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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの畠山です。
みなさんは”北欧”と聞いてどのようなことをイメージしますか?
オーロラやフィヨルド、美しい豊かな自然、ムーミン、リサ・ラーソン、マリメッコ、福祉国家、高税率、北欧デザイン、北欧家具、サウナなど様々なワードが上がりそうですね。
以前、『幸福度の高い北欧諸国、その背景にある教育と子育て』という記事の中でも書きましたが、北欧諸国は国連が発表している「世界幸福度ランキング」で上位にランキングされていることでも有名です。
特にフィンランドは2018年から2020年まで3年連続で首位を獲得しています。2020年のランキングでは、1位フィンランド、2位デンマーク、4位アイスランド、5位ノルウェーとなっており、上位5位以内に4か国が入っています。一方、日本はというと…62位。
これほどまでに幸福度が高い理由はどんなところからきているのでしょうか。北欧の生活について項目を分けて様々な視点から探ってみたいと思います。
目次
フィンランドの首都ヘルシンキと東京の各月の最高気温の平均を比較してみると、おおよそ10度前後の差があります。例えば、ヘルシンキの春(4~5月)や秋(9~10月)の気温は東京の初冬くらい、夏(6~8月)は東京の初夏くらいと考えるとイメージしやすいかもしれませんね。
北欧にも日本と同じように四季があります。北極圏の近くに位置するため、極寒で寒さが厳しいというイメージがあるかと思いますが、実際にはノルウェー沿岸を流れるメキシコ暖流の影響により、同緯度のほかの地域と比べても比較的穏やかな気候となっています。
北極圏に入る北端の地域では、太陽が一日中沈まない白夜と、太陽が一日中昇らない極夜があります。
北欧と日本との共通点の一つによく国民性が挙げられます。主張し過ぎず、控えめな性格というのが似ているとされています。中でもフィンランド人はシャイで人見知り、パーソナルスペースが広い、礼儀正しく、時間や約束をきちんと守るなど日本人に近いものが感じられます。
下の記事では、北欧と日本の共通点について「気候」「文化」「性格」の3つに分けてお伝えしていますので、併せてご覧ください。
そんな北欧人のコミュニケーションの取り方は日本人とは違っているようです。特徴的なのは、業務時間外に仕事の付き合いを持ち込むのはタブーとされ、程よい距離感で自分と相手との間にしっかり境界線を引いていること。
日本では離職の原因として「職場での人間関係」というケースが多く見受けられますが、北欧ではこうした話はあまり聞かないのだそうです。
職場での親睦は主に就業中のコーヒー休憩の時間を使い、リラックスしながら会話を交わし、コミュニケーションをとることで絆を深めて良い関係を作っています。
このようなコーヒーブレイクを「fika(フィーカ)」と言い、スウェーデンではなくてはならないほど大切な文化として根付いています。午前10時と午後3時は暗黙の了解でフィーカタイムとなっており、何を差し置いても最優先されるほどなのだとか。
会話の中にも相手と自分を尊重している様子が垣間見えます。日本人は相手の話に共感したり、同情したりすることが多いですが、北欧の人は相手に合わせることも拒絶することもせず、相手の話をそのまま受け入れます。その上で自分の意見も言うというのが北欧流のコミュニケーションなのだそうです。
『永く住み継がれていく北欧住宅の魅力』という記事の中でも触れましたが、北欧では自分たちで家をメンテナンスしながら永く住み続けられるようにするという考え方が浸透しており、子どもや孫世代へと住み継いでいきます。
そうすることで、子どもや孫たちは家にお金を掛けずに趣味などの暮らしを楽しむことに使えると考える方も多いようです。
北欧住宅は平均寿命が75年と長く、築年数が100年、200年以上といった建物も多く見られます。北欧では、このように築年数の長いものほど品質が良いと評価され、価値が高くなる傾向にあります。
家具に関しても同じで、使うほどに味が出て、ヴィンテージ・アンティークと価値が高まるもの、資産として継承していくものと考えられています。
北欧の人々は家族で過ごす時間をとても大切にしています。残業をせずに終業後にまっすぐ家に帰るのもそのためです。仕事を効率良くこなすのもそこにつながっています。
週末も家族で一緒に過ごすことが多く、森や自然の中で大自然を満喫し、リラックスするというのが北欧ならではの休日の過ごし方。フィンランドでは「日曜日は家族と一緒に過ごす」のが当たり前の習慣となっており、ほとんどのお店が閉まっているそうです。
フィンランドには父親の育児を推進するためにできた「父親休業」という制度があります。子どもが2歳になるまでの間、合計で延べ9週間まで父親が休業を取得できるもので、給与の約70~75%が保障されています。そしてその利用率は約75%にもなるそうです。
もちろん「母親休業」(産前・産後に約17週間)もありますし、その後両親のどちらかが取得できる「両親休業」という制度もあります。
また、もう何年も前から子育てを積極的にする男性は社会的に評価されるという雰囲気作りにも取り組んでいるのだそうです。
ノルウェーでも父親の育児休暇制度が義務付けられています。両親合わせて最大54週間取得可能なうち、最低12週間は父親が取らなければなりません。
スウェーデンでは世界最長日数、子ども1人につき480日の育児休暇を取得でき、そのうち父親は最低60日間取得しなければなりません。
子どもが8歳になるまで適応されることや、出産後の最初の390日は月給の80%まで保障されること、周りがみんな取得しているからといった理由で取得率はとても高いようです。
こうした背景には、やはり国として制度がしっかりと整っており、それが浸透して取得するのが当たり前という環境が作られているからなのでしょう。
日本では働き方改革が進んでいるとは言え、未だに女性ですら産休・育休に後ろめたさを感じるような環境にある方も多いのではないでしょうか。
北欧では小学校から大学院までの学費は無料で、誰にでも平等に学ぶ機会が与えられています。そのため、一度社会に出ていたとしても、やりたいことや方向性が変わってやり直すことは、経済的コストも低く比較的ハードルが低いようです。
スウェーデンでは、「人は1歳から生涯にわたって学ぶ」という考え方があり、年齢に関係なく、学ぶ意欲があればそのための環境を与えてくれています。
ノルウェーでは「18歳の自立」が教育の基盤となっており、少人数教育の中で一人ひとりの個性を大切に「自分らしい生き方」を見つけることが学歴よりも優先されています。子ども自身も早くから親からの独立を意識しているそうです。
デンマークの子どもたちも早いうちから自分の将来について考える環境におかれています。1年生から9年生までの国民学校を卒業するまでに将来就きたい職業を決め、それに合った進路を選択します。
小学校の教育ではテストや通信簿はなく、一人ひとりの能力に合わせた学びを大切に、しっかりとコミュニケーションをとって学習が進められます。
すでに小さいころから、成績や学歴が重視される日本の競争社会とは全く異なる環境にあるのですね。
寒い冬の期間が長く、日照時間も短いことから、北欧の人々は年間を通して長い時間を家の中で過ごしています。ですから、家の中でも楽しく快適に過ごせる居心地の良い空間を作ろうとさまざまな工夫がされてきました。
特徴的な大きな窓もその一つ。日照時間が短い北欧で太陽の光はとても貴重です。その光を出来るだけ室内に取り入れたいという想いの表れでもあります。
また、自然を大切にする北欧人は生活の中にも自然素材をふんだんに取り入れており、窓によって家の中と外をつなぐことで、家の中にいても自然を感じられるようにしています。そのため、中にはカーテンをつけていないお家もあるそうです。
家具にも豊富な資源である木材が使われています。北欧家具の魅力はそんな木のぬくもりや質感、美しい木目。さらに、長く使えるシンプルで飽きのこないデザインや実用性・利便性・耐久性の高さといった特長も備えています。
熟練の職人たちによって丁寧に時間をかけて作られたものは、木をしなやかに曲げる”曲げ木”の技術なども施されるなど細部までこだわりが見られ、世界中で多くの人に愛用されています。
日本でも人気の北欧家具ブランドは下の記事で紹介していますので、興味のある方はご覧になってみてください。
照明も北欧デザインのおしゃれで素敵なものが多くありますよね。デンマークの照明器具メーカー「ルイス・ポールセン」の商品は日本にもファンが多く、その存在感のある美しいデザインを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
北欧では部屋全体を明るく照らす日本のものとは違い、温かみのある色でほんわかやわらかい灯りの間接照明が使われています。ダイニングなどでよく使われるペンダントライトは、テーブルから60~65cmくらいの低めの高さに吊るすのが北欧スタイルです。
照明については下の記事に書いていますので、よろしければお読みください。
今回は、「北欧の生活が知りたい!世界幸福度調査で常連の理由」についてお伝えしてきました。北欧では日々の暮らしを大切にしているという印象を受けます。
「物質的ではなく、生活の質を大切にする価値観やライフスタイル」がベースにあるからこそ、丁寧な暮らしで心を満たしているのでしょう。
そうした心持ちはぜひともお手本にしたいところですね。
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