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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
今回は秋田へ移住を検討している方に向けた記事の内容になります。予め知っておいたほうが良いことやこうすると失敗してしまうかもという事例をご紹介します。
失敗というとネガティブな風に聞こえてしまいますが、ここでいう失敗とは移住はしたけどちょっと後悔したな。予め知っておけばよかったな。もっと事前に調べておけばよかったな。
というようなこととしてご紹介します。
秋田への移住で失敗する理由は以下のようなことが挙げられます。
秋田県は南北に広く、中心地である秋田市でも雪は降りますが、県北・県南の場合はさらに冬になると雪が積もります。
降雪地域で元々暮らしている人であれば対処できますが、東京など雪がめったに降らない地域からの移住であれば知らなくて失敗してしまうとうケースがありえます。
東京などの首都圏に住んでいた人であれば公共交通機関が発達しているのでマイカーを持っていない家庭も多くあります。
しかし秋田ではマイカー(しかも1人1台)が当たり前の地域です。どこに行くにも車がないと不便を感じてしまうでしょう。
マイカーを持っていない人であればマイカーを購入するという思わぬ出費が発生することも。
東京であればどの街へ行っても洋服やインテリア・雑貨など購入できる店舗がありますが、秋田には限られた場所にしかありません。
店舗へ行って買い物をするというよりインターネットを上手に使って買い物をすることが増えるでしょう。休日はショッピングが趣味という方であれば、別の趣味を見つけることをおすすめします。
近隣の他県に行くにも秋田で暮らしている人は車を使う事が多いです。さらに遠い他県には新幹線や飛行機もありますが便が少なかったりもするので出張などビジネスで他県に行くことが多い方は移動日が1日多く必要ということも考えられます。
普段から出張が多い方は、移動方法なども移住までに確認しておくことをおすすめします。
これらは一例ですが、東京などの首都圏からの移住の場合は、元の街と同じ暮らしをすることはほぼ難しいので移住先の新しい生活スタイルを探すようにしましょう。
次に”秋田への移住に失敗する人”の特徴をご紹介します。
休日にはちょっと歩いてカフェにいって読書、雑貨屋さんを回って部屋のインテリアをアップデート。このようなことを気軽に考えていると、秋田ではカフェに行くにしても車で行かないといけないし、駐車場に車を停めるから駐車料金もかかる。雑貨屋さんはどこにあるかあまりわからない。結局家に帰ってネット通販で欲しいインテリアを探す。
地域が変わればその地に合わせた暮らし方やセンスが必要になってきます。都内と同じ暮らしができないと辛いという方には辛いかもしれませんね。
雪が苦手(冬が苦手)という人には寒い冬は辛いかもしれませんね。ただし、暖房設備などは都内と比べると充実している建物もあります。
冬は寒いのが当たり前なので、建物はきちんと暖房設備が完備されています。都内だとエアコン暖房のみという建物もありますが、パネルヒーターなどの暖房設備が併用されている建物が多いです。
東京にいた頃は隣の部屋にどんな人が住んでいるのかもわからずに暮らしていたという方もいるのではないでしょうか。
秋田では必ずしも積極的な人ばかりではありませんが、近所付き合いや地域の住民とのかかわりは自ずと増えてきます。
郊外へ行けば行くほどその地域に暮らしている人とのコミュニケーションが活発になります。
何事も経験ですので前向きに考えてみましょう。
次に”秋田への移住に向いている人はこのような人”というのをご紹介します。
東京にいるとどこに行っても人が多いですよね。スローな時間を感じることができないというか。もちろん人混みばかりではないということは知っているのですが、人混みのイメージが強いですよね。
それに比べて秋田の場合はお祭りなどの行事以外は人混みになることがほとんどありません。秋田でずっと暮らしていると寂しいなと思うこともありますが、他県から見るとこの静かな感じが好きな人には秋田という地域が合っているのではないでしょうか。
秋田市多世帯同居・近居推進事業という制度が秋田市にはあります。秋田市では、多世帯家族の同居または近隣に居住することにより家族の絆を強め、子育て世帯や高齢者世帯が安心して暮らせる環境づくりを目的に、同居または近居を望む方の住環境整備を推進しています。
この制度では住宅新築や購入の補助金があります。
※詳細は秋田市ホームページを参照してください。
秋田にはAターン制度という仕組みがあります。Aターンとはオールターン(All Turn)の「A」と秋田(Akita)の「A」を掛けた言葉で、Uターン・Iターン・Jターンを含む総称です。秋田出身の人もそうじゃない人も秋田へ住んでほしいという願いがこもっています。
(参考:秋田県ふるさと定住機構)
登録しておくことで秋田県内の求人情報などが提供されます。職を変えて移住をする場合にはこのような制度を活用することもおすすめします。
先程の補助金のような制度も充実しているので検討してみてくださいね。
移住が初めてで秋田へ移住するならやはり秋田市がおすすめです。
独身の方であれば、職場の近くや秋田駅・大町・川反へのアクセスが良いというのを選択する方もいますね。車を持たないのであれば職場の近くをおすすめします。
毎朝の通勤で時間がかかりすぎるのはストレスにもなりかねないですよね。最初は職場の近くに住んで秋田市に慣れてきたら他の地域に住むというように段階を経て考えるとよいのではないでしょうか。
地域というよりはお互いの職場へのアクセスが良い中間地点のような地域がおすすめです。お互い車を持っているのであれば職場に近くなくても良いですし、お酒を飲みに行っても秋田の場合は代行で帰るのがほとんどです。
食品の買い出しはスーパーが地域ごとにあるので車があれば不便を感じないでしょう。しかし車がない場合はバスの本数が多い地域などを選ぶことをおすすめします。
小学生のお子様がいるご家庭には小学校までの距離が重要になってくると思いますので、小学校まで徒歩20分以内の地域がおすすめです。
小学校の近くであれば同年代のお子様もいますし何かと安心ですよね。
駅チカなどの地域は単身者が多く車通りも多いので気をつけなければいけない場所もあります。
実際、中心地からは少し離れた小学校まで最大徒歩20分程度で通える地域を選ぶ方が多いです。
今回は、「秋田移住で失敗する理由と失敗しやすい人の特徴は?」という内容をご紹介してきました。秋田への移住といっても秋田県は南北に長い県です。
県の人口の半数は秋田市に住んでいますので秋田県への移住を検討されている方はまずは秋田市を選んでも良いかもしれません。
秋田には様々な移住に対する制度があるので、知っているとお得に移住できることもありますよ。意外と都会と同じと思って移住をすると失敗したと後悔することになるかもしれないので、注意してくださいね。
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