いを設置するおうちのトイレには手洗い機能を持たない便器を選んでいます。

同じ空間に2つ手洗いは不要ですし、掃除の手間も省くことが出来ます。実はミニ手洗いをつけるインターデコハウスのオーナー様が多いのもポイントです。

毎朝使う洗面化粧台です。自分で選んだタイルや照明器具が出迎えてくれます。大好きなものに囲まれて朝が始まるなんて本当に幸せですよね。

好きなものを内装デザインに取り入れるのが本当に楽しいのがインターデコハウスの家づくりです。

この他にもインターデコハウス公式サイトには南欧デザインの内装の事例がありますので併せてご覧になって下さい。
南欧の内装事例はこちら

【モダンスタイル】

北欧デザインも南欧デザインも良いけどもうちょっとモダンな感じにしたいな。というお客様の声もあります。「モダン」という言葉の定義より、もう少し落ち着いたトーンの内装デザインが好き。という方が多くいるのでインターデコハウスのモダンデザインの内装について事例をご紹介します。

キッチン背面の壁紙をダークトーンにして床材は濃い色を採用しています。家電製品などもグレートーンや黒のものをセレクトすることによって、部屋全体のカラートーンが整います。

このように落ち着いた色使いをする内装の「モダンデザイン」を好まれる方もいらっしゃいます。

この事例は部屋の内装デザインが全体的に「白」を使っていますが、キッチン天板の黒やピアノの黒が印象的な内装デザインですよね。

ソファカバーなどに黒のストライプラインがはいっているのもポイントです。フライパンなどの調理器具を見せる収納としているのも、天井から吊っているスワッグもポイントになっています。

このような北欧モダンデザインの内装は人気がある一方で生活感をあまりださないように維持をするのも大変ではありますが、北欧モダンの内装にあこがれている方はぜひチャレンジしてみて欲しい事例です。

実際の生活をイメージしながら考える

内装を考える上で大切なことは、新居での生活を具体的にイメージしてみることです。どのような空間でどう過ごすのか、そのために必要なアイテムは何か、壁や床、家具やファブリック類のカラーバランスも重要ですね。

おしゃれであることだけではなく、利便性や効率性など暮らしやすさという点もきちんと考慮しなければなりません。

いざ完成してから、思っていた感じと違う…なんてことにならないためにも、1日の動きを細かくシミュレーションしてみることをオススメします。

イメージできていると、それに近いインテリアスタイルも見つけやすくなりますし、建築会社にも「こうしたい!」という意見を伝えやすくなります。

内装イメージを決める要素について

先にも書きましたが、インテリアスタイルにはさまざまな種類があります。それらのイメージを形づくっているのが「素材」「質感」「形」「色」の4つの要素です。この4つの要素の違いによって仕上がりの雰囲気は大きく変わります。

■壁材

空間の大部分を占める壁は、選ぶ素材や色によって大きくイメージが変わります。ここでは代表的な壁材をご紹介します。

①クロス

クロスは壁の仕上げ材の中ではもっとも安価で扱いやすく、工期が短いのがメリットです。デザインが豊富で、掃除もしやすいです。価格が高くなりますが、魅力的な風合いの布クロスや紙クロスといったものもあります。

②塗り壁

日本で昔から使われている塗り壁は、調湿性や防火性、防音性に優れており、さまざまな質感、塗り方によるデザインの変化などを楽しむことができます。ただし、汚れが付いた時に、掃除がし難い点や仕上がりが左官職人の技術に左右されやすいというデメリットもあります。

③無垢材

壁に使われる木材には、無垢材と合板がありますが、高級感を出すなら無垢材がオススメです。無垢材にはスギやヒノキなどの針葉樹が使われており、調湿、保温、吸音性に優れています。木目などの木材の風合いを楽しむことができ、経年による味わい深さが増していくのが特徴です。

湿気により割れたり反ったりといったデメリットもありますので、定期的にメンテナンスが必要となります。

④壁タイル

壁タイルは耐久性が高く、外壁に使われることもあります。耐水性もあるため、キッチンや浴室、洗面所などの水回りに適しています。お手入れがしやすく、デザインが豊富なので、オリジナルデザインを楽しめるのが特徴です。

コストがかかりがちなので、使用するのであれば使用箇所を制限するなどしてコストカットするといいでしょう。

■床材

床材は建築後の変更が難しいものですから、できれば建築段階で床材にはこだわって欲しいと思います。壁と同じように空間の大きな面積を占める床材は目が行きやすく、また常に足が触れているため肌触りや感触といったものも大切になってきます。

①無垢フローリング

木目や天然の風合いが魅力の無垢材は、肌触りがやさしく、調湿、保湿性に優れています。年月が経つほどに色合いが変わっていき、自然素材特有のむくもりを感じることができます。裸足で過ごしても気持ちがいいので人気も高いです。

天然素材ゆえに割れたり反ったりしやすいことがデメリットです。季節による気候の変化で隙間ができたり膨張したりすることもあります。そうした特性を理解した上で選ぶようにしましょう。

②複合フローリング

薄い合板を重ねて、その表面に化粧シートを張った床材です。無垢材と違い、湿度によって反ったり割れたりといったことはありませんし、コストが安く、扱いやすいのがメリットです。

化粧シートに防水、遮音加工が施されていますので、例えば小さなお子さんがいる家庭では飲み物をこぼしても掃除しやすいので安心です。

③クッションフロア

塩化ビニールにクッション材が入っているので、弾力性があり、足腰にやさしく小さなお子さんや高齢者のいる住宅にオススメです。また、耐水性に優れているため、トイレや洗面所などによく使用されています。

ただし、やわらかいため跡が付きやすく、熱に弱いというデメリットがあります。

④コルクタイル

コルク樫の樹皮を圧縮した床材で、耐久性、耐水性、断熱性、防炎性に優れているため、キッチンや洗面所などに適しています。コルク特有の素材感や温かみが味わえ、色数も豊富です。ただし、紫外線に弱く日焼けしてしまうので日当たりの良い部屋には適しません。

補修が難しく、コストも高いので、選択するには予算との相談が必要です。

イメージも大切ですが、後から後悔しないためにも機能性や利便性といった部分も理解した上で最適なものを選ぶようにしてください。

最も注意していただきたいのがサンプルの大きさで見るイメージと実際の広さで使われた時の印象は違うということです

サンプルと比べ、広い面積になると明るい色は明るく見えますし、暗い色は暗く見えます。照明の色やあたり具合によっても印象は変わります。

できればそのサンプルが使われている施工事例の写真などを見せてもらうとよりイメージが近づきやすくなるはずです。(写真も明るさなどによって実際と色は違って見えることがあります)

内装のカラーコーディネート

カラーコーディネートを考える上で大切なのは色の調和をはかることです。部屋の配色バランスにもコツがありますので覚えておきましょう。

床や壁、天井などの広範囲に使う基調となる色を「ベースカラー」、ソファやカーテン、ラグなどに使う部屋の主役になる色を「メインカラー」、クッションや小物類などインテリアのポイントになる色を「アクセントカラー」と言います。

これらの配分をそれぞれ面積の70%:25%:5%を目安に考えるとバランスよくまとめることができます

色には黒いと重く見え、白いと軽く見えるという明暗効果があります。床から天井にいくにつれて明るい色にすると、天井が高く見えます。逆に天井を暗くすると、実際よりも低く見えます。寝室や書斎で落ち着き感を出す場合には、暗めの色を使うと効果的です。

建具や造作材の色を考える時のポイントは床材の色に合わせて調和をとったり、壁の色に合わせて部屋を広く見せるといった効果があります。また、建具や造作材を床より濃い色にすると、空間が引き締まり、シックな印象になります。

まとめ

内装を考える上でおさえておくべきポイントというものがあります。難しそうに思える内装決めもそうしたコツを掴めば、失敗するリスクは軽減できます。

輸入住宅でありがちな失敗例には収納や設備・配線での失敗も多くあります。コンセントの配置や数は意外と忘れがちですので念頭に入れておきましょう。ここでも新居での暮らしを具体的にシミュレーションしてみることが役立ちます。見落としがちな地味な点にも目を向けてみましょう。

インターデコハウス秋田(住広ホーム)では、それぞれの商品ごとにプロのインテリアコーディネーターが選び抜いた推奨の仕様パッケージが用意されています。お客様の理想のインテリアスタイルをお聞きして、イメージに近い仕様をご提案させていただきます。

お好みの内装が何スタイルなのかわからないという方もいらっしゃると思いますが、その場合はなるべく多くのイメージ画像など集めてみることをオススメします。そうするとそれら画像に共通点が見つかるはずです。

また、雰囲気や素材、色もそうですが、こんな照明を使いたいとか、ここにはこういうモノを置きたいとか、もっと具体的にイメージしやすくなると選ぶものも決めやすくなります。

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・COZY秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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