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前回のコラムでは、ご主人様ひとりの収入では希望する借入額に届かないところを、夫婦の連帯債務で収入合算をすることで借りられるようにしようとしたH様のお話しをしました。
結果的に住宅ローンの事前審査はNG回答となり、原因としては奥様の過去の支払い遅れなのではないかと予想を立てましたが、今回は後編としてH様のその後についてお話ししたいと思います。
一旦NGの回答が出てしまったものについてはどうしようもないので、H様の今後の方針として主に次のような方法を提案しました。
資金計画を縮小することでご主人様の単独債務でも借りられる額で事前審査を出しなおす方法です。
そのため希望していた土地(比較的価格が高いエリア)については諦めざるを得ません。
また、先にNG回答だった金融機関(保証会社)については、ご主人様単独に変更してもすぐに出しなおすことはできない(出しても前回と同じ結果になる)ため、別の金融機関(保証会社)に出すことになります。
奥様の個人信用情報の遅れの履歴が消えるまで期間を空けてから再チャレンジする方法です。
現在の個人信用情報を調べてもらうことで履歴がいつ頃になれば消えるのかおおよその予測はできるのですが、再チャレンジする際には履歴が確実に消えていないと意味がないので、履歴が消えそうなタイミングになったら再度ご自身で個人信用情報を調べてもらった方が確実です。
※自分の個人信用情報を自分で調べることが可能なので、気になる方は「CIC 情報開示」で検索してみてください。
奥様の支払い遅れの履歴があることを伝えたうえで受け入れてくれる金融機関を探す方法です。
ただ遅れたことがあるというだけではなく、借入先、期間、金額、遅れた理由、完済までの流れなどもできる限りオープンに伝えることが大事です。
経緯によっては受け入れてくれる金融機関も存在しますが、自分で複数の銀行へ行き相談するのはかなり大変だと思いますし、必要な情報を上手くまとめて伝える方法も難しいので専門家や詳しい人に相談した方が良いですね。
このパターンで受け入れてくれる金融機関は、金利や保証料などが少し高く設定される可能性があるのでそこは注意してください。
言葉を選ばずに言うと、「審査が甘い=金利・保証料が高い」というのが一般的です。
またこの場合でも現在の個人信用情報を調べておいた方が、金融機関に対して遅れの経緯を詳細に伝えやすいと思います。
これらの他にもまだまだ方法はありますが主なものを紹介させていただきました。
今回H様と相談をして選んだ方法は、すべてオープンに伝えて受け入れてくれる金融機関を探す、です。
結果からお話しすると、無事に事前審査が通りました。
まずは今すぐできる方法からチャレンジしていきましょうということでこの方法を選びましたが、もしNGであればまた別の方法でチャレンジする予定でした。
先にお話しした通り、金利と保証料については最初に事前審査を申し込んだ金融機関より少し高くなってしまいましたが、H様としては「これくらいであれば大丈夫」とのことでしたのでこの金融機関で進めていくことになりました。
今回の実例はあくまでH様の場合のお話しなので同じ方法で他の皆さんがOKになるとは限りません。それぞれの状況に合わせて最適な提案ができるのが専門家だと思いますので、自分たちの住宅ローンを誰に任せるかというのはとても大事なことですね。
ひとつのNGで立ち止まらず、焦らず、ひとつずつ確認していきたいですね。

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。
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