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自分たちに合ったマイホームを注文住宅で建築する場合、「平屋」という選択肢をご検討いただくお客様も近年増えてきました。
「平屋」と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか。一昔前までであれば、子育てが終わり夫婦二人暮らしをするための家。というイメージが強かったのではないかと思います。
近年では、様々な媒体でも取り上げられている影響もあり、子育て世代からも平屋の人気が浮上してきているのです。
実際、全国でインターデコハウスをご建築いただいているお客様の中にも平屋をご希望されるお客様がいらっしゃいます。
インターデコハウスでは全ての商品が2階建てのように思っているお客様もいらっしゃいますが実は各商品に平屋のプランも用意しています。
今回は輸入住宅デザインの平屋を建てるポイントを解説していきます。
目次
近年「平屋」が人気な理由として挙げられるのは2階建て住宅では味わうことができない自由な設計が可能であったり、マンションと一戸建て住宅の良いところをとった空間を表現することができる。
天井高を高くして、天井からの光を取り入れる工夫ができるなどスタイリッシュな平屋住宅が雑誌やインターネットを通してよく目にする機会が増えたからではないでしょうか。
また、子育て中のお客様でも、お子様と過ごすことができるのはあと数年だから、夫婦ふたりになったときに階段を登るのが辛くなるし部屋数が沢山いらない。というお客様もいらっしゃいます。
次に平屋住宅のメリットとデメリットをお伝えいたします。
・家族の一体感を味わうことができる。
1階2階でフロアが区切られていないため、同一フロアに家族を感じることができます。特に就学前のお子様がいらっしゃるご家庭であれば、勝手に2階に上がることもありませんので安心できますよね。
・動線が短い
生活動線や家事動線が2階建て住宅とは違って短く、各部屋への移動距離が短く済むので家事をする上では楽ちんです。
・階段の上り下りがない
住宅ローンを返済し終わる頃には60歳を過ぎていて階段の上り下りが辛くなっているかも。1フロアの平屋であれば、階段の上り下りの心配は不要です。
・お掃除が楽ちん
掃除機を1階から2階に運ぶ手間もありませんし、1フロアなのでお掃除ロボットに任せておく。なんてことも可能ですよね。掃除が楽ちんになるだけで家事の負担が軽減されます。
・耐震性が良い
2階建て住宅に比べて平屋住宅の場合は、壁の高さが低いので建物の強度は高まります。
・メンテナンス費用を抑えることができる
2階建て住宅の場合、2階の外壁補修や屋根のメンテナンスの場合には高い足場を組んだりしなければいけません。平屋住宅であれば2階建て住宅よりも低いため、その分費用を抑えることが可能です。
・階段スペースを削減できる
平屋住宅には階段がありません。その分階段スペースを収納や部屋を大きくするなど有効に活用することが可能です。
・土地を探すのに苦労する
土地にはそれぞれ地域ごととに「地域区分」というものが定められています。また、容積率や建ぺい率といってその土地に対して建築が可能な建物の大きさが制限されている土地もあります。
平屋住宅の場合は、2階建て住宅と違い1階の床面積が大きくなりますので、その分2階建て住宅を建築する想定で分割されている土地だと間口が狭かったりと平屋住宅を建築できない土地も存在します。
・住宅街の中に建築すると苦労する
周囲の環境によってもデメリットになってしまうケースがあります。周囲の建物が2階建てやアパートなどに囲まれている土地で平屋住宅を建築すると日当たりが悪くなってしまいます。
・建築コストが割高になってしまう
2階建て住宅の場合と平屋住宅の場合は建築面積は同じでも1階の床面積は平屋住宅の方が大きくなるケースが多く、基礎工事で使用するコンクリートや鉄筋を多く使用したり、屋根の面積が大きくなるのでその分建築コストは割高になってしまいます。
・プライベートを保ちにくい
平屋住宅は同一フロアに各居室がありますので、開放的な間取りをプランニングするとプライベート空間を確保することが難しくなったりもします。
・防犯をより考えるようにする
全ての居室が1階にあるため、外部からの侵入など防犯には最新の注意を払わなければいけません。環境に合わせた防犯対策は必須です。
輸入住宅で平屋住宅を建てるときの費用についてですが、平屋は、2階建ての住宅に比べて1階の床面積が広くなるので土地の大きさもある程度必要になります。
また、1階の床面積が大きくなるので基礎や屋根の面積が大きくなります。その結果、2階建てより建築予算が割高になってしまいます。
また、1階の床面積部分が大きくなるため土地の大きさもある程度広くないといけません。秋田市内であればあまり考えなくても大丈夫ですが、土地の大きさが30坪程度しかない場合や間口が狭い土地となる希望の平屋を建築することが難しくなる可能性があります。
インターデコハウスの平屋の場合、仕様によって価格は変動しますが坪単価60万円〜80万円程度とお考えください。
坪単価については「輸入住宅の坪単価の相場は?知らないと損する坪単価の定義」でもお伝えしたとおり、照明やカーテンなども含んでいます。
輸入住宅で平屋住宅を建築希望の場合は、土地も併せて検討してほしいので一度ご相談いただければと思います。
次に、輸入住宅で平屋住宅を建てるときの注意点です。どのような暮らしをしたいのかを自分たちの中でも明確にしておくと良いでしょう。
平屋住宅の場合は、2階建て住宅に比べて部屋数や収納が少なくなる傾向があります。同居する家族の人数が多い場合は平屋よりは2階建ての方が良いかもしれません。
前述している通り、平屋住宅を建築する場合は1階床面積が大きくなるため、ある程度の広さの土地が必要になります。
既に土地を所有している場合や、住宅会社ではなく不動産会社に直接土地購入の話をしている方であれば、その土地に希望の平屋の間取りが建築可能かということがポイントになります。
間取りの場合は、部屋数がどのくらい必要なのかがポイントになります。
例えばこちらの間取りは25坪・2LDKの間取りになります。居室とLDKが左右に分かれているプランですね。
平屋住宅だとこのような2LDKプランで25坪という大きさになります。25坪の2階建てとなると少し手狭なイメージがある方もいると思いますが、平屋の25坪だと割と広々とした間取りになります。
インターデコハウスのような輸入住宅で平屋を建築する場合は次にご紹介するデザインについても注意しておく必要があるでしょう。
インターデコハウスに限らず注文住宅を建築する場合2階建てが平屋よりも多いのは事実です。インターデコハウスのホームページやカタログに掲載されている建築事例も2階建てが多いですよね。
インターデコハウスのように外観デザインに特徴のある住宅の場合、平屋デザインにするというのはポイントを抑えなければ難しいデザインなのです。
インターデコハウスでは各外観デザインに対して平屋のプランもご用意していますのでご紹介していきます。
こちらはインターデコハウスの北欧デザイン「ルオント」という商品です。北欧デザインの商品の中で一番人気のあるデザインで男性・女性共に支持されています。
実際に建っているルオントの2階建てはこのような事例です。
注文住宅なので間取りは変わりますが外観デザインのポイントは同じです。
間取りプランはこのようになっています。ダイニングキッチンとリビングスペースが分かれているのが特徴です。
北欧の暮らし方を意識した設計になっていて、リビングで過ごす家族の時間を大切にして欲しいというデザインになっています。
家事も終わらせてリビングで家族の時間を過ごして欲しいという想いが込められています。
ダイニングキッチンはこのようなイメージです。こちらは実際に建築したルオントのモデルハウスの写真です。秋田でもルオントを建築してお住いになっているオーナー様は多くいらっしゃいます。
こちらはダイニングキッチンから確立されたリビングスペースです。こんな感じでソファに座ってくつろげる空間が自分の家にあることを想像してみて下さい。
「こんなにキレイに保てないよ」と思われる方もいるかも知れませんが結構注文住宅を建築した方はキレイに保つ努力を今住んでいる家よりもする傾向が強いです。
このルオントを平屋にするとこのようなデザインになります。スケッチですが雰囲気は伝わるかと思います。
2階建てのルオントを平屋にするとこのようなデザインになります。外観のファサードと呼ばれる正面のデザインにこだわっているのがインターデコハウスです。
作り手のこだわりかもしれませんが、このデザインのこだわりをインターデコハウスでは大切にしています。永くお客様に住んで頂くためには飽きのこないデザインであることも大切だと考えています。
流行に左右されないデザインで北欧を表現するということもインターデコハウスの平屋を建てるポイントです。
こちらが、ルオントの平屋プランです。(プランが決まっているということではなくあくまで参考プランです)この平屋のプランを見てどう思いますか?
2LDKの間取りですね。狭いと感じる方もいれば十分と感じる方もいらっしゃるかと思います。外観のスケッチパースと間取りを見てみて下さい。
窓の位置をきちんと揃えるために部屋の配置がされています。インターデコハウスではこのように外観デザインを保つために、間取りから考えるのではなく、外観デザインをどのようにしたいか。というところから間取りを考えることもします。
インターデコハウスの北欧デザインはルオントだけではありません。ヘルミという商品もあります。
こちらは実際に建築されたヘルミです。CGデザインとほぼ同じデザインで建築されています。キッチンなどの内観は以下のような感じの仕上がりになっています。
北欧カラーを使ったダイニングキッチンです。白と自然を感じられる木を使っているのがポイントで黒をアクセントカラーに使っているのもポイントです。
リビングからの雰囲気はこのようなデザインになっています。ファブリック系のソファを配置しているのもポイントですね。
北欧のインテリアコーディネートについてはこちらの記事も参考にして下さい。
このようにご紹介してきたヘルミを平屋にするとこのようなイメージになります。
どうでしょうか。2階建てのヘルミと平屋のヘルミを見比べてみて下さい。デザインを保ったまま平屋になっていますよね。
建築をするということはその地域の景観をつくるということにも繋がります。そのようなことも意識しながらデザインをしていくことも北欧デザインの平屋を建てるポイントになってきます。
ヘルミの平屋(推奨)の間取りはこのようになっています。お気づきになりましたでしょうか?ルオントとヘルミの平屋の間取りが同じということに。
面白いことに、間取りが同じでも外観は変えることができます。着せかえ人形のように。平屋の場合間取りの自由度が低いということではなく、間取りを大きくするとその分土地も大きな土地が必要になってしまいます。
なので、一定の土地の大きさに合わせた間取りでデザインを保とうとすると同じ間取りで外観デザインを変更することでイメージを変えることができます。
インターデコハウスには北欧デザインの他に、南欧デザイン・北米デザインの商品があります。これらにもそれぞれに平屋のプランをご用意していますのでお問い合わせいただければと思います。
上で書いた平屋のメリットデメリット、費用相場、建てる時の注意点などから2階建てとの比較もできたと思いますが、実際どちらが良いかという答えは、お客様それぞれによって違います。
土地や予算といったことももちろん関係してきますが、一番は“どんな家でどんな暮らしがしたいか”ということなんです。将来的な家族構成やライフスタイルを踏まえた上で、家づくりではそれがベースになります。家づくりをする上でブレてはならない重要ポイントです。
ですから、もしどちらにしようかと悩んでいるのであれば、まずは叶えたい理想の暮らしを具体的にイメージしてみてください。そうするとそれを実現するために何が必要で、何を優先させるべきかが自ずと見えてくるはずです。
それでもうまく整理がつかずに決めかねているという場合は、住宅会社に相談してみましょう。希望を伝えた上で見積りを出してもらい、メリットデメリットについてもしっかりと確認した上で比較検討してくださいね。
今回は、輸入住宅で平屋を建てるポイントを平屋住宅のメリットとデメリットを交えてご紹介してきました。
近年平屋住宅をご希望されるお客様は大変増えてきています。まだまだ多いのは2階建て住宅ですが、平屋住宅でもデザインを壊さずにプランニングするには、窓の位置や大きさなどを揃えることが重要になってきます。
ほとんどの住宅会社は2階建てしか建てられないというイメージをお持ちのお客様もいらっしゃいますが、ほとんどの住宅会社は平屋を建築することができます。
インターデコハウスの場合は、外観デザインを保って平屋の住宅デザインのご提案をさせていただいています。平屋を検討しているという場合でも、ぜひ一度ご相談してみてくださいね。
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