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COLUMN コラム

輸入住宅の基礎知識!本当に日本で建てても大丈夫?

輸入住宅
輸入住宅の基礎知識!本当に日本で建てても大丈夫?

インターデコハウスに興味があるという方やこちらの記事を読んで下さっている方は、少なくとも「輸入住宅」について興味があったり、調べたりしている方だと思います。

海外の住宅のようなおしゃれな家に憧れているという方もいらっしゃいますよね。インターデコハウスでもそのようなお客様は多いですし、純粋にインターデコハウスのかわいい家が好きと仰って下さる方もたくさんいらっしゃいます。

輸入住宅についてはこれまでにも項目を分けて、いろいろな記事を書いてきましたが、今回は基礎知識として知っておいていただきたい内容をこの記事だけでざっとわかるようにまとめておきたいと思います。ぜひ家づくりの参考にしてください。

輸入住宅とはどんな家?

まず、「輸入住宅ってどんな家か?」ということなのですが、実は厳密な定義付けはありません。

ただ、輸入住宅産業協会では「海外の設計思想による住宅を、資材別またはパッケージで輸入し、国内に建築する住宅」としています。

インターデコハウスの商品ラインナップにもあるように「南欧」「北欧」「北米」など、そのスタイルは幅広く、おしゃれな外観に魅力を感じている方も多いです。

それぞれのスタイルによって建築様式やデザインは異なりますが、再現性を高めるためにそれらの特徴をしっかりと反映させつつ、日本の気候や生活スタイルに合わせて暮らしやすいように柔軟にアレンジされているのが輸入住宅なのです。

輸入住宅の代表的なインテリアとして、下の記事ではインターデコハウスの南欧・北欧・北米テイストの実例をご紹介しています。

それぞれの内装の雰囲気や使われている建材などを見ていただけますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

輸入住宅の相場

かねてより“輸入住宅は高い”というイメージを持たれている方は多く、「建てたいけれど、予算が…」と躊躇されている方もいらっしゃることでしょう。

参考までに、こちらをご覧ください。

引用元:2020年度フラット35利用者調査 

これは住宅金融支援機構が行った「2020年度フラット35利用者調査」の所要資金(全国)の結果です。注文住宅については予定建設費と土地取得費を合計した金額、新築住宅及び中古住宅の購入については購入価格を指しています。

注文住宅(土地取得の借入なし)を見ると、全国の平均は3,534万円となっています。地域別の指標も出ているのですが、秋田県のみで見ると平均が3,062万円、中央値では2,898万円という結果でした。

ちなみにインターデコハウス秋田(住広ホーム)では、建物価格1,000万円台後半から2,000万円台中盤にかけてのお客様が多い印象です。坪単価で言うと税込み60万円~をおおよその目安にしていただけるとよろしいかと思います。

インターデコハウスはもともと、高額で手が届かないと思われていた輸入住宅をできる限りコストダウンすることで、より多くのお客様に提供したいという想いで作られた商品です。

ですから、一定の収入があればご購入可能な金額になっています。

建物価格の中には女性に人気のおしゃれなタイルキッチンや毎朝気分が上がるパウダールーム(洗面化粧台)、ロートアイアンなどの階段手すりや照明、カーテンなどの標準仕様も含まれています。

「高そう」という見た目のイメージが先行してしまいがちですが、資金計画についてしっかりとお話させていただくことで「買える」と安心してくださるお客様も多く、必ずしも高すぎるというわけではないことをまずはご理解ください。

ちなみに、先ほどの坪単価という言葉は「1坪あたりの建築費」のことを指し、家を建てる時の費用の目安としてよく使われています。

建物の本体価格を延床面積(坪)で割った数値で、1坪あたり約3.3㎡で算出します。

ホームページなどを見ているとこうした建物価格や坪単価が目安として掲載されていますが、実はこの価格だけを見て良し悪しを判断してしまうと、思わぬ落とし穴が潜んでいる危険性があるので注意してください。

というのも、住宅会社によって建物の仕様や性能はもちろん、資材の仕入れ価格や人件費などが異なります。

お客様への販売価格の考え方もそれぞれです。たとえ同じ間取りで同じ大きさの建物であっても同じ価格にはなりません。

予算内で建てられるかどうかというのは最重要のチェック項目ではありますが、上記のことを踏まえて、「価格だけで判断をしない」ということは心に留めておいてください。

坪単価や輸入住宅の費用については下の記事でもう少し詳しく解説していますので、気になる方はそちらも併せてご覧ください。

輸入住宅の部材はどこから輸入するの?

輸入住宅はデザインが最大の魅力でもあり、そのデザインを保持するため、再現性を高めるために建築資材も海外から輸入してきた資材を使っています。

どこから輸入し、どのような資材を採用しているかは住宅会社によって違いますから、ここでは私たちインターデコハウスの資材がどのようにして採用されているかについてお伝えします。

例えば、インターデコハウスの主要資材である屋根材はニュージーランド、外壁材はアメリカのものです。

こうした資材はインターデコハウスFC(フランチャイズ)本部のグループ会社にある建材事業部のスタッフが現地へ足を運び、実際に目で見て確認した“いいもの”を厳選して仕入れています。

建材部のスタッフは知識も豊富で、良い商品を求めて多くの展示会に足を運び、これまでに数多くの資材を見てきている建材のエキスパートです。

大量仕入れによるコストダウンも実現できており、こうしたグループのつながりはインターデコハウスの強味の一つにもなっています。

建材部スタッフが持ち帰った建材サンプルを、今度はインターデコハウスの商品開発に携わる設計やコーディネーターなどのスタッフが商品のコンセプトや建築様式、デザインに合うかどうか、メンテナンスの必要性や価格との折り合いなどさまざまな視点で採用するかどうか判断しています。

なかなか目には見えない部分ではありますが、インターデコハウスではこのように建材一つを採用するまでにとても多くのスタッフが関わっているのです。

そして数々のチェックをくぐり抜けた本当に良いものをお客様に提供しています。

ただし、全部が全部輸入品というわけではなく、国産品ももちろん使用しています。特に水廻りに関しては国産のものを使っています。

輸入品ですとサイズの違いから頻繁に水漏れが起きてしまったり、メンテナンスのための部品取り寄せに時間がかかったりということが考えられ、これらを回避するためです。

デザインも大切ですが、暮らしやすさが第一です。

輸入住宅の普及にともない、国産品でもデザインの幅が広がり、輸入住宅の雰囲気に合わせやすい商品も増えていますので、私たちも選択肢の幅が広がっています。

輸入住宅の特徴・魅力

■おしゃれなデザイン

先にも書いたように、輸入住宅の魅力としてまず上げられるのが「おしゃれなデザイン」です。

実際にインターデコハウスの家を見ていただければわかると思いますが、本当に外観デザインは海外の建築思想・様式をお手本にディテールにこだわって作っています。

例えば装飾アイテムです。妻飾りや窓飾りのオープンルーバー、タイルなど、実際には付属していなくても支障はありませんが、デザインのエッセンスを加えるためには欠かせないと考えています。

人間で言うアクセサリーのようなもので、家の表情を際立たせてくれる役割があります。周りの家と比べてもちょっと目を引きますよね。

屋根材や外壁材だけでなく、こうした細かいアイテム一つ一つも全てFC本部のスタッフがしっかりとチェックした上で、それぞれの商品に合った魅力的に見せてくれるものを使っています。

また、インターデコハウスでは正面から見た時に美しく見えるように、特に窓の位置や高さを揃えて配置するようにしています。

間取りを考える時には同時に外観デザインと窓の配置についても意識しながら設計をしていきます。

こうしたこだわりの家づくりについては、住宅展示場やオープンハウスなどに足を運んで、ぜひ実際の建物を見ていただけるとよくわかると思います。

インターデコハウス秋田(住広ホーム)には常設の住宅展示場があります。

オープンハウスも不定期ですが開催しています。開催情報はホームページのイベント情報で随時お知らせしていますので、チェックしてみてください。

■インテリアで魅せるこだわり空間

外観がどんなに素敵でも、中に入ってみるとふつうの家…これでは輸入住宅の魅力が半減してしまいます。外から見ても素敵、中に入ったらやっぱり素敵!と期待を裏切らない家でありたいですよね。

でも、中には「インテリアコーディネートなんて出来ない」「自分の好みで選んでまとまりのない残念な雰囲気になったらどうしよう」と考える人もいることでしょう。

近年ではSNSなどでインテリアの写真が載せられていたり、Room Clip(ルームクリップ)といったサイトなどでもたくさんのインテリア実例が紹介されるなどして、参考になるものを手軽に探せるようになりました。

しかし、いくら真似ようとしても自分でやるとなるとハードルが高いと感じる人も少なくないはずです。

インターデコハウスの場合はそれぞれの商品ごとに推奨のコーディネート仕様が用意されています。

これはインターデコハウスの商品開発にも携わっているプロのインテリアコーディネーターが、商品のコンセプトやデザインに合わせて作成したものです。

標準仕様だけを選んでも雰囲気を壊さずに統一感のある空間が作られるようになっていますが、それをベースに素材を変えたり、色を選んだり、オプションに変更・追加したりとお客様自身で予算とお好みに合わせてアレンジすることも可能で、安心して楽しくオリジナリティのある家づくりができてしまいます。

例えば、インターデコハウスで大人気のタイルキッチンも標準仕様に含まれているのですが、タイルの大きさや色などはお好みでアレンジが可能です。

写真のように天板の周りにモザイクタイルをあしらってデザイン性を高めることもできます。(天板は人造大理石も選ぶことができます)

キッチンの面材も無垢材が標準仕様となっており、色を選ぶことができるようになっています。

推奨コーディネートはあるものの、このようにお客様自身で選べる部分も多いので、家づくりの中でもインテリアコーディネートの時間が楽しかったとおっしゃるお客様は多くいらっしゃいます。

さらにインターデコハウスでは家具の企画・提案も行っているので、トータルコーディネートできるというのも魅力の一つです。

なかなかイメージに合う家具が見つからないという場合にも強い味方になります。

■性能の高さ

日本では木材を柱や梁、筋交いで構成する木造軸組工法が多く見られます。一方、欧米では面と面を合わせる工法が主流となっています。

例えば、北米で一般的なのはツーバイフォー工法です。これは床・壁・天井の6面全体で支えて外力を分散する剛性の高い工法で、これまで日本で発生した数々の大震災でも安定した強度を発揮しています。

わかりやすいようにイラストにしたものがありますので、比較してみてください。

また、ツーバイフォー工法は耐震性だけでなく、優れた断熱性・気密性、耐火性、耐久性も兼ね備えており、長く暮らすことを考えると高性能でかつ省エネ住宅であることは大きな魅力といえます。

インターデコハウスもこのツーバイフォー工法を採用しています。

『北欧住宅のツーバイフォー工法とは?地震の多い日本でも安心』という記事では、地震での耐震性やツーバイフォー工法のメリット・デメリットなど、より詳しく解説していますので、気になる方はそちらも参考にしてください。

■ゆとりのある広々空間を実現

海外の住宅でよく見る広々とした空間は輸入住宅の特徴でもあるオープンプランニングによるものです。オープンプランニングというのは、リビングやダイニング、キッチンといった空間の壁を構造上必要とされる部分を除いて仕切り壁を少なくし、ゆとりのある空間を作ります。

先ほど説明したツーバイフォー工法が間仕切りや柱をあまり必要としない構造であることに加え、高気密・高断熱で省エネ性にも優れていることから、こうしたオープンプランニングを可能にしているのです。

インターデコハウスでもこのオープンプランニングを採用しています。ホームページの実例などをご覧いただくとわかりますが、基本的には写真のようにキッチン・ダイニング・リビングとひと続きになっている間取りが多いです。

輸入住宅のメンテナンス

海外では日常的に住宅のメンテナンスが行われており、しっかりと維持管理されているので、古い家でも大切に住み継がれています。

メンテナンスを手間と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その手間をかけることで耐久性が維持され、住宅の寿命が伸び、その分長く住み続けられるようになるとしたらどうでしょう。手をかけた分だけ、愛着が深まるとしたら。

輸入住宅はメンテナンスをしっかりしていくことで、その価値を守ることができます。ウッドデッキは5年、設備機器は10年とメンテナンスが必要になる時期は商品によって異なります。

耐用年数や保証期間なども商品やメーカーによって違うので、引き渡し時などに行われる説明を聞きながら確認しておくと良いでしょう。

メンテナンスについては『輸入住宅はメンテナンスが大事!長く住むためのポイント』という記事も書いています。併せてご覧下さい。

保証制度についてはこちらにまとめてあります。

輸入住宅は本当に日本で建てて大丈夫?

家を建てるというのは初めてのことで、わからないことだらけ。人生の中でも高額な買い物をするわけですから、心配は尽きないと思います。

「輸入住宅は本当に日本で建てて大丈夫?」という質問があったとしたら、「大丈夫です!」と答えます。考えてみてください。今、日本で輸入住宅がどれほど建っていると思いますか?

下のグラフは国土交通省により輸入住宅関連企業アンケート調査結果の中の「輸入住宅供給戸数」の推移です。平成8年度以降は毎年7,000~8,000戸程度で推移しているのがわかります。

性能の強さのところでも説明しましたが、日本のような地震大国では耐震性のある輸入住宅のツーバイフォー工法の良さも実感できます。

輸入住宅で不安要素としてよく上がるのがメンテナンスの面ですが、そうした課題に対して輸入住宅を取り扱う会社では、在庫を多く持っておいたり、独自ルートで仕入れられるような対策を取っているはずです。

アフターサービスにおいても日本の住宅と同じように定期点検を行うなど、各社独自のアフターサービスを行っています。

不安を解消するためには、輸入住宅に関する専門知識を持ち、施工実績もきちんとある住宅会社を選ぶことが大切です。その上で、担当者の対応や会社の信頼性、アフターメンテナンスの有無などについてもしっかりとチェックしてください。

輸入住宅の住宅会社を選ぶときのポイントについては下の記事にまとめてありますので、参考にしてみてくださいね。

まとめ

今回は「輸入住宅の基礎知識!本当に日本で建てても大丈夫?」というタイトルでお伝えしてきました。伝えたいことはまだまだたくさんあるのですが、ぎゅっと凝縮してまとめました。

輸入住宅での建築を検討されている方も迷われている方も、ぜひお家づくりの参考にしていただけたらと思います。

インターデコハウス秋田(住広ホーム)はFC本部が主催する各種研修に参加し、輸入住宅についての知識を吸収しています。過去には海外研修で北欧の本場の家も見てきています。それなりの棟数を建築してきた実績もあります。

インターデコハウスの住宅知識を有し、家づくりにかける想いを共有する家づくりのエキスパート集団「元気会」のメンバーが一棟一棟想いを込めて建築にあたっています。

輸入住宅をお考えの場合は、ぜひ一候補としてご検討いただけるとうれしいです。何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せくださいね。

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インターデコハウスは2020年で20周年を迎えました。20周年を記念してカタログが新しくなりました!インターデコハウスの無料カタログをご希望の方はカタログ応募フォームからお問い合わせ下さい。

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インターデコハウスのコンセプトや世界観がわかる一冊です。インターデコハウスのコンセプトや「北欧」「南欧」「北米」に分けられた商品ラインナップの各商品の説明が実際の実例写真と共に紹介されています。

この1冊でインターデコハウスのファンになっていただけると思います。また、商品ごとにプロのコーディネーターへインタビューしたインテリアデザインポイントを掲載しています。

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枠組壁工法(ツーバイフォー工法)を取り入れた工法は地震や台風にも強いと言われています。

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この記事を書いた人

住広ホーム株式会社(インターデコハウス秋田・COZY秋田) 取締役統括部長/営業 畠山 雄大(はたけやま たけひろ)
  • 宅地建物取引士
  • 2級ファイナンシャルプランニング技能士
  • 住宅ローンアドバイザー

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。

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