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前回のコラムでは、事前審査の承認後に新規のローンを組むタイミングや注意点についてお話ししました。今回も引き続き、事前審査が承認されたあとに気をつけたいことをお伝えしていきたいと思います。
事前審査を申し込む際は、その時点の金利をもとに月々の支払額をシミュレーションします。ただ、最終的にその金利で借りられるとは限りません。
金融機関によって違いはありますが、一般的には「融資実行時」、つまり実際にお金が融資される日(月)の金利が適用されます。
そのため、事前審査を通してから融資実行まで期間が空いてしまうと、金利の上昇によって、当初計画していたよりも月々の支払額が増えてしまう可能性があります。
特に、土地を購入して注文住宅を建てる場合は、事前審査から融資実行まで少なくとも数ヵ月はかかります。月々の支払額が事前審査のシミュレーションと変わってしまうことがある、という点は頭に入れておきたいですね。
一方で、建売住宅や中古住宅など、すでに現物があるものについては、事前審査から融資実行までそれほど期間を空けずに進められます。注文住宅を建てる場合に比べると、影響は少ないかと思います。
ただし、月をまたぐと金利が変わってしまう可能性があるので、リスクを負いたくない場合は、できるだけその月のうちに融資を実行した方が安心です。もちろん、金利が下がるケースもなくはないので、その場合はラッキーですね。
前の項目で「一般的には融資実行時の金利が適用される」とお話ししましたが、一部の金融機関では、本申込み時の金利と融資実行時の金利の、いずれか低い方を選べるところもあります。
このタイプの金融機関を利用する場合は、まずは本申込みまで早めにたどり着きたいですね。
金利が適用されるタイミングを、金融機関選びの基準にする必要まではないと思います。ですが、自分が利用しようと考えている金融機関が「どのタイミングの金利を適用するのか」を知っておくと、あとで「えっ!?」とならずに済みます。
金利のことは、つい「審査が通れば大丈夫」と思いがちですが、実際に決まるのはもう少し先のタイミングです。あらかじめ仕組みを知っておくだけで、いざというときに落ち着いて対応できます。気になる点があれば、早めに金融機関や担当者に確認しておくと安心ですね。
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