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目次
前回のコラムでは「つなぎ融資」について説明しましたが、実際に住宅ローンを借りる場合には
「つなぎ融資」か「完成前融資」のどちらかを利用することになります。
銀行によってあらかじめ決まっている場合もあれば、選択できる場合もあります。
今回は両者の違いについて解説します。
なお、対象となるのは注文住宅を建てる場合です。建売や中古住宅の購入では気にしなくても大丈夫です。
完成前融資は、最初に全額を借りてしまうため、
融資を受けた時点から住宅ローンの返済がスタートします。
そのため、建築中に家賃と住宅ローンが重なる可能性があります。
一方でつなぎ融資は、建物完成時から住宅ローン返済が始まるため、
家賃とのダブル負担は避けやすいです。
なお完成前融資でも、銀行によっては据置き期間を設定できる場合があります。
建築中の一定期間は利息のみを支払い、負担を軽くする仕組みです。
つなぎ融資を利用する場合、借りている間の日数分の利息が発生し、
印紙代や手数料がかかる場合もあります。
目安としては、土地代金や着工時金で4~6か月分、
上棟時金で3~4か月分の利息負担が想定されます。
この費用は銀行によって大きく差があるため、金利以外の重要なチェックポイントになります。
つなぎ融資は、その都度必要な分だけ借りる仕組みのため、
手続きの回数が増えるという特徴があります。
ただし銀行によってはそこまで煩雑ではなく、
「少し手続きが増える程度」と考えておけば問題ありません。
つなぎ融資と完成前融資には、それぞれメリット・デメリットがあります。
どちらが良いかは一概には言えませんが、特につなぎ融資の条件は銀行によって差が大きいため要注意です。
「金利は低いけれど、つなぎ融資の利息や手数料が非常に高い」というケースもあります。
住宅ローンを比較する際は、金利だけではなく融資方法の費用もトータルで判断してください。
ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。
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