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先日、県外で住宅を建築中の知人と会う機会がありました。
もう数ヵ月で完成するということでとても楽しみにしているようでしたが、色々と話を聞いているうちに「ん?」と感じるようなことがあり、同じような状況の方が結構多いのではと思いここで紹介したいと思います。
その知人「S氏」とはだいぶ長い付き合いなので以前から住宅を建築することは聞いていましたが、県外ということもあり簡単なアドバイスをする程度でした。
いよいよ完成が見えてきたという話になったので「住宅ローンはどんな感じ?」と聞いたところ「フラット35」で本申込みまで済んでいて、土地代金のつなぎ融資を受けているとのことでした。
「ちなみにフラット35を申し込んだのはいつ頃?」と聞いたところ「一年くらい前かな」ということだったので、分かっているとは思ったのですが、一年前と今のフラット35の金利差、フラット35の適用金利は本申し込み時ではなく融資実行時(建物完成時)、という話をしました。
私が一番気になったのは、約一年前(2025年10月)のフラット35の金利は「1.89%」で、現在(2026年10月)は「3.83%」という点です。
S氏はそれなりに大きな金額を借りる予定なので、
1.89%の場合と3.83%の場合を比較すると月々の支払い額が約70,000円違います。
要は一年前の本申し込み時に想定していた月々の支払い額よりもかなり高くなってしまうことになります。
もちろんこれからの2~3か月でさらに金利が動くことも考えられるので、そのことについても伝えておきました。
S氏もそれとなく分かってはいたものの、具体的な数字を見ると「払えないわけじゃないけどヤバいですね・・・」「何かいい方法はないですよね?」というリアクションでしたので、ひとつアドバイスをさせていただきました。
100%可能とは言えませんが、今から他の銀行(民間金融機関)へ相談することを提案しました。
現在の状況を伝えてフラット35ではなく銀行で貸してもらえるかの相談です。
土地代金のつなぎ融資をすでに受けている状況なのでその旨についても銀行に伝えるようにアドバイスしました。
S氏が依頼している住宅会社からは住宅ローンについてのアドバイスやサポートが期待できないということでS氏が自ら動く必要があるのですが、完成までまだ数ヵ月あるので時間的には可能だと思います。
ただし最初にも書きましたが100%可能とは言えません。銀行が対応してくれるかどうかが全てになります。またX銀行では不可でもY銀行であれば対応可能というケースもあるので、もし一つ目の銀行で断られても他の銀行にも相談してみるようにアドバイスしました。
今回のS氏のケースではフラット35のデメリットの部分が大きく出てしまいました。
中古住宅や建売住宅を購入する場合は既に現物があるので、本申込みから融資実行までの期間は短期で済みますが、土地を購入して注文住宅を建築する場合にはその期間が長期になります。
もちろん過去には今回とは逆のケースで金利が下がってラッキーという方もいました。
どちらに転ぶかは分かりませんがやはりフラット35を借りる際には注意が必要ですね。
金利がこの先どう動くかは誰にも分かりませんが、金利がいつ決まるのかを知っておくだけでも備え方は変わってくると思います。気になることがあれば早めに相談しながら、焦らずひとつずつ確認していきたいですね。

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。
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