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これまで住宅ローンの事前審査については、提出するまでの準備や、提出する際の注意点についてお話ししてきました。
今回は、無事に事前審査の承認を得た「あと」に気を付けたいポイントについてお話しします。
住宅ローンの事前審査を提出するとき、車のローンや教育ローン、カードローン、ショッピングの分割払いなどが残っていると、返済比率(返済負担率)に影響して審査が通りづらくなることがある、というお話は以前のコラムでもお伝えしました。
では、事前審査が通ったあとであれば、ローンを組んでも大丈夫なのでしょうか?
答えは、×です。
事前審査の承認を得たとはいえ、あくまでまだ「事前」です。このあとに本審査(本申込み)が控えていますので、まだ他のローンは組まないようにしましょう。
返済比率に余裕がある場合、その範囲内でローンを組むこと自体は計算上は問題ありません。それでも、本審査をより確実に通すためには、控えておいたほうが無難だと思います。
それでは、どのタイミングなら他のローンを組んでも大丈夫なのでしょうか。
結論から言うと、金融機関と金消契約(金銭消費貸借契約)を交わし、融資が実行されたあとにしたほうが間違いないでしょう。
本審査の承認を得たとしても、まだ金融機関と融資の契約を交わしたわけではありません。
実際に融資金を受け取るまでは、余計なリスクを負わないようにしたいですね。
住宅を購入するときの資金計画は、単純なものではありません。
住宅購入に必要な資金と、住宅ローンの支払額だけをシミュレーションしたものは、資金計画ではなくただの見積りです。
住宅のほかにもローンを組まなければならないことや、まとまったお金が必要になることもあります。そうしたものまで含めて考えることが、本当の意味での資金計画だと思います。
知識と経験のある専門家に相談しながら、自分たちに合った資金計画を組んでいくのも良いですね。
事前審査が通ると、つい「もう大丈夫」と気がゆるみがちですが、本当のゴールは融資が実行されるまで続いています。焦らず、ひとつずつ確認しながら進めていきたいですね。気になる点があれば、早めにご相談いただければと思います。

ファイナンシャルプランナーの目線で、住宅を検討しているお客様の家づくりのアドバイスをさせていただいております。いつでもご相談いただければと思います。
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